ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、ニールセン:交響曲第5番 ヤッシャ・ホーレンシュタイン&ロイヤル・フィル、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1970、1971)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ICAC5184
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


新リマスターで登場
ホーレンシュタインによるショスタコーヴィチ1番、ニールセン5番ライヴ


BBCのアーカイヴから、ヤッシャ・ホーレンシュタイン[1898-1973]の英国ライヴが登場。現ウクライナのキーウに生まれ少年時にウィーンへ移住、当地で音楽教育を受けた彼はベルリンでフルトヴェングラーのアシスタントを務めるなどした後、1929年にデュセルドルフ歌劇場の音楽監督に就任しました。しかしナチスの台頭から逃れてアメリカに移住した後は生涯主要な音楽的ポストに就くことなく、戦後ヨーロッパに戻ってロンドン交響楽団ほか英国の各オーケストラとも深い絆を結びながら、マーラーやブルックナーの演奏で高い評価を得ましたが、商業録音には恵まれませんでした。
 ここに収録されたショスタコーヴィチの交響曲第1番も商業録音が残っていない曲のひとつですが、作品への献身的な解釈に裏打ちされた活気がたいへん印象深い演奏を聴かせています。かつて「DOREMI」からエアチェック音源と思われるリリースなどがあった演奏ですが、今回オリジナル・テープからの新リマスターが待望の登場です。
 ホーレンシュタインが個人的に知己を得ていたニールセンの交響曲第5番は「Unicorn」レーベルにスタジオ録音も残していますが、この演奏はその約2年後に行われた同じニュー・フィルハーモニア管弦楽団とのライヴで、IMPクラシックスのBBCシリーズでもリリースされていたもの。ニールセンの戦争交響曲ともいわれるこの作品の個性を強烈に引き出しており、第1楽章のスネアドラムの扱いなどもたいへん印象的。
 今回のCD化にあたってどちらの作品もポール・ベイリー(Re:Sound)により丁寧なリマスターが施されており、演奏が活き活きと立ったものになっていることは特筆ものです。余白には英国の音楽学者でマーラー10番のクック版でも有名なデリック・クックを聞き手にホーレンシュタインがニールセンとの友情について語る、英語による6分弱のインタビューが収録されています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調 Op.10

 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ヤッシャ・ホーレンシュタイン
(指揮)

 録音時期:1970年7月18日
 録音場所:ノッティンガム、アルバート・ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

● ニールセン:交響曲第5番 Op.50

 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 ヤッシャ・ホーレンシュタイン
(指揮)

 録音時期:1971年2月26日
 録音場所:ロンドン、BBCマイダ・ヴェール・スタジオ
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

● ヤッシャ・ホーレンシュタインとデリック・クックの会話(1971年2月)

ユーザーレビュー

総合評価

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両曲とも、約30年ぶりの再発ですね。 以前...

投稿日:2025/05/25 (日)

両曲とも、約30年ぶりの再発ですね。 以前BBC Radio Classicsで出ていた際も、70年代の録音ということでホーレンシュタインの録音としては比較的良好な音質でしたが、どうリマスターされるか期待したいところです。

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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