ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ハーン、ヤノフスキ、ウルフ、オスロ・フィル

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1051
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
DSDリマスター

商品説明

ベスト・クラシック100
DSDマスタリング ルビジウム・クロック・カッティング

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、他
ヒラリー・ハーン

2001年のブラームスに続き、今作もヴァイオリンの『三大協奏曲』のひとつ、メンデルスゾーンを収録、そして海外のコンサートや2000年のベルリン・フィルとの来日でも実力は折り紙付きのショスタコーヴィチとの絶妙のマッチングです。17才の若さでデビューをバッハ無伴奏で飾るという常識離れした実力と、その精悍で知的な面影を兼ね備えた音色を、是非ご堪能下さい。(ソニー)

@メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
Aショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調作品77
 ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
 ヒュー・ウルフ(指揮)@
 マレク・ヤノフスキ(指揮)A

 録音:2002年2月(ショスタコーヴィチ)、4月(メンデルスゾーン)

収録曲   

総合評価

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ショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲第1...

投稿日:2014/01/19 (日)

ショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲第1番はこのCDを最初に聞き、続いてオイストラフと庄司沙矢香のCDを聞きましたが、それぞれに良さがあり甲乙つけがたし、というのが私の素直な印象です。ハーンの演奏は他のどれよりも演奏技術が劣ることがなく、完璧です。特に第2楽章と最終楽章のたたみかけるような部分は他の演奏を寄せ付けないでしょう。若武者が快刀乱麻と突進していくようなエネルギーを感じます。20才を少し過ぎた頃の録音ですが、このような演奏は今後彼女自身もできないのではないかと思います。おそらく技術的にピークにある年代の記念碑的な録音になるでしょう。奇数の楽章の内省的ともいえる部分については、オイストラフや庄司沙矢香らに譲るところがあるかもしれませんが、若い演奏家の迫力を感じることができる良い演奏だと思います。このような演奏をさせたヤノフスキもすごいと思います。ヤノフスキは現代音楽も得意としており、ショスタコーヴィチのようにモダンな側面をもつ楽曲に向いているのだろうと感じます。テンポの速いハーンを煽ってさらに熱気を引き出したのは、ヤノフスキではないかと。

yasukun さん | 大阪府 | 不明

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本盤には、メンデルスゾーンのヴァイオリン...

投稿日:2012/09/17 (月)

本盤には、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番という、性格も作曲年代も大きく異なる楽曲どうしがおさめられている。このような意外な組み合わせをしたCDは本盤がはじめてであると思うが、それだけにヴァイオリニストの実力のほどが試される一枚と言えるだろう。このカプリングを主導したのがメーカー側なのか、それともヒラリー・ハーンなのかは不詳であるが、仮にヒラリー・ハーンであるとすれば、それは並々ならぬ自信ということになるであろう。それはさておき、演奏については、やはりメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が素晴らしい名演だ。1979年に生まれ米国で育ったヒラリー・ハーンは、本演奏の当時はいまだ23歳の若さであったが、楽曲が、メロディーの美しさが売りの同曲だけに、むしろ若さが大きくプラスに働いていると言える。卓越した技量の持ち主でもあるヒラリー・ハーンであるが、それに若手女流ヴァオリニストならではの繊細で優美な情感を交えつつ、同曲の魅力を十二分に味わわせてくれるのが素晴らしい。いささか線の細さを感じずにはいられないところであるが、楽曲がメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲だけに、そのような欠点は殆ど際立つことはなく、同曲の持つ美しい旋律の数々が繊細かつ優美に歌い抜かれているのは見事というほかはない。もっとも、終楽章の終結部においては、畳み掛けていくような気迫や強靭な生命力が漲っており、必ずしも優美さ一辺倒の演奏に陥っているわけではない点にも留意しておく必要がある。ヒラリー・ハーンによるかかるヴァイオリン演奏をしっかりと下支えしているのがヒュー・ウルフ&オスロ・フィルによる演奏である。必ずしも超一流の指揮者とオーケストラでなく、むしろ軽快とも言えるような演奏を展開しているが、いささか線の細さを感じさせるヒラリー・ハーンのヴァイオリン演奏の引き立て役としてはむしろ理想的と言えるのかもしれない。いずれにしても、本演奏は、ヒラリー・ハーンが気鋭の若手ヴァイオリニストとして脚光を浴びていた時代を代表する素晴らしい名演と高く評価したいと考える。他方、ショスタコーヴィチのヴァオリン協奏曲第1番は、大変美しい演奏であるとは言えるが、今一つ踏み込み不足の感が否めないところだ。オイストラフに捧げられた同曲であるが、その楽曲の内容は、諧謔的かつ深遠であり、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のように、スコアに記された音符の表層を丁寧に音化していくだけでは、到底その真価を描出することはできないと考える。同曲は、旧ソヴィエト連邦という、現在の北朝鮮のような国で、ひたすら死と隣り合わせの粛清の恐怖を味わった者だけが共有することが可能な絶望感などに満たされていると言えるところであり、よほどのヴァイオリニストでないと、同曲の魅力を描き出すことは困難であるとも言える。当時いまだ23歳で、米国で生活してきたヒラリー・ハーンには、同曲のかかる深遠な内容を抉り出すこと自体がなかなかに困難というものであり、ヒラリー・ハーンには、今後様々な経験を重ねてから、再び同曲の演奏・録音に挑戦していただきたいと考えているところだ。いずれにしても、本盤の評価としては、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が★5つ、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番が★3つであり、全体として★4つの評価としたいと考える。音質は、2002年の録音でもあり、従来盤でも十分に満足できるものであると言えるが、数年前に発売されていたシングルレイヤーによるSACD盤は、当該従来盤をはるかに凌駕するおよそ信じ難いような圧倒的な高音質であり、加えてマルチチャンネルが付いていることもあって、音質の鮮明さや幅広い音場の臨場感に驚嘆するほどであった。現在では当該SACD盤は廃盤であり入手難であるが、それを探す価値は十分にあると言えるところであり、中古CD店で入手できるのであれば、多少高額でも購入されることをおすすめしておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ハーンの演奏をどう感じるかですかね。私は...

投稿日:2012/09/16 (日)

ハーンの演奏をどう感じるかですかね。私は、スタイリッシュというか、クールというか、わりと好きな演奏です。厚みがなく今一という方もいらっしゃいますが、しつこくなく、粘っこくなく、心地よいです。さらりと聴くには最高です。ジャケットの写真も絵になりますね。

TKOクラシック さん | 神奈川県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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