ショスタコーヴィチ(1906-1975)
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ショスタコーヴィチ(1906-1975) レビュー一覧

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2236件
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  • 私は古典四重奏団は日本のトップと思う。いつでも暗譜...

    投稿日:2021/09/03

    私は古典四重奏団は日本のトップと思う。いつでも暗譜でその曲に対峙するストイックな姿勢には頭が下がる。それでも演奏会にも何回か足を運んだファンから言わせてもらうと、この団体は昔の新日本プロレスみたいに意外に当たり外れが多い。この団体の良さは一言で言うと「端正」だと私は思うのだが、この姿勢が曲とマッチして、感情が乗ると本当に一生物の演奏になるが、調子が悪いといくら田崎さんが煽ってもダメなのである。あと、ベートーヴェンでもなぜか14番は苦手だが15番は絶対に良い。この演奏、この団体ならではの「端正さ」で臨んでおり、スコア見ながら聞くと、ああ、やっぱりショタコーヴィッチはこう言う音をイメージしていたんだなとよくわかる。ここまで解析的に「音自体」を鳴らした演奏は他ではないと思う。一方、あえてなのかもしれないが、「端正」に過ぎる。あんなに洒落た1番ですら、もっとやってよと言いたくなる。怨念まで籠もっている8番でも同じ。9番や12番ならもっと突っ込んで欲しいと思ってしまう。良く言えば曲に語らせる演奏だし、悪く言えば主張がない。だから曲が大人しい7番とか10番は名演だが、屈折している3番とか13番は物足りない。やはりショスタコーヴィッチの弦楽四重奏は傑作だが本当に演奏が難しいのだな、と再度認識した。でもこの団体のその姿勢が純度の高い15番にはピッタリで、終わり良ければ、と言う気持ちになれた。これからもこの団体には期待したい。

    てつ さん

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  • 一番聴きやすい「5番」以外で初めて感動したのがバー...

    投稿日:2021/07/30

    一番聴きやすい「5番」以外で初めて感動したのがバーンスタイン指揮の「レニングラード」で、自分にとってはショスタコーヴィチへの入口になったCDです。音楽を通して全てを語れる天才ショスタコーヴィチの、言いたいことが全て分かるような名演です。中でも、第一楽章のあの「戦争の主題」の凄まじさはこれが一番だと思います。第三楽章では、楽器の音がすべて作曲家の声として聴こえて来ます。

    classic さん

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  • まさに爆演と呼ぶにふさわしい「レニングラード」では...

    投稿日:2021/07/25

    まさに爆演と呼ぶにふさわしい「レニングラード」ではないでしょうか。ショスタコーヴィチの中では第5番に次いでポピュラーな交響曲ですが、それでも通して聴くにはハードルの高い作品であると感じていました。しかしこの録音は、始まりからラストまで尋常ならざる高いテンションで突き進みます。第1楽章で繰り返される「戦争の主題」が徐々に狂気を帯びていく様など、思わず興奮してしまいました。

    チキンラーメン さん

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  • 21世紀の現在になって、ようやく20世紀に君臨していた...

    投稿日:2021/07/25

    21世紀の現在になって、ようやく20世紀に君臨していたソビエトの呪縛、しがらみから解き放たれた純音楽的なショスタコーヴィッチ交響曲第5番が誕生したと言っても過言ではないだろう。ウルバンスキとエルプ・フィルによるこの演奏は、今までのどれとも異なった装いだ。曲の冒頭から弦楽器を主体とし、音量は控えめに進んでいく。金管楽器の咆哮も控えめでテンポも遅め。この大曲が室内楽的な様相をしている。ただそうやって曲にのめり込んでいると、テンポアップがごく自然に始まっていたことに気づくことになる。第一楽章のクライマックスは十分な迫力がある。ウルバンスキの芸風に向いている第三楽章の静謐な佇まいは、この演奏の白眉と言えるだろう。ゆったりと声を荒げることなく始まる最終楽章。他の指揮者たちが加速するところでも自重しながら曲は進む。しかし、再びここでも気づくとテンポアップしており中間部は寧ろ早めなのだ。コーダはここまで抑えてきた金管群も主張を開始して、ハッとする木管の隠し味を味わった後、曲は終わる。勝利の行進曲という安っぽい形容は、この演奏には向かない。20世紀を代表する名曲の名演の誕生である。動画で視聴したマケラのレニングラードも同傾向の演奏であったから、今後ショスタコーヴィッチの新しいスタイルの名演奏が次々と生まれるのだろう。長生きしなくては。

    白文鳥 さん |60代

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  • ヤッシャ・ホーレンシュタインと、ウィーン・プロムジ...

    投稿日:2021/07/20

    ヤッシャ・ホーレンシュタインと、ウィーン・プロムジカ管弦楽団が残したVOX録音から、ショスタコーヴィチの交響曲第5番と、ヤナーチェクのタラス・ブーリバを収録した内容である。 ショスタコの5番は、スタイリッシュな演奏と思わせて、非常に濃い表情を聴かせてくれるのがホーレンシュタインらしい。 ウィーンの演奏家を集めた、ウィーン・プロムジカ管弦楽団の演奏はお世辞にも上手いとは言えず、随所で粗さがあるのが残念。 タラス・ブーリバも同様の傾向だが、幾分かオケの技術はましでこちらの方が良い。 録音はVOXらしいサウンドで、まぁまぁ。

    レインボー さん

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  • 現在安く手に入る最新の交響曲全集であればこれでしょ...

