セミ

ショーン・タン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309290195
ISBN 10 : 4309290191
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;28

内容詳細

セミが人間と一緒に会社で働いている。誰からも認めらず昇進もせず、それでも17年間コツコツと……。 誰の心にも残る、印象的な、静かで過激な問題作。

【著者紹介】
ショーン・タン : 1974年オーストラリア生まれ。幼い頃から絵を描くことが得意で、学生時代にはSF雑誌で活躍。西オーストラリア大学(University of Western Australia)では美術と英文学を修める。これまでに発表したいずれの作品も卓越した内容と表現で評価が高く、オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。作品は世界中で翻訳出版されている。現代を代表する新進気鋭のイラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプトアーティストとして活動の場を拡げている。9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で2011年にアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。同年、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞も受賞。現在、メルボルン在住

岸本佐知子 : 翻訳家。訳書のほか、著書に『ねにもつタイプ』(講談社エツセイ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    以前から気になっていた本書を書店で、見つけたので読みました。ショーン・タン、2作目です。シュールな大人向け絵本、不合理な世界観が独特です。セミは何のため、生きているのか、不思議な存在の昆虫です。 http://web.kawade.co.jp/special/cicada/

  • seacalf さん

    大好きな『遠い町から来た話』のショーン・タンの新作。背広姿のセミがどんな話を繰り広げてくれるのか期待して読んだが、言い様のない気持ちになってモヤモヤ。ちょうど近くのちひろ美術館で「ショーン・タンの世界展」を開催していたので足を運ぶ。これが大正解。めちゃくちゃ良かった。この絵本自体は感想が書きにくい内容だったが、展示会は大満足だったので結果オーライ。日本語版より一回り小さい英語版の絵本も読めたし、何よりショーン・タンの魅力を再確認。未読の『アライバル』もかなり面白そうだし、この絵本がきっかけとなって大収穫。

  • kanegon69@凍結中 さん

    衝撃的な本だ。17年間ひたすら働き、昇進もなく残業は1人でこなし、虐められトイレも使わせてもらえない。定年を迎えて1人屋上に立つセミ。脱皮して飛び立つ姿はようやく地獄から解放されたかのようだ。この絵本の意味する所は何なのか思いにふける。これはセミを描きたかったのではなく、地中でひたすら耐えるセミの幼虫のごとく、人間社会を皮肉ったのではないだろうか。歴史上長くあった奴隷制度、人種差別、最近でも非正規雇用、ブラック企業、ハラスメント、酷い労働環境は沢山ある。我々は脱皮したセミに笑われているのではないだろうか。

  • ホッケうるふ さん

    「17年昇進なし」で始まる悲哀が日本人に食傷気味のサラリーマン物語と一瞬重なるが、そんなレベルを超えた「セミだから」と露骨に非道な仕打ち連発の展開にこれは闇社会か地獄か?とクラクラする。それだけに絵本のビジュアルを最大限に活かした結末のカタルシスで一気に浄化。この人間の酷い所業は童話の単なる道具立てか、不法移民など底辺労働力への差別の暗喩か?あるいは人間とは悪意と差別と虐待が無制限に許されたらここまで醜い生き物になるのだと、17年土の下で耐えたあと空に羽ばたくセミの眼に見下ろされ嘲笑される存在なのか?!

  • けんとまん1007 さん

    セミ君が象徴するものは、いったい何だろう?最後に人間が嗤われることが、いろんなことを意味している。誰もが、そんな一面を持っているのだが、その大きさ・現れ方はいろいろだ。いつまでも、余韻が残る1冊。

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