ジェラード・カーシュ

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廃墟の歌声 晶文社ミステリ

ジェラード・カーシュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794927392
ISBN 10 : 4794927398
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,286p

内容詳細

「壜の中の手記」が好評を博した異色作家の傑作集第2弾。不老不死の秘薬、魔法の魚、乞食の石など、語り/騙りの天才カーシュの謎と秘境物語。物語の力を信じる人々への最高のプレゼント。

【著者紹介】
ジェラルド・カーシュ : 1911‐1968。イギリスの小説家。パン屋、レスラー、ナイトクラブの用心棒、新聞記者などの職を転々としながら文筆生活に入り、ミステリ、都会小説から、SF、怪奇小説、ファンタジーまで、幅広いジャンルにまたがる夥しい作品を発表した

西崎憲 : 小説家・翻訳家・アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    「乞食の石」は隠されていた価値を知ったがゆえに元々の価値を失ってしまうという宗教や科学の台頭での社会の変化でもいえそうな皮肉を描いているように感じました。グリム童話を基にしたような「魚のお告げ」や天性のほら吹きか、詐欺師だけど瓢箪から駒になったり、笑える失敗も持つ人間味を持つカームジン・シリーズも中々、いい味を出しています。「ミス・トリヴァーのおもてなし」は怖いです。伏線の回収が見事な「一匙の偶然」には拍手喝采です^^

  • きゅー さん

    独特のオカルトチックな雰囲気が漂う短篇集。彼の作品では細かいディテールが綿密に書き込まれることが多い。例えば「魚のお告げ」ではウェールズ地方の歴史が、「クック−伍長の身の上話」でも過去数百年の戦争が体験談として語られる。そういった微細な事実の積み重ねの上に、大きなほら話がデンと乗っかるので、ある種の真実味が感じられてそれが良い味になっている。ほら話としてはカームジンのシリーズはかなり面白い。これも荒唐無稽ながらどこか現実的なところもあり、そのバランスの良さが際立っていた。

  • みづ さん

    「壜の中の手記」とはまた違った趣きで、前作がオカルトちっくだったのに対して本作は法螺吹き話や奇想天外な物語が多かったです。表題作の廃墟の歌声に言い知れぬ哀しさを感じたり、『盤上の悪魔』のオチに驚き、『ミス・トリヴァーのおもてなし』でゾッとしつつ、カームジンの話に呆れたりマジか?と思わせられたりとどれが一番気に入ったかなんて比べれないほど傑作が多かった。訳者あとがきでカームジンシリーズをまとめた本があるようなので読んでみたい。

  • shamrock さん

    丁度4年ぶりの再読。やはりカーシュの紡ぎだすストーリーは格別だ。幻想小説から法螺話(とはいえ人に信じさせる力がある)まで。表題作は仰天の事実が明らかに。「無学のシモン」は書簡の形で一人の男の(2人か)人生を語り下ろす。「クックー伍長の身上話」は聞き書きの形で船上で出会った不思議な男を回想する。その他どれをとっても一級品の短編集。カームジンシリーズは、別に1冊にまとまるほど面白い、カーシュらしい法螺話(だから違うってば)。あとがきによると、カーシュ本人はカームジン人気があまり気に入らなかったらしいけど。

  • 壱倉@絵本整理中 さん

    奇抜なアイデアとユーモアが魅力的な、ジェラルド・カーシュの短篇を13篇収録した本書。カームジン関連のようにスカッと笑える話もあれば、表題作『廃墟の歌声』のようにブラックなオチの話もありで、カーシュの想像力がどれほど豊かで素晴らしかったかが窺えます。カーシュ当人としては、ホラーやブラックユーモアを利かせた物語の方が得意だったのかしら。『無学のシモンの書簡』を読んでいると、そんな風に感じます。英語ならではの表現が何箇所かに認められるので、邦訳だけでなく原書の方も一度読んでみたいな。(再読)

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