CD 輸入盤

ショパン・レトロスペクション−ピアノ作品集 デヤン・ラツィック

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CCS15998
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

フレデリック・ショパン(1810-1849):レトロスペクション-ピアノ作品集
1. ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 Op.35
2. 2つの夜想曲 Op.32
3. ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64/2
4. ワルツ第6番「子犬」 変ニ長調 Op.64/1
5. ワルツ第11番 変ト長調 Op.70/1
6. バラード第1番 ト短調 Op.23
7. アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
8. ワルツ第9番 変イ長調 Op.69/1
9. ワルツ第1番「華麗なる大ワルツ」 変ホ長調 Op.18
10. ワルツ ホ短調 Op.posth

デヤン・ラツィック(ピアノ)

「ショパン・チェロ・ワルツ集 第1巻/CCS 16298」でウィスペルウェイと抜群の演奏を聴かせてくれたラツィックがソロで初のショパンを発売。ラツィックは1977年ユーゴスラヴィアのザグレブ生まれ。幼い頃からピアノとクラリネットの勉強をはじめ、ピアニストとしてザグレブでデビュー、大成功を収める。その後さまざまなコンクールに出場し高い評価を得、世界的なオーケストラとも数多く共演するとともにヨーロッパの有名なホールでソロ・リサイタルを開くなど、若くして名声を馳せ、ヨーロッパで行われている主要な国際音楽祭にも出演している。またラツィックはピアノ、クラリネットの演奏のみならず優れた作曲能力も持ち合わせ、その作品はすでにヨーロッパで演奏されている。ピアノ・ファン注目の天才ピアニストである。

収録曲   

クラシック曲目

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  • Frederic Chopin (1810 - 1849)
    Sonata for Piano no 2 in B flat minor, B 128/Op. 35 "Funeral March"
    演奏者 :
    Lazic, Dejan (Piano)
    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Sonata
    • 作曲/編集場所 : 1837-1839, Paris, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Frederic Chopin (1810 - 1849)
    Nocturnes (2) for Piano, B 106/Op. 32
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Nocturne
    • 作曲/編集場所 : 1836-1837, Paris, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

ユーザーレビュー

総合評価

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ソナタの2番はバラードよりも雄弁。特にそ...

投稿日:2010/06/06 (日)

ソナタの2番はバラードよりも雄弁。特にその終楽章は感動的で、その暗示的で黙示録的な内容の深さには圧倒される。最後の1音が鳴り終えたときに受ける感動は、偉大な長編文学を読みきったあとの、あのズシリとくる重さに例えても構わないだろう。しかし「それほどの作品のように思えない」という人は多い。答えは簡単。良い演奏を聴いてないだけだ。現実良い演奏は驚くほど少ない。ショパンの作品の中でも、ソナタ2番は最も表現が難しいものの筆頭で、当然良い演奏は滅多に出ない。この曲の重要ポイントは2つ。@冒頭のDesの音をどう響かせるか。A終楽章をどう演奏するか。これに尽きる。特に@。この冒頭のDesが確定しなければ、終楽章の短3度の分解方法も決まらないし、ましてや3楽章を聴かせることなど不可能だ。しかしこの2つの課題をクリアすることは本当に困難を極める。あのツィメルマンは2010のツアーでソナタ2番を取り上げているが、彼が要求しているだろうレベルに到達できていないようだった。構造に敏感な人は気づいているだろう。ツィメルマンのレベルを持ってしても、あの方法では終楽章に問題を残してしまい、そのため2番の演奏後、彼は私の聴いた全ての演奏会で毎回苦悩している(彼は一度Graveまで戻る演奏も試してみるべきだと思うのだが、どうだろうか?)。といっても、相当に高いレベルの演奏だったことには間違いない。さてラツィックの演奏だが、抜群のテクニックに支えられた表層の処理は、歴代でも最強のレベルだが、それ以上に凄いのが、短3度の処理。短3度の効果を最大限に引きずり出すための、やりすぎとも聴こえかねない表層の処理。しかしそれらは皮膚感覚とか印象・雰囲気などといった感覚的なものとは次元が全く異なる、極めて構造的な論理に支えられたものだ。3楽章と終楽章が特に見事(ただし、ツィメルマンが注視していた問題とは全く違うの視点からのアプローチです)。ところで現在発売されている録音のほとんどは「終楽章は音符をなぞるだけで終わり」という己の無知と分析能力の無さにふんぞり返り、この作品が有する構成の面白さ、斬新さを打ち壊す演奏が多く、それでこの傑作の音楽的な感動を味わおうなどと、全く不可能で不可解な話です。有名曲ほど本当に良い演奏を選んで欲しい。

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

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正直言って、最初は違和感がありましたが、...

投稿日:2007/02/09 (金)

正直言って、最初は違和感がありましたが、聴く回数を重ねていくに従って、この若いピアニストの凄さをまざまざと実感する様になりました。卓越したメカニック、表現の幅の広さ、ピアノを鳴らし切る手腕、速いパッセージでもやせない音色、などなど聴き応えのある素晴らしい仕上がりになっています。録音の良さも言うまでもありません。

もみぢ葉 さん | 福井県 | 不明

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速い!しかしタッチは鮮明。今最も評価の高...

投稿日:2006/11/23 (木)

速い!しかしタッチは鮮明。今最も評価の高い若手の一人。技術に関心がある人にお薦めします。今実力のある若手は何故か大メジャーにはいない。彼らは自分のやりたい音楽を突き詰め、完成度の高い仕事をする。まとまった利益を揚げることはないだろう。現在音楽は多様化するユーザーに合わせて多極化している。それを絶対的権威の消失と取るか、中心の喪失と取るか。違う。芸術の広さを考えると、それは予測された事態だ。情報の量と速度に比例して、今後もこの傾向は加速するだろう。

御輪日明 さん | 鳥野 | 不明

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人物・団体紹介

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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