ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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Hi Quality CD

ショスタコーヴィチ:交響曲第4番、ブリテン:ロシアの葬送 ラトル&バーミンガム市交響楽団

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE90161
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

サイモン・ラトル EMI専属契約30周年記念リリース!
初HQCD化12タイトル登場!

ラトル/ショスタコーヴィチ:交響曲第4番

録音専属契約を持つ指揮者は多くありませんが、サイモン・ラトルは、2010年11月にEMIクラシックスとの専属契約30周年を迎えます。これまでの30年間で行った録音作品は、250を越えています。ラトルのベルリン・フィルとの時代が始まる以前を辿るにふさわしいラトルの名盤、ラトルが音楽界に新しいページを投げかけてきた意義のあるアルバムを選定して初HQCDリリースします。
 「ラトル&バーミンガム黄金時代」の中でもベスト・ワンといえる録音。ショスタコーヴィチの交響曲でも最近になって真価が認められてきた「謎をはらむ傑作」に、いちはやく決定的名演を刻むあたりがラトルらしいところです。これに続く時期に録音した一連のシマノフスキと並んで、ラトル&CBSOの到達したレベルの高さを確認するには絶好のアイテム。(EMI)

【収録情報】
・ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 op.43
・ブリテン:ロシアの葬送(ブラスとパーカッションのための)
 バーミンガム市交響楽団
 サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:1994年7月、12月
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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ラトルの最高傑作にして同曲最高の名盤です...

投稿日:2013/08/03 (土)

ラトルの最高傑作にして同曲最高の名盤です。 第一楽章の冒頭から他の演奏とは全く次元が違います。その気迫に思わずのけ反ります。 この部分の表現力だけでもバルシャイ、インバルなどとの差が出ています。 そしてプレストでの一糸乱れぬ弦楽合奏の凄まじさは、ラトルが初めて実現させたのではないでしょうか。 プレストに入る寸前までが比較的ゆったりしたテンポだったため、その対比が物凄いです! 聴いていてどうにかなってしまいそうな狂気に満ちた音楽であり演奏です。 その後、いったん静かになり徐々に強音になっていく、ショスタコーヴィチの叫び声のような部分もラトルが最も雄弁です。 第二楽章も第三楽章もショスタコーヴィチのユーモア、そして狂気をラトルは最高の形で描いてゆきます。 第三楽章コーダの恐ろしくも静かな部分もラトル盤が最高ではないでしょうか。 とにかくショスタコーヴィチの交響曲の最高傑作と称したい第4番の究極の名盤がこのように存在している事がうれしいです。 雑誌「レコード芸術」に、このラトルのショスタコーヴィチを95年のレコード・アカデミー大賞にすべきだと私は訴えたのですが、 その願いが聞かれず残念に思ったのが懐かしいです。 何しろ当時、同曲には文句なしの名盤はまだ存在していなかったのですから! 今はバルシャイ、インバルがありますが、その中で一際輝くのがこのラトル盤です。

ミック さん | 千葉県 | 不明

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これは、ショスタコーヴィチの第4の最高の...

投稿日:2010/10/16 (土)

これは、ショスタコーヴィチの第4の最高の名演であるだけでなく、ラトルのあらゆる録音の中でも、現時点においては最高の超名演であると高く評価したい。ショスタコーヴィチの第4は、実に複雑怪奇な作品である、冒頭の主題が、終結部などで再現される以外は、様々な異なる主題が長大な貨物列車のように数珠つなぎに連なっており、不協和音や霧のような静寂など、曲想もめまぐるしく変化するなど、とても一筋縄ではいかない。しかしながら、聴けば聴くほど味わいが出てくるという内容の深さにおいては、間違いなくショスタコーヴィチの交響曲の中でも上位を占める傑作であり、そうしたこともあって、特に、近年においては、数々の名演が生み出されるに至っている。本盤のラトル以外にも、チョン・ミュンフンやゲルギエフの名演などが掲げられるが、その中でもやはり、ラトル盤こそ最高峰の名演と言える。ラトルは、切れば血が出るような激しい情念の迸りや思い切ったテンポの激変、ダイナミックレンジの極端な幅広さなどを駆使しており、それでいて、第2楽章や終楽章の終結部の霧のような静寂の表現も完璧である。切れ味鋭いリズム感も、殆ど神業のレベルに達している。バーミンガム市響も、ラトルの抜群の統率の下、最高のパフォーマンスを示しており、一流とは決して言えなかったバーミンガム市響をこれだけのレベルに引き上げた才能にも大いに驚かされる。併録に、ショスタコーヴィチと親交のあったブリテンのロシアの葬送をカプリングしたセンスの良さも、ラトルならではのものであるが、同曲も素晴らしい名演だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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