ショーソン / フォーレ

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  • フルネが振るショーソン交響曲は未確認ですが古くは19...

    投稿日:2011/01/13

    フルネが振るショーソン交響曲は未確認ですが古くは1953年録音のコンセールバドルO演奏のもの、本盤より新しい1998年録音のトルコのビルケントSO演奏のものもあるらしいですが代表的なものは本盤1988年RPONを振ったもの(フルネ75歳、タイム@12’51A8’47B13’46)と晩年2004年東京都SO演奏盤(タイム@14’03A8’56B15’21)がありショーソンと言えばフルネと言われる程には盤種が多くなく又オーケストラもどれも超一流?ではない処がスター性の低いフルネらしく思っています。さて、ショーソンも他のフランス作曲家同様交響曲に関しては寡作でこの作品も我々ドイツ系交響曲に馴染んでいる者には耳新しいセンスをもたらせています。私個人では第3楽章前半不安を煽る曲想はがよく昔TVニュースのバックに流れていたのを記憶しており比較的身近な存在ではありました。本盤でフルネは第1楽章をゆったり目に叙情的にしかし本当にさりげなく進めやがて全奏がマッシッブに噴出・・・明るい感じに転じ独特の境地をフルネは示しそしてコーダにも決して雑な処はなく説得性充分。心なし(私の聴く能力無さのせいかもしれません)オーケストラがそのさりげなさに力不足(実は力みかも?)・センス差の処はありましょうが・・・。続く第2楽章は静かに微妙な息遣いを示し強奏ではフランクを思わせるエネルギーが・・・。第3楽章先述の不安を煽る様な曲想を緊迫感でスタートし時折「新世界交響曲」を思わせる断片も散らつかせつつ色濃く堂々の詰めから消える様な〆に到る曲自体をフルネは基本的には緩みの無い薄口な感じで我々に提供してくれます・・・聴き易い演奏で特に管楽器が素晴らしく流れます。フォーレ「ペレアスとメリザンド」(本盤タイム6’00+2’43+3’46+4’04)も後年2004年フルネは東京都SO(タイム6’10+2’58+3’53+4’39)に再録しているのみではなくもっと以前に・・・例えばコンセール・ラムルーO(1952年)等がある様で本盤は年齢的にもフルネの円熟期故熟知しつくした演奏を清潔に流しその余韻の肌触りが楽しめます。最晩年フランス音楽大使の如く日本での仕事と関係が深かった為贔屓目に見てしまってはいるとは言え透明性の高い素敵な演奏盤ですね・・・(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

    3

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