ジェフリー・フェファー

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ブラック職場があなたを殺す

ジェフリー・フェファー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532322748
ISBN 10 : 453232274X
フォーマット
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
321p;19

内容詳細

上司から達成不可能な目標を押しつけられ人員も減らされ、あげくに生産性を引き上げ残業せずに売上を死守しろと強要される―「カネと仕事」という2大ストレスを私たちはどう生き抜くべきか?『「権力」を握る人の法則』の著者が放つ警鐘。

目次 : 1 経営者の選択と人間の持続可能性/ 2 悪しき職場環境の犠牲者たち/ 3 解雇と雇用不安定/ 4 長時間労働、仕事と家庭の両立困難/ 5 健康な職場を支える二大要素―仕事の裁量性とソーシャルサポート/ 6 なぜ悪しき職場を辞められないのか/ 7 変えられること、変えるべきこと

【著者紹介】
ジェフリー・フェファー : スタンフォード大学ビジネススクール教授(トーマス・D・ディー2世記念講座)。専門は組織行動学。1979年よりスタンフォード大学で教鞭をとる。これまで39カ国で登壇したほか、アメリカ国内でも数多くの企業、組織、大学にて講義を行った。オランダのティルバーグ大学から名誉博士号を授与されたほか、著作や論文に対する受賞多数。「経営思想家トップ25」(Thinkers50)、「最も影響力のある国際的なHR思想家」(HRマガジン誌)などのランキングにも選出されている。カリフォルニア州ヒルズボロ在住

村井章子 : 翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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これは自分の職場がブラック職場かどうか判...

投稿日:2021/06/24 (木)

これは自分の職場がブラック職場かどうか判断できる著書とも言えます。 もし少しでも当てはまっているのならばいいことは決してありません。 健康被害を及ぼし、家族にも心配やストレスをかける可能性もあります。 日本人の昔ながらの忍耐が美徳とされていましたが、そんなものはなんの意味もありません。 死んでしまったらすべておしまいです。 人間一度きりの人生ですから、嫌なものは嫌だと感じ、身体的に影響が出たら我慢せずに身近な人に相談をして対処しましょう。 近年では長時間労働、パワハラによる社員の自殺が問題視されていますね。 私も経験したことがありますが、身体の疲労とともにメンタルが鬱状態となり、一つの道しか考えられなくなります。 会社を辞めて環境を変えれば解決できるものなのにそこが考えれなく悲しい事件となっています。 残念なことにいくら法律が厳しくなってもブラック職場はなくなりません。 なので労働者の私たちの意識を変えてみるしかないのです。 一つのものに依存せず、広い視野で物事をとらえれるようになったら違う未来が見えるかもしれません。 今の職場に不満を感じている方は是非読んでみてください!!!

denpasyounen さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shikada さん

    ブラック企業がもたらすものを、膨大な調査をもとに分析する一冊。ブラック企業で起きていることは緩やかな殺人であり、それは紛れもない人災だ。現代では、働く人間の肉体的な危険(火事や機械事故、有害物質)については改善されつつあるが、精神的な危険(長時間労働、不安定な雇用がもたらすストレス)についてはちっとも改善されていない。本書では、そうした危険がなぜ発生するのか、そしてどうすればそれは回避できるのかを詳細に述べている。米国内のブラック職場は12万人を殺し1800億ドルの医療費を発生させたとの試算には驚く。

  • あつお さん

    ブラック職場を科学的に語る本。 ブラック職場は身体的・精神的に様々な悪影響をもたらす。その詳細を語る本書の主な内容は、@なぜ辞められない、A長時間労働、B雇用不安定。@劣悪な職場環境であっても、生計を立てるため、見栄のため、エネルギー不足のために転職できない。ブラック職場そのものが、外に出るエネルギーを奪っているのだ。A長時間労働には、心臓発作などの「身体的な影響」と、鬱病などの「精神的な影響」がある。更に、労働時間が増えるたびに生産性は低下し、時間超過分を打ち消してしまう。裁量権のある職場を目指そう。

  • キャル さん

    家族の為、会社の為に身を粉にして働いても、行き着く先が過労死・過労自殺とは、どういうことか。仕事と健康の関係性は重要な問題で、大きな原因の一つは、会社組織の上層部が腐りきっているから・・・。本書は、メンタルヘルス対策として、どのように対処をしていけばよいのか、取り上げられている。

  • ıɯɐɯɐ ̄oʇɐs さん

    売上のためとはいえ、邦題が残念(笑) 原題は「給料のために命を落とす」的な感じです。内容はアメリカの労働環境について。労働環境のせいで医療費が増えてるけど、企業の取り組み程度じゃ根本的な解決には程遠い。しかし、フリーランスという働き方が増えてきて解決。と思いきや、みんな新しいストレスを抱えているってお話です。2020年にはアメリアの労働者の40%がフリーランスで、その割合は増加しています。新たな労働環境問題がやばいよねーって本です。アメリカの後を追う、日本の今〜近い将来の問題を知ることができます。

  • ★るい★ さん

    全ての企業ができるわけではないが 経営者には読んでいただきたい

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