ジャン・バティスト・ラシーヌ

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フェードル/アンドロマック 岩波文庫

ジャン・バティスト・ラシーヌ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003251140
ISBN 10 : 4003251148
フォーマット
出版社
発行年月
1993年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,396p

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    「アンドロマック」と「フェードル」の2篇の戯曲を収録。いずれも古代ギリシャのエウリピデス古典劇の翻案。個々の台詞が長いのは、これらが韻文で書かれており語られるのではなく、朗誦されるような調子だったのだろう。シェイクスピア劇のようなドラマティックな要素にしいが、古雅な趣きとも言えなくもない。葛藤が劇を新たな地平に導いて行くといった手法をとらず、個々の登場人物たちの背負う運命そのものが劇を規定していくのである。それは、叶わぬ恋であり、さらに「フェードル」においては、彼女の妬情が若きイポリットを死に至らしめる。

  • fseigojp さん

    16世紀にラブレーを生んだフランスだが古典演劇の誕生は17世紀を待たねばならなかった 16世紀後半のユグノー戦争が影響しているのだろうか

  • hisa さん

    エウリピデスの悲劇にもなっている古典の題材を時代に合わせてリメイクしたもの。元の筋を尊重しつつも、合理的なアレンジを加えているらしいが、その結果、ギリシア悲劇が人間の力の及ばない運命というものを感じさせるのに対し、ラシーヌは人間の感情に重点を置いているようだ。そのためギリシア悲劇より現代人に受け入れやすそうに思えるが、自分には向こう受けを狙ったような畳みかけるような展開で、矮小化された感じがする。運命の重みと人間の原型を感じさせるギリシア悲劇の方が好きだ。それにしても恋の一方通行のオンパレードだな。

  • em さん

    テーバイ一族に負けず劣らず呪われている、クレタのミノス王一家。その一因とされているのがアプロディテで、この性愛の女神の恨みを買った一族の女性は、ことごとく愛の道を踏み外す。ミノスの妃パシバエは獣姦によりミノタウロスを産み、王女アリアドネはテセウスを助けたあげく捨てられる。同じく王女のフェードル(パイドラ)は、義理の息子に恋したため悲劇を生む。ただ、結局すべては神のものという感の強いギリシア悲劇よりも、こちらは”人情劇”の色合いが濃厚。そういえば『トリスタン・イズー物語』でも似たようなことを思ったのでした。

  • こ〜じろ〜 さん

    古代ギリシャを題材とした悲劇二編。どちらの話も展開が綺麗ですね。恋の情念が生んだ衝撃の結末に、ただただ心を打たれるばかり。個人的には「アンドロマック」のほうが楽しめました。すれ違いの連鎖が圧巻で、第二幕第四場のオレストの嘆きの場面なんか好きですね。どうにもうまく事が運ばない様子や、誰もが幸せとは言い難いやるせない結末など、悲劇の醍醐味と言える展開が本当にうまく描かれている。「フェードル」も同じく面白かったですが、ギリシャ神話の知識があればもっと楽しめたかもと思う内容でした。

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