ジュール・ミシュレ

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ジャンヌ・ダルク 中公文庫

ジュール・ミシュレ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122014084
ISBN 10 : 4122014085
フォーマット
出版社
発行年月
1987年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森井真 ,  
追加情報
:
16cm,272p

ユーザーレビュー

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フランス本国では定評のある作品であるが、...

投稿日:2012/01/18 (水)

フランス本国では定評のある作品であるが、訳がまずいのか、非常に読みにくいのが残念である。

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 植田 和昭 さん

    文章が難解で読みにくかったです。ジャンヌの裁判のとこが長かったなあ。現在の感覚からすると男装する女性は、普通だけど死刑(火炙り)に値することなんだなあ。この本は、キリスト教のことを読み込んでからじゃないと理解できないと思います。イギリス側からの描写がなくて残念。

  • 金吾 さん

    ジャンヌダルクについては詳しく知らないため興味深く読むことができました。特に裁判から死に至るまで話は中世を考えるときの一つの視点になると思いました。

  • またの名 さん

    処女は悪魔と契約できないとされてたので「じゃあ処女でなくなればいいんだな?(ニチャア」と理屈をこしらえた異端審問側の画策により、何を守るためにうら若きジャンヌが女性服を拒んでたか判明したと本書は仄めかす。異端の所業として男装を禁じられた収監中に男に襲われ庇護を求めるように色気のない男装を再び着てしまった乙女は、学識者が居並ぶ異端審問でもボロを出さなかったのに完全な戻り異端と認定。敵対者をも共感の渦に巻き込み最期の瞬間まで敬虔に祈るジャンヌを見た処刑人は、もう自分が神に赦されるのは不可能だと絶望したという。

  • 梧桐 さん

    現代にジャンヌ・ダルクが出てきたら、人類はどう思うだろう。きっと、キリスト教徒と物好きな人以外は、彼女を病気だと判断するに違いない。神の声を聞き、戦争に参加する。神が認められており、戦争も盛んだった時代だからこそ、ジャンヌは当時の人々に受け入れられたんだ。そして最も特筆すべきことは、ジャンヌが女だったから、現代に至るまで彼女が伝説的存在として君臨できていたに違いない。もしジャンヌが男だったとしたら、ここまで有名にはならなかったと思う。

  • 卯月 さん

    再読。同著者の『フランス史』から、ジャンヌ・ダルク関連部分のみを独立させた本。というわけで、ジャンヌ出現に至るまでの歴史に関しては、先に訳者あとがきを読んだ方が良い。ジャンヌが聖女と認められる(1920年)前の本なので、身を賭してフランスを救ったのに十分に敬われていない、という悲劇的な色合いが濃い気がする。1冊の半分弱は原注・訳注。非常に注が詳細だが、要するに、本文だけ読んでも理解できない……。当時、教皇庁が分裂して仏アヴィニョンと伊ローマに教皇が二人いた件は、他書で説明を読んだ記憶がないので有難かった。

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ジュール・ミシュレ

フランス革命末期の1798年8月にパリで生まれ、父親の印刷業を手伝いながら、まだ中世の面影を色濃く残すパリで育ち勉学に励んだ。1827年、高等師範の歴史学教授。1831年、国立古文書館の部長、1838年からコレージュ・ド・フランス教授。復古王制やナポレオン三世の帝政下、抑圧を受けながら人民を主役とす

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