ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD

ショスタコーヴィチ:交響曲第10番、トルミス:序曲第2番 P.ヤルヴィ&シンシナティ響

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCT2078
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

パーヴォ・ヤルヴィの真価と系譜を伝える充実の1枚

充実と躍進を続けるP・ヤルヴィ&シンシナティ響が、今回挑んだのは、ショスタコーヴィチの交響曲第10番。自身のイニシャル(DSCH)をモチーフにして、スターリン体制から開放された自分自身を表現したといわれる作品を、相変わらず丁寧できめの細かいアプローチを透徹して見事に描き上げています。併録のトルミスは、パーヴォの故郷エストニアを代表する合唱作曲家で、ショスタコーヴィチに深く傾倒していることでも有名です。2009年10月には、ヤルヴィ&シンシナティ響の来日公演も予定されており、今年もパーヴォ・ヤルヴィの活動からは目が離せません。

【収録情報】
・ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調Op.93
・トルミス:序曲第2番
 シンシナティ交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音:2008年4月27-28日、シンシナティ、ミュージック・ホール

内容詳細

ショスタコーヴィチはなかなかの重量級演奏。けれどもヤルヴィ持ち前の見通しの良いすっきりした感覚、冴えた響きはまったく失っていない。このコンビは予想以上に好調と判断できる。エストニアのトルミス作品は交響曲の第2楽章に楽想がよく似ている。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第1楽章:Moderato
  • 02. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第2楽章:Allegro
  • 03. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第3楽章:Allegretto
  • 04. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第4楽章:Andante;Allegro
  • 05. 序曲 第2番

総合評価

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投稿日:2018/03/20 (火)

薄明の中に蠢く影は次第に輪郭を露わにし荒々しい民衆の交錯を見たと思うやまた朝霧の中に紛れて霞んでいく 戦後の不如意な民衆の心情が巷に充満している第1楽章 短いダンス・スケルツォの力感との対比が際立つ第2楽章へ 権力は踊る ものの見事に命輝く整然たる無慈悲が疾駆する 様々な人間と事物が交差する混沌とした第3楽章 ラプソディックな展開の中からしばしば立ち上がってくる決然とした意思と憧憬のテーマが印象的だ そして第4楽章へ 肩透かしと懐疑を生んだ問題のフィナーレは背反するAndanteとAllegroが無作為に繋がったようだ P.ヤルヴィの腕の見せ所 果たしてショスタコーヴィチの時代と政府への失望と侮蔑があからさまになった ショスタコーヴィチをR.シュトラウスの交響詩を聞くように聴いてはならない 終生自然主義の視点が貫かれている音楽だ ロマン主義や芸術至上主義に逃げずに聴こう あなたも如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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投稿日:2012/04/22 (日)

じっくりと構えた10番の演奏、しっかりと歌わせる個所は歌わせシンチナティ響も答えます、この人のオヤジもショスタコの名手でしたが息子もなかなか、これからの続編を期待します。8番11番なんかを待ってます。

沼垂の五郎ちゃん さん | 所在地 | 不明

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投稿日:2011/05/17 (火)

テンポが速くてオーケストラが微妙に合わない場面が多い。 オーケストラの技術はしっかりしているので、指揮者 の問題だろう。スタジオ録音なら取り直しても良さそうな ものだが、多忙ゆえか? トルミとやらは曲がちょっと・・・・。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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