ジェイムズ ジョイス

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フィネガンズ・ウェイク 2 河出文庫

ジェイムズ ジョイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309462356
ISBN 10 : 4309462359
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,410p

内容詳細

夢言語とも祝祭言語とも酩酊言語ともいわれ、無数の小宇宙を内包する大宇宙にもたとえられる巨大な言語の建造物『フィネガン』は、死と再生、墜落と上昇の航跡をさらに進めて行く。

【著者紹介】
ジェイムズ ジョイス : 1882‐1941年。アイルランドの作家。ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジ卒業。三十歳で母国を出てからは、パリ、トリエステ、チューリヒなどを転々とする。主著に『ダブリンの人々』『若い芸術家の肖像』などがある

柳瀬尚紀 : 1943年北海道生まれ。早稲田大学大学院修了。英米文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    私がこれに格闘しているのを見たフランス人の友人が、ジョイスはパリにいたからフランス語もまじえてフィネガンズは『finとagain』を合わせて読んだものだと言う。真偽はともかく、語呂合わせの多様、様々な言語での遊び、繋げ方、音での語りなんかを考えると、また死や葬儀から話が始まっているところを考えると、死は終わりでなく命は続いていくということなのかと思えてきた。だから、卑猥な話が多いのも、生殖は生に結びつくからだろうかと考えてみる。一つ一つの文を読んでも見えてこなかったものが、それで見えてくるような気がした。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年1154冊め。【79-2/G1000】読んでいる途中で誰かにわけもなく謝りたくなる。ごめんなさい。この言葉の流れをどう捉えたらいいのかわからない。1巻から脱落した人が多いのもうなづける。「鳥がクォークと三度鳴く」という有名なあのシーンを見つけた瞬間だけが短い救いの時でした。【第2回G1000チャレンジ】

  • たーぼー さん

    人類の歴史の一大抒情詩が、またしても無理解のまま、騒々しく通り過ぎてしまった。が、2巻目ともくれば、それも心地よい。本巻では、乱筆乱歩、天井桟敷の寺山、災之助(えんのすけ)、煌四郎、暖十郎、等々日本人も多数登場するため、『分った』ときの快感は言語が人にとって幸福になるための重要なアイテムであることを思い知らされる。『ノーブル賞撃を毒与するだろう』、との期待?も叶わずノーベル財団はジョイスに冷たかったかもしれないが、彼の創造が生み出した言語とノスタルジアの世界が空前絶後であることは疑いの余地が無い。あと一巻

  • そのあとに続く さん

    圧縮された言語を解読するのは楽しみもあり。IIで中心として見えたのはおおいなる死。陰陰滅滅とした無ではなく、狂騒的なまでに祝福されたそれは、ネガティヴな感情が微塵もなくごく真っ当なこととして肯定されている。重なりあった時間軸と場、矛盾として違和感を抱くのではなく混在こそが生の醍醐味。

  • roughfractus02 さん

    Finnegans Wake(Fin【仏語:終わり】+again【英語:再び】×wake(【ゲール語:通夜/英語:目覚め】の3種の言語と2タイプの重なりを円環モデルとして頭に入れ、訳者の奇抜な邦訳の連なりを加えた3重の言語を通しながら本書を読むと(原文はweb公開済)、読者が獲得した既知の意味から成る実体世界が、諸言語の関係から新たに作られつつあることを実感する。この関係は、居酒屋での一夜に集まる人々の噂に巻き込まれる主人公という小さな関係を、神話、歴史、現実の3層からなる広大な時空の集約する場に変える。

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ジェイムズ ジョイス

1882年2月2日ジョン・スタニスロース・ジョイスとメアリー・ジェーン・マリーの第一子としてアイルランド・ダブリンに生まれる。1888年9月‐1891年6月キルデア県サリンズのクロンゴーズ・ウッド・カレッジ在学、1893年4月‐1898年6月ダブリン、ベルヴェディア・カレッジ在学、1898年9月ユニ

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