ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲第2番『10月革命に捧ぐ』、第15番 ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572708
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ショスタコーヴィチ交響曲第2&15番
ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル


ペトレンコによる好評のショスタコーヴィチ・シリーズ第7弾は、若き日の交響曲第2番『10月革命に捧ぐ』と、最後の交響曲第15番の組み合わせ。

【交響曲第2番】
ソ連政府による規制がまだおこなわれていなかった1927年に書かれた交響曲第2番は、若きショスタコーヴィチの斬新なアイデアや前衛的な手法が盛り込まれた、演奏時間18分ほどの小規模な交響曲。長年に渡ってロマノフ朝に苦しめられてきた民衆と、その蜂起、勝利を描いたもので、合唱も交えながら最後にはレーニンを賛美して締めくくるという構成で、27声のフガートや無調部分、サイレン音など聴きどころの多い作品です。

【交響曲第15番】
ショスタコーヴィチ最後の交響曲で死の前年に書かれています。晩年のショスタコーヴィチは、勲章授与などさまざまな栄誉に浴し、なおかつ要職にも任ぜられるなど社会的には厚遇の中にありましたが、一方で右足の骨折や、二度の心筋梗塞などによる健康面での不安に苛まれてもいました。交響曲第15番では、ロッシーニ、ワーグナー、ハイドンの作品のほか、自作の交響曲第1番、第2番、第4番、第7番からの引用がおこなわれ、パロディ作品としての側面が強くなっている一方、第2楽章アダージョでは、晩年ならではの独特の暗い美しさを示しているのが印象的。
 今回のペトレンコ盤では、その第2楽章が、17分25秒というかつてないほどの遅いテンポでしっくりと演奏されているのも注目されるところです。

【ペトレンコ】
1976年にサンクト・ペテルブルグに誕生。サンクト・ペテルブルグ音楽院で学び、ムーシン、テミルカーノフ、ヤンソンス、サロネンらに師事。18歳からムソルグスキー記念サンクトペテルブルグ国立アカデミー劇場(旧レニングラード国立歌劇場)でオペラ指揮者としての経験を積み、30を超えるオペラのレパートリーを持つようになります。21歳の時には、ショスタコーヴィチ合唱指揮コンクールで優勝、26歳でカダケス国際指揮者コンクール優勝し、30歳となった2006年よりロイヤル・リヴァプール・フィルの首席指揮者を務め、当地で絶大な人気を博しています。
 ペトレンコのスタイルは、ロシア的な激しさを備えながらも精緻でクリアなサウンドを追求し、作品の情報量をバランス良く最大限に表出しようというもので、素材引用や展開の様子のよく分かるシンフォニックなアプローチが魅力十分です。(HMV)

【収録情報】
ショスタコーヴィチ:
・交響曲第2番ロ長調 Op.14『10月革命に捧ぐ』[18:28]

 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
 ワシリー・ペトレンコ(指揮)

 録音時期:2011年6月14日
 録音場所:リヴァプール、フィルハーモニック・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 プロデューサー:アンドルー・ウォルトン
 エンジニア:マイク・クレメンツ

・交響曲第15番イ長調 Op.141 [48:35]

 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
 ワシリー・ペトレンコ(指揮)

 録音時期:2010年10月26-27日
 録音場所:リヴァプール、フィルハーモニック・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 プロデューサー:ピーター・ニューブル
 エンジニア:アンドルー・ラング

収録曲   

  • 01. Shostakovich: Symphony No. 2, Op. 14: 1. Largo - [5:40]
  • 02. 2. Poco meno mosso - Allegro molto - [6:51]
  • 03. 3. Chorus: ‘To October’ [5:57]
  • 04. Symphony No. 15, Op. 141: I. Allegretto [8:08]
  • 05. II. Adagio - Largo - Adagio [17:25]
  • 06. III. Allegretto [3:49]
  • 07. IV. Adagio - Allegretto - Adagio - Allegretto [19:13]

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順調に録音を重ねるペトレンコのショスタコ...

投稿日:2012/07/17 (火)

順調に録音を重ねるペトレンコのショスタコーヴィチ・シリーズだが、今回は書法としては全交響曲中でも最も前衛的な第2番と、いかにも晩年のショスタコらしい屈折した第15番という注目の組み合わせ。オケの各パート、隅々にまで血が通った第2番ももちろん文句なしに良かったが、第15番には完全にノックアウトされた。第1、第3楽章の尖鋭な音づくりもさることながら、思い切って遅いテンポをとった第2、第4楽章における音楽の何という深い呼吸。これがまだ30台の指揮者の指揮とは、到底信じられない。もはやほとんどオケをマッスとして使わない、室内楽的な書法の作品だが、音色に対するセンスの鋭敏さが、また素晴らしい。第15番に関しては、現在入手不能のBPO盤を含めたザンデルリンクの三種類の録音が他を寄せつけぬ絶対的な王座を形成してきたが、いつもながらの録音の優秀さを加味すれば唯一、その牙城を崩しうるディスクと言ってもいいかもしれない。その録音について言えば、この曲ではきわめて重要な金属打楽器の音色が、とても鮮麗にとらえられていることを特筆しておこう。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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