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ビザンツ 驚くべき中世帝国(新装版)

ジュディス・ヘリン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560098530
ISBN 10 : 4560098530
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

羨望の的となった、輝ける文明の歴史。ローマ帝国の継承者として、1000年にわたって東地中海に栄えたビザンツ帝国。その歴史を、政治・宗教・文化・経済など28のテーマを通して、西欧やイスラームとの関係とともに立体的に解説する。

目次 : はじめに―もうひとつのビザンツ史/ 第1部 ビザンツ帝国の基礎(コンスタンティヌスの町/ コンスタンティノープル―キリスト教世界最大の都市 ほか)/ 第2部 古代から中世への移行(イスラームへの防波堤/ イコン―新しいキリスト教芸術のかたち ほか)/ 第3部 中世国家となるビザンツ帝国(「ギリシアの火」/ ビザンツの経済 ほか)/ 第4部 ビザンツの多様性(十字軍を支えたもの/ 並び立つ塔―トレビゾンド、アルタ、ニカイア、テサロニケ ほか)/ おわりに―ビザンツの偉大さと遺産

【著者紹介】
ジュディス・ヘリン : 1942年生まれ。初期キリスト教史、ビザンツ女性史を専攻。キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)の古代末期・ビザンツ学講座名誉教授。皇族女性の活躍を描いた『緋色の女性たち―中世ビザンツ帝国の支配者』は数か国語に翻訳されており、2020年刊の『ラヴェンナ』はダフ・クーパー賞を受賞した。考古学・美術史にも造詣が深く、現代におけるビザンツ史研究の第一人者である

井上浩一 : 1947年京都市生まれ。大阪市立大学名誉教授。専門はビザンツ帝国史

足立広明 : 1958年兵庫県生まれ。奈良大学文学部教授。専門は初期ビザンツ、西洋古代末期史

中谷功治 : 1960年大阪市生まれ。関西学院大学文学部教授。専門は中期ビザンツ帝国史

根津由喜夫 : 1961年群馬県生まれ。金沢大学人間社会学域歴史言語学系教授。専門は中・後期ビザンツ帝国史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 人生ゴルディアス

    長かった……。びっしり文字が詰まって440P。およそ1100年続いた帝国の歴史書としては、それでも短いのかもしれない。世界史をちゃんとやってないので、ローマ帝国、東ローマ帝国、ビザンツの違いが判らなかったのだが、後ろ二つは同じだったのか。またローマ帝国も皇帝が何人かいて広い範囲を同時に治めていたけれど、ある日コンスタンティヌスが総取りしてコンスタンティノポリスを設立したと。そして子供らの時代にまた分裂して……な感じのようだ。1200年の十字軍による略奪なんかの話も、こんな感じだったのかと勉強になった。

  • ポルターガイスト

    ビザンツ帝国の概説書。編年体とテーマ史を組み合わせた形式になっており,そのおかげで社会・経済・文化などの側面にもかなり頁がさかれている。ビザンツ愛を感じる描きぶりで,ビザンツの内部事情だけで記述が完結しておらず,読めばなんらかの形で視野は広がると思う。個人的にはビザンツが広範囲に及ぼした影響力や,ビザンツとオスマンの連続性について認識が弱かったことに気づかされた。ローマ帝国とビザンツの連続性についても,イコン崇拝など今までに自分が見落としていた視点を与えてもらえた。

  • Go Extreme

    コンスタンティノープル→イスタンブール 良港・アジアとヨーロッパを結ぶ交通要所 ローマ帝国の新首都 コンスタンティヌスー313年・ミラノでガレリウスと会見→婚姻同盟 宗教的対立: コンスタンティヌス五世・偶像崇拝禁止→公会議でイコン崇拝糾弾→宗教対立激化 教皇グレゴリウス三世反対→西欧との対立 経済と交易: 経済は保守的で・国家に必要な物資の輸出禁止 貨幣制度は課税が基本・税収は軍事や宮廷維持に利用 プルガリアービザンツ帝国の脅威 教会合同ーヨハネス八世・西欧から軍事支援を得る目的でローマ教会と交渉

  • Go Extreme

    ビザンツ帝国の基礎:コンスタンティヌスの町 コンスタンティノープル 東ローマ帝国 ギリシア正教 聖ソフィア教会 ラヴェンナ・モザイク ローマ法 古代から中世への移行:イスラームへの防波堤 イコン――新しいキリスト教芸術のかたち 聖像破壊運動と聖像崇敬 読み書きのできる社会、はっきり表現する社会 スラヴ人の使徒聖キュリロスと聖メトディオス 中世国家となるビザンツ帝国:ギリシアの火 皇帝の子供たち ビザンツの多様性:十字軍を支えたもの 反乱者とパトロン ビザンツの偉大さと遺産

  • 水野洸也

    素晴らしい本でした

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