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ISBN 10 : 433606671X
Content Description
ホモ・サピエンスに至る先史時代の宗教的感覚から、
インド、メソポタミア、エジプト、中国の古代世界、ゾロアスター教、一神教の成立まで??
人類にとって宗教とは何か、その誕生の秘密に迫る「ビジュアル版宗教誕生史」。
人類史に刻まれた儀礼や神話、象徴、葬送、藝術、呪術、聖所、信仰といった、人間の〈聖なるもの〉とのかかわりを多角的に考察。さらに、古代インド、シュメール・バビロニア、古代エジプト、中国、ゾロアスター教、一神教の成立までを視野に入れ、人類史を通した一貫した見解を提示。
また洞窟壁画や埋葬跡、神殿、神々の像など、約400点におよぶ美麗なカラー図版で、視覚的にも人類の信仰の歩みをたしかめることができる。
「エリアーデ宗教学の応用」としての価値も高く、宗教学・人類学・考古学の研究者のみならず、宗教文化に関心を持つ一般読者にも楽しめる一冊。
【目次】
第一部:「人間と聖なるもの」
1-1宗教人類学/1-2聖なるものの経験/1-3 象徴と象徴言語/1-4 起源の説明としての神話/1-5 ホモ・レリギオーススの生における儀礼/1-6 宗教的行動の諸構造/1-7 今日の口承伝統の宗教/1-8 ホ モ・ハビリスとホモ・シンボリクス/1-9 ホモ・エレクトス、ホモ・サピエンス、天の穹窿のシンボリズム/1-10 超越の発見 /1-11 人間の宗教的意識の誕生と成長
第二部:「先史時代から大宗教の時代へ」
2-1 アルカイックな葬礼 ネアンデルタール人と後期旧石器時代/2-2 フランコ=カンタブリア美術/2-3 洞窟美術の宗教的メッセージ/2-4 社会制度の始まり/2-5 狩猟「呪術」/2-6 洞穴時代の宗教藝術/2-7 定住化、耕作、宗教性/2-8 新石器時代の埋葬儀礼/2-9 聖化された家と聖域/2-10 農耕神話/2-11 新石器時代の女神信仰/2-12 岩面の銘刻、メンヒル、星辰信仰/2-13 インダス文明とヴェーダ期以前の宗教/2-14 シュメール=バビロニア人の宗教/2-15 ファラオ時代のエジプトの宗教的メッセージ/2-16 中国、道と陰陽/2-17 インド=ヨーロッパ語族の宗教とインドの宗教/2-18 ザラスシュトラのメッセージ/2-19 神の啓示と一神教
解説:江川純一
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