CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 ポリーニ・コレクション〜ショパン編(9CD)

ショパン (1810-1849)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
BOX仕様,9枚組み,ブックレット付き
コメント
:
BOXすれ
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
4779908
レーベル
Dg
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ポリーニ・コレクション〜ショパン編(9CD)
巨匠ポリーニによる完璧なショパン・アルバム!


2012年1月5日に70歳の誕生日を迎える巨匠ポリーニの70歳記念リリース第1弾。圧倒的な技術、深い音楽性、そして現代性を備えたポリーニの十八番であるショパンの9枚組です。約半世紀に渡ってショパンの最高権威として君臨する彼が、1972〜2008年にかけて当レーベルに残した秀演がずらり! 「完璧なショパン・アルバム」です。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
CD1
ショパン:
・12の練習曲 op.10
・12の練習曲 op.25
 録音:1972年1月、5月 ミュンヘン(ステレオ)

CD2
・24の前奏曲 op.28
 録音:1974年6月、7月 ミュンヘン(ステレオ)

CD3
ポロネーズ集
・ポロネーズ第1番嬰ハ短調 op.26-1
・ポロネーズ第2番変ホ短調 op.26-2
・ポロネーズ第3番イ長調 op.40-1『軍隊』
・ポロネーズ第4番ハ短調 op.40-2
・ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 op.44
・ポロネーズ第6番変イ長調 op.53『英雄』
・ポロネーズ第7番変イ長調op.61『幻想』
 録音:1975年11月 ウィーン(ステレオ)

CD4
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.35『葬送行進曲付』
・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 op.58
 録音:1984年6月 ミュンヘン(デジタル)

CD5
・スケルツォ第1番ロ短調 op.20
・スケルツォ第2番変ロ短調 op.31
・スケルツォ第3番嬰ハ短調 op.39
・スケルツォ第4番ホ長調 op.54
・子守歌 変ニ長調 op.57
・舟歌 嬰へ長調 op.60
 録音:1990年9月 ミュンヘン(デジタル)

CD6
・バラード第1番ト短調 op.23
・バラード第2番ヘ長調 op.38
・バラード第3番変イ長調 op.47
・バラード第4番ヘ短調op.52
・前奏曲第25番嬰ハ短調op.45
・幻想曲 へ短調 op.49
 録音:1999年4月 ミュンヘン(デジタル)

CD7, CD8
・夜想曲集(第1〜19番)
 録音:2004年9月 ミュンヘン(デジタル)

CD9
・バラード第2番ヘ長調 op.38
・マズルカ集 op.33(第22番〜25番)
・ワルツ集 op.34(第2番〜第4番)
・即興曲第2番嬰ヘ長調 op.36
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.35『葬送行進曲付』
 録音:2008年3月 ミュンヘン(デジタル)

 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. No. 1 in C major. Allegro
  • 02. No. 2 in A minor. Allegro
  • 03. No. 3 in E major. Lento, ma non troppo
  • 04. No. 4 in C sharp minor. Presto
  • 05. No. 5 in G flat major. Vivace
  • 06. No. 6 in E flat minor. Andante
  • 07. No. 7 in C major. Vivace
  • 08. No. 8 in F major. Allegro
  • 09. No. 9 in F minor. Allegro, molto agitato
  • 10. No. 10 in A flat major. Vivace assai
  • 11. No. 11 in E flat major. Allegretto
  • 12. No. 12 in C minor. Allegro con fuoco
  • 13. No. 1 in A flat major. Allegro sostenuto
  • 14. No. 2 in F minor. Presto
  • 15. No. 3 in F major. Allegro
  • 16. No. 4 in A minor. Agitato
  • 17. No. 5 in E minor. Vivace
  • 18. No. 6 in G sharp minor. Allegro
  • 19. No. 7 in C sharp minor. Lento
  • 20. No. 8 in D flat major. Vivace
  • 21. No. 9 in G flat major. Allegro assai
  • 22. No. 10 in B minor. Allegro con fuoco
  • 23. No. 11 in A minor. Lento - Allegro con brio
  • 24. No. 12 in C minor. Molto allegro, con fuoco
  • 25. 1. Extrmement rapide
  • 26. 2. Lent
  • 27. 3. Modr, presque vif
  • 28. 4. Vif

