ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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SACD 輸入盤

交響曲第5番、他 エッシェンバッハ&フィラデルフィア管

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ODE1109
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド,輸入盤

商品説明

エッシェンバッハ&フィラデルフィア・シリーズ第6弾
ただならぬ感性が生み出すショスタコ第5番!

2008年5月クリストフ・エッシェンバッハがフィラデルフィア管弦楽団を率いて来日。その演目ともなっているショスタコーヴィチ交響曲第5番がONDINEレーベルより発売されます。2006年9月ヴェリゾン・ホールでの収録。
 ショスタコーヴィチの作品の西側初演も数多くおこない、この作曲家にゆかりのある楽団でもあるフィラデルフィア管と、独特の音楽の輪郭を持つエッシェンバッハの演奏に注目です。
 社会主義の苦悩から歓喜、勝利を描いた交響曲第5番。緩急自在な表現を駆使するエッシェンバッハは、52分28秒という長時間の演奏の中で圧倒的な響きの緊迫感と妖しく美しい音楽を聴かせます。フィラデルフィア管の技術水準の高さ、豪華絢爛なサウンド、そして何よりエッシェンバッハのただならぬ感性が生み出すショスタコ5番は必聴。
 組み合わせもマニアック。ショスタコーヴィチは歌曲を数多く作曲しており、ここに収録されている「アレクサンダー・ブロークの詩による7つのロマンス」は中でも人気の高い作品の一つです。ソプラノとピアノ三重奏(Pf, Vn, Vc)という珍しい編成で演奏されます。イヴォンヌ・ナエフの透明感のある歌声とフィラデルフィア管のメンバーでもあるジュリエット・カン、ハイ=イエ・ニ、そしてエッシェンバッハのピアノが柔らかく紡ぎだされ、珠玉の演奏を披露しています。(キングインターナショナル)

 好評の「エッシェンバッハ&フィラデルフィア・シリーズ」。第1弾となった「バルトーク:管弦楽のための協奏曲」で一躍注目を集めたフィラデルフィア管弦楽団とオンディーヌ・レーベルのこのレコーディング契約は、元ポリグラム/ユニバーサル・ミュージックの副社長、ケヴィン・クラインマンの尽力によるものです。
 3年間の契約期間中には、今後もいくつかの興味深いプランが練りこまれているということですが、注目すべきは、彼らの新しい本拠地、ヴェリゾン・ホール(2001年12月完成)で録音がおこなわれていることでしょう。
 このチェロの筐体を模したとされるガラスドーム状のホールの音響の良さはなかなかのもので、バルトークのオケコンでは、通常、ハンディを伴いがちなライヴ・レコーディングでありながらも抜群のサウンドを聴かせてくれていたものでした。
 このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

【収録情報】
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47 (52:28)
 第1楽章(17:37)
 第2楽章(5:49)
 第3楽章(16:25)
 第4楽章(12:23)
 フィラデルフィア管弦楽団
 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)

 録音時期:2006年9月(ライヴ)
 録音場所:ヴェリゾン・ホール

ショスタコーヴィチ:『アレクサンダー・ブロークの詩による7つのロマンス』Op.127 (25:37)
 イェヴォンヌ・ナエフ(Ms)
 クリストフ・エッシェンバッハ(P)
 ジュリエット・カン(Vn)
 ハイ=イエ・ニ(Vc)

 録音時期:2007年5月(ライヴ)
 録音場所:パールマン・シアター

 エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン
 プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ
 エンジニア:チャールズ・ギャニオン

SACD Hybrid
CD Stereo/ SACD Stereo/ SACD 5.0ch.

収録曲   

  • 01. Symphony No. 5 in D minor, Op. 47
  • 02. Suite of Romances (7) for soprano & piano trio, Op. 127

総合評価

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例によってエッシェンバッハはゆったり構え...

投稿日:2011/02/01 (火)

例によってエッシェンバッハはゆったり構えております。噛みしめるように丹念に進めてゆきますが、皮肉にもオーケストラの美感が優り過ぎて、深刻さや切実さが感じられない結果となりました。このスタイルならもっと重量級になってもいいのですが、美しさ(流麗さ)がむしろ際立つ印象で、この曲の演奏としてそれも悪くはないのだけれど、物足りなさを覚えたのも事実であります。エッシェンバッハ、こういう感じの演奏が多いよね。私としては「煮え切らない」という印象で、いい評価はあまりできないのだがなあ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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エッシェンバッハのショスタコなので、それ...

投稿日:2010/03/30 (火)

エッシェンバッハのショスタコなので、それなりには暴れていますが、美麗で濃厚な迫力にも事欠きません。4楽章以外は、どうしてもバーンスタイン、ニューヨークフィルの演奏を背後に感じてしまう。後、ONDINEは、どうしてこのコンビのマーラー5番を発売しなかったのだろう。きっと遅めで濃厚な名演なのだが・・。余計なお世話ですが。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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なかなかの好演である。エッシェンバッハ/...

投稿日:2008/06/05 (木)

なかなかの好演である。エッシェンバッハ/フィラデルフィアのコンビは人事的にも当たったようだ。小生、トロンボーンを吹くため、ついそっちに耳がいってしまうが、首席のハロズ、バストロのボリンジャーが炸裂している。トランペットも巧いが流石に最後のハイトーンは苦しがっているように見えた。でも全体として録音も指揮もオケもバランスが良く、今後も期待できそうだ。ポスト ショルティ/シカゴと言ったら言い過ぎかな!?。

【思】Pos【想】 さん | 千葉県我孫子市 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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