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女らしさは誰のため? 小学館新書

ジェーン・スー / 中野信子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098254545
ISBN 10 : 4098254549
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

女らしいは損か得か。女らしさは誰のために存在するのか。そもそも世間が考える女らしさとは何か。生き方が多様化し、男女ともに「正解」や「ゴール」がない今、私たちはどのような道を選択すれば、心地よく生きられるのか。コラムニストのジェーン・スーと脳科学者の中野信子が、女性のみならず男性もが知らず知らずのうちに組み込まれている“残酷なシステム”を詳らかにする。

目次 : 第1章 「女らしさ」は誰のため?/ 第2章 敵と味方とルールを再検討する/ 第3章 恋愛と結婚、私たちの場合/ 第4章 なぜ女は自信を持ちづらいのか?/ 第5章 いつか結婚も出産もレジャーになる/ 第6章 ジャストフィットな生き方は自分で決める

【著者紹介】
ジェーン・スー : 1973年生まれ・日本人。コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」のパーソナリティとして活躍中

中野信子 : 1975年生まれ。脳科学者。東日本国際大学教授。東京大学工学部応用化学科卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    うん、全編通して大いに納得。 …はもちろんしたんだが、やっぱり「女は得だよな」っていう観念から抜け出せないんだよなぁ。 なぜかと言うと、取りうる戦略の幅広さと、それらを自由に組み合わせていいとこ取りするバイタリティが女性にはあるから。 現に、この対談をしてるお二方だって、本書の内容に沿って「見た目以外」のところでちゃんと努力し才能を発揮しつつ、見た目にだってちゃんと気を配ってるもの。帯を見てもバッチリメイクしてるんだろうしね。(→続)

  • haruka

    立場が人を育てるように、立場が人のやる気を削ぐこともある。正直、女性だからそこまでしなくていいよとされることや、多様な働き方を選べる空気感はラクだなーと思っていた。中野信子さんたちには見えない世界だろうけど、「共働きはよくても大黒柱にはなりたくない」「サポートでいい」という女性って案外多い。でもそれって家事育児を押しつけられた結果だったり社会の刷り込みもあるよ??と語りかけてくる。 そうなのか? そういう視点をくれるのはいいけど、考えると苦しくなってくる。多様な選択肢のない男性も大変だろうと思ったり。KU

  • スーさんと中野信子さんの対談にて『女らしさ』をはじめとして、多角的な面から女性について切り込んだ内容となっていました。私の中のもやっとしてでも言語化できない不満や理不尽な部分も賢いお二人は上手に言語化してくれていて、内容は割と難しいのに共感の嵐でした。お二人の対談にあったように女性の結婚・出産・育児に纏わる今の『当たり前』が変わる時代もあるのかもしれない。その時にも自分の今の選択が正しかったと言える自分でいられたらいいな。

  • Risuke Koshiba

    ハイスペックな男性は裁量権があって、一方的にこちらを支配したいだけだろうから、苦手である。40歳は不惑だと言われるが、道徳的ということではなく、たんにドーパミンの分泌が減り、扱いづらい感情が落ちついてくるということでは。学習能力と記憶力はトレードオフで、一般的には記憶力がいい人のほうが、新しい環境に適応しにくく、過去の成功体験などこれまでの記憶を忘れる能力が学習にとって重要である。等々、なるほどと思うことが多くあった。

  • はるき

     既読の新書判。できたら男性にも読んでいただきたいので、嬉しいです。自分らしさの呪縛も怖いけど、他人の(社会の?)モノサシで自分にダメ出しはしたくありませんね。

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