ディスク   2

  • 01. No. 1 in C major. Agitato
  • 02. No. 2 in A minor. Lento
  • 03. No. 3 in G major. Vivace
  • 04. No. 4 in E minor. Largo
  • 05. No. 5 in D major. Allegro molto
  • 06. No. 6 in B minor. Lento assai
  • 07. No. 7 in A major. Andantino
  • 08. No. 8 in F sharp minor. Molto agitato
  • 09. No. 9 in E major. Largo
  • 10. No. 10 in C sharp minor. Allegro molto
  • 11. No. 11 in B major. Vivace
  • 12. No. 12 in G sharp minor. Presto
  • 13. No. 13 in F sharp major. Lento
  • 14. No. 14 in E flat minor. Allegro
  • 15. No. 15 in D flat major. Sostenuto
  • 16. No. 16 in B flat minor. Presto con fuoco
  • 17. No. 17 in A flat major. Allegretto
  • 18. No. 18 in F minor. Allegro molto
  • 19. No. 19 in E flat major. Vivace
  • 20. No. 20 in C minor. Largo
  • 21. No. 21 in B flat major. Cantabile
  • 22. No. 22 in G minor. Molto agitato
  • 23. No. 23 in F major. Moderato
  • 24. No. 24 in D minor. Allegro appassionato

総合評価

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5.0

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若いころの練習曲は完璧な技巧、 比較的最...

投稿日:2016/06/04 (土)

若いころの練習曲は完璧な技巧、 比較的最近の夜想曲は柔らかな響きで やはりショパンはポリーニだ。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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 このポリーニショパン集を評価するのは、...

投稿日:2012/04/28 (土)

