ジャコモ・マッツァリオール

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弟は僕のヒーロー

ジャコモ・マッツァリオール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093885423
ISBN 10 : 4093885427
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
290p;19

内容詳細

僕は5歳のとき、パパとママから弟が生まれると聞かされ、大喜びした。姉と妹に囲まれた僕は、一緒に遊べる男兄弟がほしかったのだ。しかも、どうやら弟は「特別」らしい。僕はスーパーヒーローを思い描き、一緒に闘いごっこをすることを想像した。だけど、実際はちょっと違っていた。そして僕はだんだん「特別」の意味を知る…。僕、ジャコモ。19歳。弟、ジョヴァンニ。13歳。僕の弟はダウン症。世界30万人が泣いた、たった5分の映像から生まれた奇跡の本。

目次 : 1 「受胎告知」/ 2 百八十個のぬいぐるみ/ 3 でんぐり返しのできないスーパーヒーロー?/ 4 隠し事/ 5 誰もがみんなトビウオ?/ 6 ティラノサウルス、きみの出番だ/ 7 「リトル・ジョン」/ 8 僕らのハイタッチ/ 9 僕の父さんは幼稚園の事務員/ 10 ジョヴァンニは、いつだって変わらない

【著者紹介】
ジャコモ・マッツァリオール : 1997年、イタリア、ヴェネト州生まれ。2015年、ダウン症候群の弟ジョヴァンニと一緒に制作したショートムービー『ザ・シンプル・インタビュー』が30万回以上視聴され話題に。翌年、処女作となる本書を発表、イタリアで15万部を超すベストセラーとなる

関口英子 : 埼玉県生まれ。イタリア語翻訳家。2014年に『月を見つけたチャウラピランデッロ短篇集』で第1回須賀敦子翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • seacalf さん

    たまたま染色体の数が1本多く生まれてきた人達について実は詳しく知らなかった。そのもどかしさを少しでも解消すべく手に取ったが大当たり。両親に姉妹みんなとても素敵で、彼らの言動はダウン症のみならずバイアスがかかった物事の見方を明るくポジティブに変えてくれる。若書きながら思わず吹き出し、時に目頭が熱くなる読ませる内容だ。思春期にいじめられてる弟を放置した痛ましい話も赤裸々に綴っている。きっかけになった「ザ・シンプル・インタビュー」はYouTubeで気軽に見られるのでお勧め。ジョバンニと家族の笑顔は見る価値あり。

  • ののまる さん

    両親の器の大きさが圧倒的。ダウン症の弟に対する兄ジャコモの正直な気持ちの変遷と、彼が自分でたどり着いた結論に、うわー、高校生なのにな…とリスペクト。

  • timeturner さん

    大方の人とは違う子供がいると、親だけでなくきょうだいも人と違う悩みをもつのだなと気づかされた。でも、この著者の成長ぶりからわかるように、決してディスアドヴァンテージなんかじゃない。

  • るぅ さん

    完全にジャケ買いだったんだけど、内容も素敵でした。著者とダウン症の弟、そして二人の姉妹と両親の愛情いっぱいの日常。同性同士だからこその苛立ちや恥ずかしさと葛藤したり、姉妹達の弟に対する自然な愛情にハッとしたり。インクルーシブ教育の是非については日本でも議論されてるけど、宗教や文化の違いがあるからね。イタリアでは有効なのかも。

  • 一葉 さん

    ハンデのある弟を持つ兄の視点が新鮮。親とはまた違う立場だからこそ悩むこともぶつかることもある。その葛藤が美化されずに書かれていて良かった。大切な人であろうとも、困惑や躊躇があって当然だと思う。そのうえで向き合い続けていくことが大事なんじゃないかな。

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ジャコモ・マッツァリオール

1997年、イタリアのヴェネト州生まれ。2015年に弟ジョヴァンニと一緒に制作した動画『ザ・シンプル・インタビュー』が六十万回以上視聴されて話題になり、翌年、デビュー作となる本書を発表、ベストセラーに

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