ポップ1280 扶桑社ミステリー

ジム・トンプスン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594051686
ISBN 10 : 4594051685
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,363p

内容詳細

ポッツヴィル、人口1280。この田舎町の保安官ニックには、心配事が多すぎる。考えに考えた結果、自分にはどうすればいいか皆目見当がつかない、という結論を得た。口うるさい妻、うすばかのその弟、秘密の愛人、昔の婚約者、保安官選挙…だが、目下の問題は、町の売春宿の悪党どもだ。思いきった手を打って、今の地位を安泰なものにしなければならない―饒舌な語りと黒い哄笑、突如爆発する暴力!人間の底知れぬ闇をえぐり、読者を彼岸へとみちびく、究極のノワール。

【著者紹介】
ジム トンプスン : 1906年生まれ。職業を転々としながら作家活動をつづけ、42年に初長編を出版。49年に犯罪小説に転じ、その後、ペイパーバック・オリジナルを書きとばす。50年代なかば、S・キューブリックの映画製作にかかわる。小説が斜陽となると、TV脚本にも従事。作品がすべて絶版の状態で、77年に死去。死後、ようやく作品の再評価がはじまった

三川基好 : 1950年生まれ。早稲田大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Small World さん

    以前から読んでみたかったジム・トンプスンを初読みでした。ちょっと前の作家さんですが、「ゲッタウェイ」の原作者で、キングやタランティーノの敬愛する作家と来れば、面白くないはずがありません。主人公の軽妙な語り口に騙されながら、そのサイコパスぶりに戦慄です。もう一人のCに対する逆説的な語りも静かに強烈で、これってアメリカで出版されて大丈夫だったの?って、心配になるほどでしたw。(このミス2001海外編第1位作品)

  • ふるい さん

    傑作!最高!何のために生まれて、何をして生きるのか、わからないまま終わる、そんなのはいやだ。と思ってあくせくして生きるけど、結局わからないもんはわからないんだなぁ。不気味でユーモラスな主人公ニックの語りが面白かった。トンプスン、「安物雑貨店のドストエフスキー」とも呼ばれてるらしい。映画も楽しみ。

  • けいちゃっぷ さん

    人口1280人の小さな町の保安官でありながら殺人にためらいを見せない主人公という点で、前に読んだ『おれの中の殺し屋』と姉妹編みたいな雰囲気。 愚鈍で好人物を装う主人公の、秘められた(眠っていた?)心の闇が突然姿を現す瞬間がゾワゾワしますね。 こいつは俺たちと同じ人間じゃないのか、と思わずにいられないような、よって立つべき地面が揺らぐような感覚。 ブラックコメディでもあるのだけど、雰囲気が素晴らしい。 363ページ

  • MATHILDA&LEON さん

    人種差別、暴力、不倫、、、ブラック過ぎる題材なのに、重たくなり過ぎないのは、主人公ニックの不可思議な物言い、振る舞いからなのか。それとも、針が振り切れて感覚が麻痺してしまったのか。どちらにせよ、この作品にどっぷりとハマる事は確実。お下劣な表現や言葉が沢山出てくるが、それがこの物語の面白さを引き立てる一つになっていると考えると、なんて奥深い作品なんだ!と驚嘆。他の作品にも興味が湧いた。

  • 訃報 さん

    パラニュークの『サバイバー』を読んだときも思ったのだけど、モラルの「モ」の字もない狂人そのものの語り手が新世紀のキリストみたいになってしまうのは何故なんだろう。いや、常人とはまったく違ったモラルに縛られすぎているという気もするんだけど。出来事の異常さに対して語りがふざけまくってるのは『サバイバー』と同じだが、あっちはウェットといえばウェットだったんだよな。道化師の語りが哀しみを増幅させるために使われている部分もあった。しかしこれは…最後まで同情の余地がまったくないのが素晴らしいんだろうな笑

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