ジャック ケッチャム

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森の惨劇 扶桑社ミステリー

ジャック ケッチャム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594062484
ISBN 10 : 4594062482
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,407p

内容詳細

ベトナム戦争から帰還したリー・モラヴィアンは、心に深い傷を負って現実生活に適応できなくなり、人里離れた山の中で犬とともに暮らしていた。マリファナを栽培しながらの生活のなかで、リーは戦争の後遺症から、しばしば現実と戦闘中の記憶が混乱していた。そこに人気作家ケルシーを中心とした仲間6人がキャンプにやってくる。ケイシーの愛人さ交えた微妙な人間関係とはいえ、各人はそれぞれの思いを秘め、キャンプを楽しんでいた。しかし、彼らが偶然マリファナ畑を見つけたことで、キャンプは一変する…。

【著者紹介】
ジャック ケッチャム : 俳優、教師、出版エージェントなどの職業を経て、80年に『オフシーズン』(扶桑社ミステリー)で作家デビュー。スティーヴン・キングらの賞賛を浴びるサイコ・スリラー界の注目作家。本名ダラス・マイヤー

金子浩 : 1958年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ねりわさび さん

    森にバカンスに出かけたセレブたちがPTSDに苦しむベトナム退役軍人の耕した大麻畑から葉っぱを盗む。怒り狂った元軍人は彼らの命を無礼への代価として支払わせるべく皆殺しにしようと追いかけてくる。というゴシックホラー小説。狂気の男や、表面上は人生の成功者たちである主人公たちの内面の葛藤が細かく描かれておりドラマとして面白い。前書きに著者による明け透けなメイキング文も挿入されていて読んでいて面白かったですね。

  • mii22. さん

    ケッチャム初読。残酷描写でよく知られている著者だが『森の惨劇』はまだソフトな方らしい。それでも覚悟して読んだが、残酷描写そのものより、一度心掴まれたら夢中にさせてしまう素晴らしい文章表現に圧倒された。戦争で心に深い傷を負ったため、現実生活に適応出来なくなり森でひっそり犬と暮らすベトナム帰還兵の苦悩と狂気と孤独、心の闇をグイグイ見せつけてくる。心の底から不安な気持ちにさせる今までに味わったことのない初めての読書体験だった。噂の『隣の家の少女』も是非読んでみたくなった。

  • GaGa さん

    いわゆる「人間狩り」を描いた小説。80年代のアメリカ映画のような感じ。「オフシーズン」と構図的には同じだが、敵をベトナム帰還兵としたところが判りやすい。グロイ描写は控えめながら、それなりに完成された作品となっている。リーが戦争体験と現実を混同していく様がもう少し丁寧に描かれていれば、もっとよくなったのかな、などと思った。

  • 井戸端アンジェリか さん

    グロくない。突出したクソ野郎もゲス野郎もいない。 犬との別れでせつなくなるし、最後の幕引きでは可哀想で泣きたくなった。 ベトナム戦争の悲惨さを書きたかったのはわかった。でも.........こんなの私の好きなケッチャムじゃない!!

  • ハムプー さん

    ベトナム帰還兵の現実と戦闘との記憶の混乱。そこに闖入した裕福な人達。いつもの残酷シーンは、少なく帰還兵リーの混乱や苦悩が悲しい。

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ジャック ケッチャム

俳優、教師、出版エージェントなどの職業をへて、80年に『オフシーズン』(扶桑社ミステリー)で作家デビュー。本名はダラス・マイヤー。2011年、ホラー小説への貢献を讃えられ、ワールド・ホラー・コンベンションでグランド・マスター・アワードを受賞

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