ジャン=マリー・ブイッスー

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理不尽な国ニッポン

ジャン=マリー・ブイッスー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309207957
ISBN 10 : 4309207952
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
376p;19

内容詳細

日本は外国からこう見られている!日本人はどこへ来てしまったのか?グランゼコールの名門「パリ政治学院日本代表」の著者が在日20年以上の経験を生かして論じた日本社会の実態!フランスでベストセラー!痛快で辛口の現代日本論!

目次 : それほど完璧ではない国/ 社会をつくる日本人製造工場/ 国をつくる―まかり通る欺瞞/ フランス人は分裂、日本人は団結―宗教とメディア/ 日本はどこへ…?基本と間違い/ 日本は復活できるのか?―将来への道すじ

【著者紹介】
ジャン=マリ・ブイス : 1950年パリ生まれ。歴史家で専門は現代日本。フランスの名門パリ高等師範学校(ENS)出身。1975年、リセ・フランコ・ジャポネ・ド・東京(現在の東京国際フランス学園)に赴任する(1979年まで)ために初来日。東京大学をはじめとする日本の著名大学で教鞭をとり、現代日本の政治や経済政策についての著書を数多く発表する。1982年から1984年まで、東京日仏学院(現在のアンスティテュ・フランセ東京)付き研究員を務め、九州日仏学館(現在のアンスティテュ・フランセ九州)の館長となる(1984〜1989年)。1990年、パリ政治学院研究科長に就任するために、フランスに帰国。日仏を往復するほか、各種の大学で教鞭をとる。2013年、パリ政治学院日本代表に就任して再来日、現在に至っている

鳥取絹子 : フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なにょう さん

    良著。フランス人の作者が見た日本にまつわるエッセイ。類書は数多あれど。話題は多岐に渡る。加えて日仏を優劣つけることなく、ただ比較する。★ジェンダー、移民、暴力、問題は山積する。日本はデモや論争でガラリと変化することは好まない。メディア、ある事件、裁判、ありとあらゆる根回しを使って、時には数年、数十年の時をかけながら、でも変わる時には鮮やかに変わる。★国民の統合に腐心する日本。象徴である天皇制を脅かす小室氏。結末は如何に……。きっと良い解決を見ることを願っている。→

  • 本の蟲 さん

    現代日本が専門のフランス人歴史家による日本紹介本。「普遍的な原理」の元「理にかなっている」母国より、なぜかうまくいっている所がある「理不尽な国」日本。過度な賞賛も批判もせず、純粋な比較をするという内容だが、「理不尽」の詳細に踏み込むため、わりと辛口。的を射てる部分も多いが、やはり著者の立場や思想「反安部・与党は歴史修正主義・死刑絶対反対・カルロスゴーン支持etc」が透けて見える。本国出版の邦訳本で、これを読んでもフランス人が日本の何かを参考にする気は全く起きない気もするが…

  • ピンガペンギン さん

    日本在住20年のフランス人歴史家による日仏社会文化比較エッセイ。妻は日本人で子供もお持ちなので、日本の将来を考えて書いていると思う。これを読んで、日本文化の良いところも認識できるが、良い部分がそのまま悪い部分にもなりえるという認識を新たにせざるを得なかった。議論を好まない、我慢することが美徳、などは社会の安定につながるが、それが改革を阻害する要因であるのではないだろうか。以下、興味深かったところをメモ。NHK「のど自慢」にみられるメッセージは。P151全員一致、共同体の優位性、喧嘩になりそうな状況への嫌悪

  • いわお さん

    表題の「理不尽」とは、筆者の故郷であるフランス、西洋の自由、や個人の権利を尊重する価値観を「普遍的」なものとし、それとは異なる日本の価値観、制度のことを指す。 日本、フランスともにグローバリゼーションにより苦境に立たされているが、その中で日本は団結し、フランスは分断していく理由を考察している。 本書では日本、日本人を客観視することができ、耳の痛い指摘も多いが、日本の現状そしてこれからを理解するのに必要な一冊である。

  • ナツラブ さん

    公共図書館の『海外にルーツのある人々が感じた日本』という企画展示で出会った。普段断片的に口にしたり、頭の中でのみ考えていることを、体系的に文字で起こしてくれた。非常にスッキリした。ほとんどが納得出来る内容で出逢えて良かった一冊。気付きポイントは幸福ランキングの話。幸せの条件は文化の違いで大いに異なる。条件が違うんだから、幸せ度ランキングに一喜一憂する必要は無いなということ。数字の背景を考えて、数字を読めなくてはいけないな。比較は大事、でも単なる数字の比較にならぬよう気を付けようっと!

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