ジャン・アンリ・ファーブル

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完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 下

ジャン・アンリ・ファーブル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784081310142
ISBN 10 : 4081310149
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
22cm,417p

内容詳細

博物学の不朽の名著が、奥本大三郎氏の訳によって読みやすく甦る。本巻では、クビナガハムシやアワフキムシ、ミノムシ、チャオビカレハなどが登場。自然に親しむ手引書として、大人から子どもまで楽しめる。

【著者紹介】
ジャン=アンリ・カジミールファーブル : フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。カルパントラの小学校に勤務したあと、コルシカ島で国立中等学校の物理の教師になり、さらにアヴィニョンでも国立中等学校の物理の教師を務める。そのころから昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。様々な賞を獲得。自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後三十年間の記録が『昆虫記』である

奥本大三郎 : フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)、ジュニア版『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)など。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学名誉教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • デントシロー さん

    読書時間がなく読了に時間を要した。この巻も頷ける箇所が多く、ファーブルの洞察力に感心する。ファーブル自身が書く幼少期の自伝が面白くアヒルの沼の章は面白い。オオクジャクヤママユの生態、自分が幼少期によく裂いたミノムシの生態など初めて知る事実に驚きの発見に頷かされた。今では知られている昆虫の性ホルモンを解明する為に何回も難燃も執念深く実験する姿は奥本版では鬼気迫る迫力的な文章がないのが残念である。オオマユの深夜の来訪から雄が雌を探り当てる原因を突き止めるのに多くの失敗を繰り返し真実を知ろうとする姿に感動。

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