ジェイムズ・クロフォード

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国境と人類 文明誕生以来の難問

ジェイムズ・クロフォード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309229102
ISBN 10 : 4309229107
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
496p;20

内容詳細

侵攻、移民、パンデミック、気候変動…すべてはここにつながる。「境界線」はいかに世界を動かしてきたのか―歴史的瞬間の現場をめぐるドキュメント。

目次 : プロローグ 平原の外れ/ 第1部 つくる(線伏に連なる骨/ 果てしない周縁部/ 無限)/ 第2部 動く(壁を築く/ 失われた国境)/ 第3部 越える(過酷な地/ 国境を燃やす)/ 第4部 崩す(解ける国境/ 「この肉体の壁」/ 広大な岸辺に緑の線を)

【著者紹介】
ジェイムズ・クロフォード : 英国スコットランドの歴史家。エディンバラ大学で歴史学と法哲学を学ぶ。10年以上にわたり、スコットランド国立建築・考古学コレクションの調査に携わった経験をもつ

東郷えりか : 翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鯖 さん

    人類にとって国境とは何か。難民、パンデミック、気候変動と国境がもたらす問題を、パレスチナ、トランプの壁、解ける氷河等にその足で訪れ、その目で捉えて考えるルポ。コレラは昔から富裕層ではなく貧困層を狙い撃ちにし、死亡率は全然違っていたとか、アフリカに10億本の木を植えるとか。その土地にその土地に自生していた樹を植えるんならいいんだろうなあ。まあでも外来種の問題もあるとはいえ、人間て最大最悪の外来種だよね…と思ってしまう。

  • どさんこ さん

    周りを海に囲まれている日本にいると、国境に対する感覚が中々理解出来ない。イタリアとオーストリアとの国境は、氷河の融解に従って日々変化していると言うことには気が付かなかった。宗主国同士が勝手に引いた国境線に対して、ベドウィンのような移動民族は何の関心もないだろう。そういえば、近くの調布飛行場は、滑走路の一部が調布市と三鷹市とで分断されている。ここには民族の違いみたいなものほないはずだが、何故分割されているのだろうか、などど妙な疑問が生じてしまった。

  • Go Extreme さん

    平原の外れ: ラガシュとウンマ 無人地帯 円柱の物語の終わり 最初の国境の物語 つくる; 線状に連なる骨・国境を引く商売 果てしない周縁部・戦争と球技 無限・障壁への旅 動く: 壁を築く・シームゾーン 失われた国境・線の終点 越える: 過酷な地・移民の残したし品々 国境を燃やす・終着点としてのもろおっこ 崩す: 解ける国境・アルプスの分水嶺  この肉体の壁・社会が永久に変わる/決して終わることのない戦争 広大な岸辺に緑の線・アフリカに10億本の木を 世界各地のの出来事≒国境/境界という共通の問題

  • (ま) さん

    シュメールから始まる国境/境界のこちらとあちらの景観・悲喜劇の歴史ルポルタージュ 人々が築き守ろうとするものの幻影と限界、気候変動が国境を笑いものにする

  • ほなみ さん

    日本だと国境というものを意識することはないが、世界的に見ると国境というものは変化するものだし非常に曖昧なものなのかもしれない。 パレスチナの壁では西洋の人が平和の象徴として絵を描き、もともと北欧に住んでいた先住民たちの住処を都合上切り分けたり、国境と一言にまとめても立場によって捉え方も異なる。県境とは異なり、国境は大きな壁を感じる。この本を読んだ限りその認識にズレはないが、果たしてEUの人たちも同様の認識なのか気になる。線が引かれると外の感じがして対立が生まれてしまうが、国境は必須なものなのだろうか

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ジェイムズ・クロフォード

英国スコットランドの歴史家。エディンバラ大学で歴史学と法哲学を学ぶ。10年以上にわたり、スコットランド国立建築・考古学コレクションの調査に携わった経験をもつ

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