ジョナサン・コット

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奪われた記憶 記憶と忘却への旅

ジョナサン・コット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763007056
ISBN 10 : 476300705X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
鈴木晶 ,  
追加情報
:
20cm,333p

内容詳細

脳に電気ショック療法を受けた結果、15年間の記憶を失ってしまった著者。その著者が、神経生物学者、老年学者、精神医学者、心理療法学者、宗教家と対話し、人間にとって「記憶」とは何かを追求した貴重な記録。

【著者紹介】
ジョナサン コット : 「ローリング・ストーン」誌の創刊以来の編集者、インタヴュアー、音楽評論家、作家、詩人

鈴木晶 : 1952年東京生まれ。東京大学文学部卒業。法政大学国際文化学部教授。専攻は身体表現論、精神分析思想。舞踊評論家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • eirianda さん

    鬱治療の電気ショック療法(ECT)の結果、一部長期記憶と幾らかの短期記憶を失った作家が、記憶に関して専門家や宗教家へインタビューしたものを纏めた本。第一部の専門的な話と患者としての苦しみはとても興味深く引き込まれた。次第に内容は宗教、というかかなり神秘主義っぽくなって、ついていくのが困難に…。しかしこの苦しみに立ち向かうのは、魂や輪廻や死後の世界に足を踏み入れないとやっていけないのだろう、と納得した。記憶が自己を作るのだから、全く奇妙で人生迷子な経験。しかも元に戻れない。

  • echo. さん

    某国立大付属病院ではこの電気ショック療法がかなり研究進んでて、そこの閉鎖病棟に入院してた頃は、皆(9割くらい)がそのために入院していた。ので、ちょっと懐かしさもあり。ただそのあたりの背景をすでに知ってる者としては、回復記憶と虚偽記憶のところをもう少し厚く読みたかった。インタビュー形式は読みやすい。

  • izumiumi さん

    面白く読めた。インタビューする相手ごとに章が別れているのだが、前半が面白い。最後の2〜3章は宗教の話(少しオカルトっぽい)。オカルトは苦手だが、学者たちへの質問は、名インタビュアージョナサン・コットの上手さで読める。

  • おだまん さん

    電気ショックにて記憶を失った作者が模索する記憶と忘却と人生。記憶は人生。確かにそうなのですが、それ以上に忘却についての可能性をも示唆している。忘れることや認知症は悲しくつらいことには違いないのですがそれで終わってはいけない、それが人生。

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