ジェフリー・ディーヴァー

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ロードサイド・クロス

ジェフリー・ディーヴァー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163297200
ISBN 10 : 4163297200
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,503p

内容詳細

ネットいじめに加担した少女たちが次々に命を狙われた。いじめの被害者だった少年は姿を消す。人間嘘発見器のダンスがその行方を追う一方、犯行はエスカレートし…。尋問の天才ダンス捜査官が狡猾な犯罪計画に挑む。

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ネット社会の匿名であるからこその個人攻撃...

投稿日:2011/06/14 (火)

ネット社会の匿名であるからこその個人攻撃、憶測が事実となってしまうことへの警告を鳴らしていると思います。この小説をより一層おもしろくしているのは、犯人の追跡に主軸が置かれながらも、登場人物たちの考え方や人間関係、日々の暮らしぶりが丁寧に描かれていて、彼らの息づかいを身近に感じられるところです。個人的には、トラヴィスの行動原理と価値観が非常に少年らしく感じられました。

ridobaagu さん | 京都府 | 不明

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期待通りの面白さで毎年末に発表される各種...

投稿日:2010/11/22 (月)

期待通りの面白さで毎年末に発表される各種ミステリベスト10の上位にランクインが恒例のディーバー新作。R・ライムの名前も1回だけ出てくるが、今回はキャサリン・ダンスの第2作。女性が主人公のせいか、ハーレクインロマンス的な描写がちょっと気恥ずかしい所も有りますが、相変わらずのページターナーぶりで、時間に余裕があれば500ページ強の大冊も一気読みできます。(悪ズレタ読者である自分は、出てくる人物みんなが怪しく思えて、間違った読み方をしてしまいましたが。。。) ネット社会の内包する諸問題という新しい材料を手際よく料理しつつ、あざとさの手前でツイストを繰り出し、ヤッパリすごいナと、うならされてしまう。まだまだ未訳の作品が控えているようで楽しみでなりません。

nasso さん | 岩手県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    ダンスシリーズ2冊目。前半のテンポの悪さは何だろう。ネット上での悪意も、現代においては平坦。トラヴィスのインパクトも弱く、サスペンスに欠ける要因。エンプティチェアの昆虫少年みたいな造形がされていればまた違ったはず。後半にいくにつれて面白くなり、特にオニールの役回りが良かったが、ここでもやはりアンの存在が空気過ぎて盛り上げきれていないのが残念。キネシクスの活用場面はどんどん減少。ダンスの強みはキネシクスではなく「AからBへ、跳んでXへ」というフレーズを刷り込む事で、論理の飛躍を不自然に感じさせない事だ。

  • 財布にジャック さん

    やっぱり、こいつが犯人かぁと珍しく犯人は当てられましたが、そこへ行くまでに二転三転してさすがにディーヴァー作品らしいひねりの利いた謎解きでした。「ソウルコレクター」と同じようにこのお話にもインターネットが深く関わっているので、読み終えてからネット上に書き込みをするのはかなり怖いと感じてしまいました。リンカーン・ライムも好きですが、キャサリン・ダンスは同じ女性として、応援したくなります。今後も彼女の活躍を見守り続けます。

  • GaGa さん

    前作とは違い、犯人側の視点を入れないこのスタイルはライムシリーズとの棲み分けが出来て良い。ダンスの活躍も今回は序盤からスタート。さらには前作に纏わるもう一つのミステリー(続けて読んでよかったとつくづく思った)が並行して進行し、緊迫感を増している。ただ登場人物リストへの掲載は難しいねえ。終盤に到るにつれわざわざこの人の名を載せる意味は?と思い、やはり本筋にに関わるのだと思うとやはりそうだった(苦笑)やはり、オニールとの関係よりも、オーヴァービーとダンスがさりげなく散らす火花が好き(笑)

  • よむよむ さん

    シリーズ2作目。ネット上で攻撃された少年が道端に十字架と花束を置くとき、また人が襲われる・・・前作よりパワーアップしていて、素直に面白かったです。まあ偉大なるマンネリとも言えなくは無いのですが、それでもガッツリ引き込まれて読まされるし騙される。それにしても『DQ』とやらはスゴ〜イ!まったくゲームをしない私もちょっと興味を惹かれました。実際にも似たようなものあるんでしょう?子どもたちが夢中になるはずだね。あと、最後のイーディの子育て論にはハッと胸を突かれ、何度も読み返してしまいました。さて、ライムの新作は?

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    「ソウル・コレクター」のテーマが色濃く、出た作品。匿名での誹謗中傷や匿名と安心し、個人情報の洩らすことの恐ろしさが今もインターネットにお世話になっている身としては身近で怖いです。オーヴァービーって実際、いたら人に対しては鈍感なために部下から陰で総スカン喰らうような人物なんだろうけど何かと匿名性を盾に取り、「自分こそ正義だ」というような自惚れや本心が見えない嘘つきよりは余程、我慢できると思います。実は前回からのあの人のキャサリンに対する心持に「おやっ?」と思っていたのでまさかの展開に思わず、顔が綻びました。

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