 このポリーニショパン集を評価するのは、実は音楽に何を求めるのかを問われることなのではないだろうか。若いころのポリーニは機械的だという評価と、近年円熟味を増して真に巨匠になったなどという評価は、個人的な受け取りだから、ありえないわけではないが、ポリーニが聞いたら驚くような、的外れなものだろう。  ポリーニの若いころの演奏は、完璧な技巧だけではなく、作曲家に寄り添った高い音楽的解釈と、それを完全に表出するコントロール力という、すべての演奏家としての要素を極めて高いレベルで総合させた比類ないものだった。練習曲集につけられた「これ以上何をお望みですか?」というキャッチコピーはまさしく、この演奏を的確に表現したものだった。そのコピーが印刷された帯付きのLPレコードを購入し、散々聞いたものだ。しかし、そうした完璧さをもった演奏は、この中では4番目までである。5番目のスケルツォは過渡期であり、6番目のバラード以降は、ポリーニは全く別人になってしまった。しかし、それはよく書かれる練習不足とか、音楽家としての堕落では決してない。おそらく1990年前後、ポリーニの50歳代での腕の故障が原因である。私はプロの作曲家である知人から直接その情報を得たが、技術的な問題もそうだが、精神的な動揺が深刻であったという。その少し前だったと思うが、日本のテレビに登場していろいろと話をしていたのだが、ポリーニはとにかく時間がある限り練習をしており、すべての練習は作曲家の意思を正しく表すための解釈のためだと言っていた。この練習のしすぎが腕の故障の原因だろう。どんな人間でも決して逃れることのできない肉体的衰えと故障の時期が重なったために、さすがのポリーニも急速に技巧的な衰えを示すことになった。91年のスケルツォから99年のバラードまで、8年の空白があることが、この間のポリーニのもがき苦しむ精神を想像させる。ベートーヴェンなどはだしていたが、有無を言わせぬ名演は全く現れなくなった。  私はポリーニ全盛時代にNHK交響楽団に登場したときのライブを実際に聴いたことがある。ショパンの2番の協奏曲であり、アンコールとしてバラード1番を弾いた。この演奏会は、人生の中でもっとも印象的な忘れることのできないものだった。カラヤンの第九やクライバーの薔薇の騎士、ボエームも聴いたが、感動の強烈さという点で、ポリーニの方が遥に上だった。あんなに美しいピアノの音は前にもあとにも聴いたことがないし、(数年間同じ席で様々なピアノ協奏曲と演奏家を聴いたが)特に第二楽章の夢見るような夜想曲には、恍惚となるような思いがした。そして、バラードは、神秘的な雰囲気の音から、強烈なダイナミズムまで、信じられないような完璧な技巧と解釈で惹きつけた。舞台上のオケの人たちが、完全に熱狂する聴衆と化してしまったが、あんなオケの人たちの反応は、映像を含めて一度もみたことがない。世界的な演奏家と頻繁に演奏している彼らがあれほど熱狂するのだから、そのすばらしさが想像できるだろう。  しかし、私がCD時代になって買ったポリーニは、70年代の演奏ばかり集めた12枚組のボックスと、EMIのショパン名曲集だけだった。(LP時代には、練習曲集の他に、練習曲集・ポロネーズ・前奏曲の3枚組セットと18歳のときの協奏曲1番を買って、いずれもよく聴いていた。)これは、一枚とて駄作はなく、聴く者を圧倒するような演奏ばかりだ。しかし、80年代以降、特に90年代にはいってからの録音は、怖くて聴く気がせず、ずっと避けていた。故障後のポリーニの評価は散々であり、幻滅を感じたくなかったからである。  しかし、バラード以降の演奏を好む人が少なくないこともあるが、私自身の大学での取り組みとして、「躓きと立ち上がり」というテーマでのゼミ活動を始めたことから、このセットを購入する気になった。50代で故障したポリーニには、決して以前のような完全な演奏ができないことは、本人も承知していただろう。生活に困ることはないはずだし、音楽大学の教授職はいくらでもあったろう。しかし、演奏家としての道を捨てず、罵倒のような批判を受けても、レコーディングもしてきた。その理由を探りたかったのである。  このバラードを聴いたとき、自分が表現したいことを実現できない、もどかしさを感じているポリーニを強く意識せざるをえなかった。私が実演で聴いた1番のバラードの圧倒的な構えの大きさと繊細な表現を合体させた演奏に比較すると、多少スケールが小さいが、EMIの演奏は、ホロビッツ、アシュケナージ、アルゲリッチなどを寄せつけないほどのすばらしさだ。おそらく比肩するのは、ツィンマーマンだけだろう。99年のバラード1番は、EMIと比較すると、ポリーニの焦りがにじみ出た演奏になっている。表現意欲が空回りし、躓きそうになるのだ。  世評の高い夜想曲集も、30代にいれてくれたら、ほんとうによかったと思う。超絶技巧を要求する曲ではないから、技術と表現意欲の破綻めいたところは感じないが、やはり、草書体的装飾句の滑らかさが破綻するところが少なくない。あまり違わない時期の同じグラモフォンでのピリスの夜想曲集の方がずっと魅力的だ。  CD9には、唯一重なっているソナタ2番がはいっている。これも、84年の演奏では、実にきめ細かいニュアンス付けがなされているのに対して、そうしたコントロールが弱くなっている。  結論的に、6以後のCDはポリーニという名前がなければ、会社が発売したかどうか、わからないと思う。だが、価値がないのか。演奏だけの価値なら、かなり低いといえよう。しかし、私たちが、音楽を聴くのは、単に演奏の純粋なすばらしさをえるためだけではないのかも知れない。  ルツェルン音楽祭で、アバドとベートーヴェンの4番の協奏曲を演奏しているビデオをみたことがあるが、聴衆は本当に暖かい拍手を贈っていた。おそらくヨーロッパの聴衆、この会場には一流の演奏家もたくさんいたが、アバドも含めて身体的問題と闘ってきた二人の人生を知っている人も多いのだろう。そういう姿から、勇気を感じることができるのも確かだ。あれほど完璧な演奏家だった人が故障でどん底に陥り、以前の姿を取り戻すことは決してできないが、しかし、新しい何かを求めて努力している、その過程を示すものとであるがゆえに、確かに感動も与える、そういう性格のものなのだろう。  このボックスはポリーニの栄光と挫折、そして、立ち上がりの苦悩の跡を確認するものとして、やはり大きな意味をもっているとと思う。

wakei さん | 千葉県 | 不明

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ポリーニの残したショパン演奏の偉業を鳥瞰...

投稿日:2011/11/13 (日)

ポリーニの残したショパン演奏の偉業を鳥瞰したかったので買い求めました。彼の超絶技巧を知る絶好のチャンスを与えて頂き感謝しています。 それにしても、9枚組でこの価格は破格の値段です。

KS さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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