Books

キンコンカンせんそう

ジャンニ・ロダーリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061324336
ISBN 10 : 4061324330
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦場で勝つことしか考えない将軍たちは、教会の鐘まで兵器にしてしまう。ところが、その大砲を撃つと…。人間の愚かな行為を、ユーモアをもって戒める。イタリア児童文学の巨星ロダーリが贈る反戦絵本。

【著者紹介】
ジャンニ・ロダーリ : 1920年、イタリア・ノヴォーラ県オメーニャにパン職人の息子として生まれる。小学校教員を経てレジスタンス運動に加わったのち、新聞記者として子ども向けコラムを担当。1970年には国際アンデルセン賞を受賞し、20世紀イタリアを代表する児童文学作家として、その作品は世界各国の言語に翻訳されている

ペフ絵 : ペンネームの「ペフ」は、本名ピエール・エリー・フェリエ(Pierre Elie Ferrier)の頭文字から。1939年、フランスのソーヌ・エ・ロワール県サン・ジャン・デ・ヴィーニュの教師の家庭に生まれる。文学を学んだのち、ジャーナリストとして多数のルポルタージュやBD(フランスのまんが)を発表。いくつかの雑誌の編集長や、レーシングカーの試乗者、香水の販売責任者など、さまざまな職業を経て、1978年に初めての本『Moi,magrand‐mere』を発表。また、イラストレーターとして200冊近い数の作品を発表し、ペフの名で雑誌の挿絵や子ども向けCDなども手がけている

アーサー ビナード : 1967年、アメリカのミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日。2001年に詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、2005年に『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、2007年に『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、2008年に詩集『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とよぽん

    読友さんのご紹介。反戦をこんなふうに語るロダ−リのユーモア感覚に驚いた。「そのころは みんな せんそうを やっていた」という書き出しに、陸続きの小さな国が多いヨーロッパならではと感じた。

  • かおりんご

    絵本。反戦がテーマ。面白おかしく戦争を描いている。キンコンカンと鐘がなって、それで戦争が終わったのならいいな。これくらいならあまりグロテスクな場面もなく、小さい子でも分かるかな?読み聞かせてみよう。

  • かおりんご

    読み聞かせ(242)戦争という言葉だけで一瞬身構えた様子だったけれど、最後までしっかり聞いていました。大砲の代わりにカネがなったのが面白かったようだけれど、何を意味しているのかまでは難しかったかな。

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで。軽快な訳はアーサー・ビナードさん。うふふ、とユカイな気持ちになったあとで、日本でも戦争中に様々なものが溶かされたのだ…と辛い気持ちになりました。初代渋谷のハチ公も溶かされちゃったもんね。

  • anne@灯れ松明の火

    出版社SNSご紹介。恐ろしい戦争が続き、多くの人が殺された。武器の材料がなくなっても、終わる気配はない。将軍たちは、教会や学校の鐘を集めて大砲をつくる。しかし、両国が造った巨大な大砲は……。戦争の愚かさをユーモアを交えて訴える絵本。ただ、逃げ出した将軍の行方と冒頭の「そのころは みんな せんそうを やっていた」という言葉がつながり、また起こるのはないかと気になった。訳アーサー・ビナードさん

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items