ジェームズ・w・クレメント

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SWITCH スイッチ オートファジーで手に入れる究極の健康長寿

ジェームズ・w・クレメント

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784296000081
ISBN 10 : 429600008X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
追加情報
:
293p;19

内容詳細

オートファジーとは―。細胞内で老化した器官を再利用したり、病原菌や有害物質を取り除いたりする、細胞の自己浄化機能のこと。すべての人が備え持つ、アンチエイジングと健康長寿の鍵だ。本書の目的は、私たちの体内で日常的に機能しているべきなのに、眠ったままになっている「オートファジー」の力を目覚めさせ、多くの人の健康寿命を延ばすことだ。

目次 : 第1章 イースター島と移植患者/ 第2章 ごみ運搬車とリサイクル工場/ 第3章 低身長症と突然変異/ 第4章 沖縄、修道士、セブンスデー・アドベンチスト教の人々/ 第5章 小児てんかんと世界的サイクリスト/ 第6章 原始人と文明人/ 第7章 クルミと穀物飼育の牛/ 第8章 クジラ、げっ歯類、喫煙者/ 第9章 血液検査と食品リスト

【著者紹介】
ジェームズ・W.クレメント : 弁護士、起業家から転身した異色の生物科学研究者。20年にわたって、健康長寿を科学的に探求する。ハーバード・メディカルスクールのジョージ・M・チャーチ教授とともに、2010年に開始した「スーパーセンテナリアン研究(106歳以上の健康長寿者の調査・分析)」は世界的に知られている。国をまたいだ研究連携やフロリダの著者自身の拠点で、最先端の生物学的な発見や知見にフォーカスし、健康長寿にブレークスルーを起こすために、日夜研究に励んでいる

クリスティン・ロバーグ : ライター、編集者。『ジエンド・オブ・イルネス』(デイビッド・B・エイガス著、野中香方子訳、日経BP)などのベストセラー書のライティングを手がける

児島修 : 英日翻訳者。立命館大学文学部卒(心理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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沖縄やアトス山の長寿の人々の生活や食習慣...

投稿日:2021/06/16 (水)

沖縄やアトス山の長寿の人々の生活や食習慣の観察に基づいて、長生きに適した食事方法を提示する。穀物を避け、植物性の油、魚肉などを摂り、適度な断食をするといった感じ。科学的な考えに基づいていて、実際にどうかはわからないけど、説得力はある。

kam さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミライ さん

    アンチエイジングの鍵となる細胞の掃除機能「オートファジー」について解説した一冊。老化の本で頻繁に出てくる「オートファジー」について丸ごと一冊かけて深堀りした内容なだけに、歴史からメカニズム、オートファジーを活性化させるための方法までかなり細かく解説される(イースター島で老化の謎が解明されたというのはロマンがあって面白い)。断食を取り入れた食事法+定期的な運動+良質な睡眠がキーワード。

  • ネロ さん

    オートファジーへの化学的反応と活性化させるためのヒントが記された一冊。慣れない細胞学と著者の括弧書き濫用に一苦労するものの、知らない事も多く勉強になる。少しショックなのは、ブロッコリー、ほうれん草、ナッツ、さつまいも、など自分が善かれと大量摂取していた物が「少量or低頻度」摂取推奨だったこと。興味深い情報だったのは、遺伝子が寿命に影響する割合は7%であり、ゲノムの突然変異率は100万年当たり0.5%だとか。つまりは、やはり旧石器時代の生活習慣(特に食)に寄り添うことが身体に最適なのだろうと再び思わされた。

  • しゅわっち さん

    とても面白く、役立つ本であった。自分が今まの疑問も納得するものが多かった。オートファジーは、細胞再生工場であり、機能しない細胞を排除もする。そして、栄養が少ないと良く活動しているのがわかる。そのため、カロリー制限が長寿命になるのが納得した。動物性たんぱく質にあるアミノ酸が、オートファジーの活動を抑制するとある。そのため、動物性たんぱく質を多くとらないほうがいいと感じた。たんぱく質を多くとるのは、糖質と同様インスリンを放出するので、やめたほうっがいいと書かれている。糖質制限も変えたほうがいいように感じた。

  • あつお さん

    健康寿命を伸ばす食事法。 世界中のスーパーセンテナリアン(100歳以上の長寿者)を調査して得られた食事法。主な内容は@カロリー制限、Aプロテインサイクリング、Bケトーシス状態。@について、カロリー制限により、長寿命・ワーキングメモリの向上・インスリン抵抗性の向上など、様々な好影響が得られる。A・Bについて、脂質を多めにタンパク質・糖質を少なめに摂取することで、老化した細胞の修復、ケトーシス状態への移行が実現する。ケトーシス状態では、脳機能や持久力向上の効果がある。 日々実践したい。

  • Hiroo Shimoda さん

    長生きはしたいが、今の運動頻度で、たんぱく質の摂取を減らすのはちょっと怖いな。良質な脂質を増やすのは心がけたいが。

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