    投稿日:2021/07/18

    現在安く手に入る最新の交響曲全集であればこれでしょう。演奏の水準は高く、録音もよいです。 「そつなく無難にまとめた演奏」ではなく自己主張やそれに伴う粗さもありますが、それが一つの特徴でもあるので、その個性を楽しむことができると思います。 交響曲全集のファーストチョイスとしてもお勧めできるます。(あるいはマリス・ヤンソンスの全集か) 独唱陣、合唱も充実しているので、歌唱付きの交響曲(第13番、14番など)も、歌詞対訳をインターネットで見るなどして十分堪能できると思います。

    Tan2 さん

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  • ショスタコーヴィチの交響曲全集を、とりあえず安く手...

    投稿日:2021/07/18

    ショスタコーヴィチの交響曲全集を、とりあえず安く手に入れたい向きには絶好の全集です。演奏内容は水準以上です。 ショスタコーヴィチは耳をつんざく爆音でないと気が済まないという固定観念の持ち主も多いようですが、既にもっと客観的に純粋な音楽として聴く時代になっていると思います。 その意味で、お手頃な値段で交響曲全集をそろえたいときには、このヤンソンスか、ワシリー・ペトレンコのものが第一にお勧めです。 歌唱付きの交響曲(第13番、14番など)の歌詞対訳は、インターネットから検索して見ることができると思います。

    Tan2 さん

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  • さまざまなショスタコーヴィチの交響曲全集が出ている...

    投稿日:2021/07/18

    さまざまなショスタコーヴィチの交響曲全集が出ている今日においても、ほぼ「最高」の演奏といってよい全集であると思います。「西側初の」とか「ショスタコーヴィチの証言」で明らかになった作曲者の真意や「裏の意図」を反映した演奏とかいろいろ言われますが、そういった一切の雑念を排除して、ショスタコーヴィチの交響曲を純粋な音楽として聴く上で、これらの演奏を越えるものはなかなか現れていないのではないでしょうか。 唯一の難点を言えば、フィッシャー・ディスカウ夫妻が歌った「14番」がロシア語ではなく「ロシア語に翻訳する前の原詩」(ガルシア・ロルカのスペイン語、ブレンターノやリルケのドイツ語、アポリネールのフランス語など、第9曲だけはロシア語)で歌われることぐらいでしょうか(でも歌唱は最高です)。 いろいろな演奏を聴き比べるときに、ひとつのリファレンスとしてお手に取ってみてはいかがでしょうか。

    Tan2 さん

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  • メンデルスゾーンもショスタコーヴィッチも線は細いが...

    投稿日:2021/07/12

    メンデルスゾーンもショスタコーヴィッチも線は細いが軽やかで美しいハーンのヴァイオリンが堪能できます。現在の彼女であればもっと凄い演奏をするのではないかと感じさせる「進化するヴァイオリニスト」だと思います。

    困ったお父さん さん

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  • ムーティは意外なことにけっこうロシア音楽をよく演奏...

    投稿日:2021/07/09

    ムーティは意外なことにけっこうロシア音楽をよく演奏してきました。デビュー直後の1970年代にはフィルハーモニア管とチャイコフスキーの交響曲全集、1980〜1992年のフィラデルフィア管の音楽監督時代にはスクリャービンの交響曲全集やプロコフィエフなども録音しています。 そんなムーティも、ショスタコーヴィチは1992年の交響曲第5番の録音があるのみで、あまり興味がない、あるいは苦手なのかなと思っていました。ところがシカゴ響の音楽監督になってから、2012年に「ミケランジェロ組曲」を、そして2018年に交響曲第13番「バービ・ヤール」を録音しています。どちらも声楽が入ること、特に「ミケランジェロ組曲」はロシア語訳になっているとはいえ祖国の偉大な芸術家ミケランジェロの生誕500年を記念して作曲されたことに敬意を表しての演奏だったのでしょう。 この「ミケランジェロ組曲」は作曲者の最晩年に死の床で作曲されました。息子マキシムの話では交響曲第16番としたかったようですが、時間がなかったためまずピアノ伴奏で発表され、直ちに管弦楽編曲がなされました。そのためにピアノ伴奏版の作品145と、管弦楽版の作品145aとがあります。 曲は、楽章の数・構成や楽章相互の関連が、交響曲第14番と相似形になっています。その意味で「交響曲」としての意図があったのでしょう。選ばれた詩は、ミケランジェロがパトロンである教皇やメディチ家との軋轢の中で創作したこと、偉大な芸術家であったダンテの功績が権力によって追放・抹殺されたこと、真の芸術は死後にも長く人の心の中に残ることなどが歌われたもので、ショスタコーヴィチの心情に近いものが選ばれたのでしょう。 録音自体が少ない曲なので、このムーティの演奏は出来栄えや曲に対する思い入れからほぼ最高水準の内容だと思います。 交響曲と並んで、もっと演奏され聴かれてよい曲だと思います。

    Tan2 さん

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