ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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交響曲第4番 コンドラシン&シュターツカペレ・ドレスデン(1963年ドイツ初演ライヴ)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH06023
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

初演者コンドラシンによるショスタコ第4番
1963年ドイツ初演ライヴ、完全初出!


極上ライヴが注目の的!ドレスデン・シュターツカペレ・エディション。独Profil がメモリアル・イヤーに放つのは、ショスタコーヴィチの問題作、第4交響曲。驚くべきは指揮が1961年に世界初演を手がけたコンドラシン!前年には世界初の全集録音をモスクワ・フィルと第4番から開始していますが、今回のリリースは、ドイツ初演(西欧初演)ライヴという歴史的価値の計り知れない内容です。
 シニカルでユーモラス。第4番は政治的な圧力による無力感に苛まれていた歳月を表出したものともいわれ、プラウダ紙で批判を受けた過激なオペラ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』に相次ぎ1936年に完成。リハーサル後に作曲者自らの手で封印され、これより四半世紀もの間、日の目をみることがなかったいわく付きの内容。 創作上著しい発展をみせた意欲作でもあり、それまでに比べ編成も拡大し規模も長大化。その異様なまでの激しさ、力強さ、残虐さは比類がなく、並存する諧謔精神のあまりの雄弁さとの対比もとにかく強烈。マーラーの7番や1番、マイスタージンガーの引用(パロディ)を経た狂騒の果てに、最後は美しく静かなコーダに収斂されてゆくという構図は交響曲好きにはたまらないものです。 頻出する管楽器のソロや、チェレスタ、ウッドブロックといった楽器の効果的な用法、急激なテンポ変更や、ポリリズムの面白さなど、ユニークな魅力に彩られたこの傑作の世界初演者コンドラシンによるドイツ初演の貴重な記録です。

 シュターツカペレ・ドレスデンのショスタコーヴィチは珍しく、これまで、コンヴィチュニーとの交響曲第11番『1905年』(1960年録音)や、ケーゲルとのヴァイオリン協奏曲第2番(1969年録音)くらいしか正規盤リリースがありませんが、しかしそのどちらも暗めの音色で実に表現力豊かな演奏を聴かせていたので、今度のドイツ初演ライヴも大いに期待が持てるところです。59分20秒収録。“ドレスデン・シュターツカペレ・エディション”の1枚。

【収録情報】
・ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 Op.43
 シュターツカペレ・ドレスデン
 キリル・コンドラシン(指揮)
 録音時期:1963年2月(モノラル)
 録音場所:ドレスデン、国立劇場

収録曲   

  • 01. Allegretto Poco Moderato
  • 02. Moderato Con Moto
  • 03. Largo Allegretto

総合評価

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この曲、封印が解けて、西側で初演したのは...

投稿日:2016/10/09 (日)

この曲、封印が解けて、西側で初演したのは、ロジェストヴェンスキー、フィルハーモニア管、’62年、ステレオ録音が残されている?この盤は、1年遅れの東ドイツ初演、伝統のオケに初演者コンドラシン。モノラルだけど、聴いているとそんな事忘れさせてしまう。こちらも、緊張感、大きい音でも、静かな音楽でも凄まじいし、流石、シュターツカペレも見事に、厳しい、怖ろしい音楽だと、実感させてくれる。実力者コンドラシンのライヴの代表盤の一つ。母国で、「The Sun Shines on our Motherland」演奏させられた日には、タマラナかったろう。亡命も無べなるかな。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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ステレオでないことがつくづく残念。演奏は...

投稿日:2008/11/10 (月)

ステレオでないことがつくづく残念。演奏は凄い。

ぽりん さん | 兵庫 | 不明

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これはすごい!至高の名演とはこういう演奏...

投稿日:2008/10/02 (木)

これはすごい!至高の名演とはこういう演奏を言うのであろう。

真性タコ さん | 中部 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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  • 作成者:MIdwinterbardさん