ジェレミー・レゲット

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ピーク・オイル・パニック 迫る石油危機と代替エネルギーの可能性

ジェレミー・レゲット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861821035
ISBN 10 : 4861821037
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,399p

内容詳細

世界は、史上最悪のエネルギー危機を乗り越えられるか。石油業界が隠し続けるピーク・オイルの真実を明らかにし、世界的経済パニックの回避に向けて代替エネルギーの可能性を示す。欧米で話題騒然のベストセラー。

【著者紹介】
ジェレミー・レゲット : オックスフォード大学で地質学博士号を取得し、1979年、ロンドン大学の数多くのノーベル賞学者を輩出している名門インペリアル・カレッジの地球科学の講師となる。石油の根源岩と古代の海洋地質学をめぐる研究で国際的な二つの賞を受賞。一方で、英国や日本などの石油企業のコンサルタントとして活躍し、世界各地で石油探査を行なった。1989年、科学者として地球温暖化問題に憂慮し、国際的環境保護団体グリーンピースに参加。世界各国の政府が参加する「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)をはじめとした国際的な温暖化防止交渉の現場で活躍し、『ワシントンポスト』紙に「気候変動問題の国際的議題」における最も重要な6人の専門家の一人にあげられた。現在は、最大手の保険会社や財界人からも支援を得る英国最大の独立系太陽発電企業「ソーラーセンチュリー社」の最高経営責任者(CEO)として活躍する一方、再生可能エネルギーに関する世界初の投資ファンド「プライベート・エクィティ」の取締役、英国政府の代替エネルギー関係委員会の委員などを務める。研究的な面では、オックスフォード大学環境変動研究グループの太陽熱エネルギー部門の特別研究員でもある。『フィナンシャル・タイムズ』紙では「ソーラー・エネルギーへの態度を変えるのに誰よりも貢献した人物」とされ、『タイム』誌には「再生可能エネルギーをすすめる若きリーダー」と評されている

益岡賢 : 1964年生まれ。1990年から東チモールへの連帯活動をはじめ、1991年より「東京東チモール協会」所属。「Falluja,April 2004」ページを共同で運営

植田那美 : 1980年生まれ。慶應義塾大学SFC研究所員。2002年からチェチェン支援活動に、2005年からクルド難民支援活動に関わっている。関係しているサイトは、チェチェン総合情報、チェチェンの子どもを支援する会、バイナフ自由通信。現在、ネット野菜屋「よかもん発見たい」を共同で運営中

楠田泰子 : 1977年、広島県生まれ。学生時代、広島平和記念資料館の展示解説のボランティアをしたのをきっかけに、平和運動に関わり始める。2003年より、市民による市民のためのバイリンガルなニュースサイト「Indy media Japan」の編集ボランティア、米軍基地拡張に反対する平澤住民との交流などのほか、有志にてパレスチナの平和を考える会「ミーダーン」を立ち上げ活動中

リック・タナカ : 信州・松本出身。1980年、オーストラリアに漂着以来、ラジオやテレビ、ウェブ、雑誌、ニューズレターなどで、執筆、制作、コンテンツ制作、翻訳/通訳、音楽マネージメントなどで活動。97年からシドニー郊外の高原の町カトゥーンバに引っ越し、執筆・メディア活動と並行し、パーマカルチャーな楽農生活を始める。2005年より「ざ・こもんず」で「南十字星通信」をブログしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • C-biscuit さん

    古本購入。ようやく読めた。昨今は新型コロナの影響もあり、原油価格が前代未聞のマイナスをつけるなど、この本が書かれた頃(2006年頃)とは状況が違う。当時も30ドル/バレル前後であったが、需要に供給量が追いつかず、今後値上がりするとの予想であった。実際は100ドルを超えるレベルまで行ったので、この部分は正解である。一方でシェールについては、著者の孫の代になっても経済的に成立していなとの見解があり、現実と大きく異なってしまった。予想は難しいものであるが、技術革新は想像を超える。結局ピークオイルはいつなのか。

  • がんぞ さん

    石油の可採掘埋蔵量の半分以上を今までに使ってしまったらしい、アジアなど成長により需要は急増中。残量がハッキリ意識されると価格急騰のみならず「国際社会」が崩壊して資源戦争の起こる恐れさえある。埋蔵量に関する私的データベースアクセス権は100万ドル=それだけの価値ある。もっとも安易な道は石炭に代替すること、新規に石炭火力発電所が続々建てられているし、ナチスドイツも南アフリカも石油がないと液化石炭をつかった前例(大日本帝国もアメリカと戦争するぐらいなら石炭液化すればよかったが)。著者は21世紀は太陽の世紀とする

  • Kentaro さん

    ダイジェスト版からの要約 ピーク・オイルと呼ばれる石油の生産量が最大点に達する日はいつか必ず訪れる。その後は、石油の生産量は減少の一途をたどる。石油は、在来型と非在来型に分けられ、非在来型石油埋蔵量は膨大で、鉱床の87%はカナダ(36%)、米国(32%)、ベネズエラ(19%)が占める。非在来型石油の抽出は、巨大なエネルギーと水を必要とする。オイルシェールは全体で2兆6千億バレル堆積しており、1600億バレルが埋蔵量に分類される。合計すると、7兆バレル以上の非在来型石油があり、埋蔵量は7千億バレルを超える。

  • yasu7777 さん

    ★★★☆☆ 資源系の話は好きなので楽しく読めました。石油が無くなることも重要だけれども、石油を使うだけ生産できない状況がくるのが近いことが怖い。

  • taming_sfc さん

    ジェレミー・レゲット著の2006年の訳著。資源環境学の博士号を持つ氏が、供給源としての石油ピークと、吸収源としての気候変動の問題を関連させて、明快に論じる。おそらく2010年代のうちにオイル・ピークは、水資源問題・気候変動問題と共に、人類共通の重要課題となるに違いなく、その観点から鑑みるに、まず本書を一読することをお薦めしたい。危機をあおるのではなく、極めて冷静に、しかしながら厳しい現実を描き出す本書は、資源問題・環境問題を学ぶ学生にとっての必読書と言えよう。

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