ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD

【中古:盤質AB】 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』、武満徹:『フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム』 佐渡裕&ベルリン・フィル(2CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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AB
特記事項
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帯なし
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2枚組
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基本情報

ジャンル
カタログNo
AVCL25733
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ベルリン・フィル・デビュー・LIVE(2CD)
佐渡裕&ベルリン・フィル


2011年5月、佐渡裕がついにベルリン・フィルの指揮台に立つ!
佐渡裕の魅力をCD2枚にギュッと凝縮した記念盤が登場!

世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルの指揮台に佐渡裕、堂々初登場! ヨーロッパのメジャー・名門オーケストラから幅広く招かれてきた佐渡裕。その一つの頂点が今回のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の「定期演奏会」デビュー。
 ベルリン・フィルは1882年創設、ブラームスやドヴォルザークが自作を指揮し、フルトヴェングラーやカラヤンといった伝説的指揮者たちが音楽監督を務めてきました。名実共に世界のオーケストラの頂点であり、その定期演奏会に招かれることは至上の名誉とされています。近年では、小澤征爾氏以来の快挙。そして佐渡裕にとっても小学校の卒業文集に書いて以来の宿願の成就!(エイベックス)(写真:(c) Peter Adamik / Berliner Philharmoniker)


【ポイント】
・佐渡裕、ベルリン・フィル定期デビュー。世界が注目する、その瞬間の輝かしいのドキュメント!
・ベルリン・フィルのショスタコーヴィチ・シリーズのクライマックス、第5番は佐渡裕の得意曲。期待度最高!
・日本を代表する作曲家・武満徹の没後15周年に捧げる、神秘的な大作にも注目!(エイベックス)

【収録予定曲】
CD1
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番二短調 0p.47『革命』

CD2
・武満徹:フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 佐渡裕(指揮)

 録音時期:2011年5月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第5番 ニ短調 作品47 第1楽章 Moderato-Allegro non troppo
  • 02. 交響曲第5番 ニ短調 作品47 第2楽章 Allegretto
  • 03. 交響曲第5番 ニ短調 作品47 第3楽章 Largo
  • 04. 交響曲第5番 ニ短調 作品47 第4楽章 Allegro non troppo

ディスク   2

  • 01. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Introduction(序)
  • 02. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Entrance of the Soloists/A Breath of Air(独奏者たちの登場/微風
  • 03. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Premonition(予感)
  • 04. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Plateau(高原)
  • 05. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Curved Horizon(環状の地平線)
  • 06. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための The Wind Blows(風が吹く)
  • 07. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Premonition(予感)
  • 08. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Mirage(蜃気楼)
  • 09. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Waving Wind Horse(ひるがえる風の馬)
  • 10. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Senza Misura(自由なテンポで)
  • 11. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Senza Misura(自由なテンポで)
  • 12. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための The Promised Land(約束の土地)
  • 13. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Life's Joys and Sorrows(生の歓びと悲しみ)
  • 14. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための Without Conductor(指揮者なしで)
  • 15. フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための A Prayer(祈り)

総合評価

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2011年6月NHK/BSでオンエアーされた様に丁...

投稿日:2013/01/09 (水)

2011年6月NHK/BSでオンエアーされた様に丁度50歳になった佐渡裕さん(以下敬称略)が子供の頃からの夢を実現させるBPOを指揮しての定期演奏会デビューはヨイショ記事の面はあるにしても「BPOを本気にさせた」大勝利に一段落したのですが本盤はその演奏会ライブを収録しているのにその聴衆の拍手.歓声等雰囲気がカットされているのが先ず残念と思いました。演奏自体は先ずショスタコーヴィッチ交響曲第5番(タイム@17’38A5’44B15’11C11’27)はマァマァの仕上がりでこの曲自体が誰がどう振ってもある程度の演奏効果を上げ易い事もあるのですがBPO演奏は珍しい事が第一に注目しました。この曲のリハーサル冒頭BPOメバーから3・11大震災に対して見舞いメッセージを受け取った佐渡は緊張もし遠慮するところも無きにしも非ずといった具合で正直BPO側も新人指揮者の為に演奏してやろうという様子すら先のNHK番組で見て取れました。しかし彼はそのメンバー連中に心底アプローチし本番出来上がりは全体ライブ故の若干のアンサンブル乱れはあったにせよ時折曲に挿入されるVソロを務めたコンサートマスターの樫本(当時33歳)のサポートもあり神経の行き届いた感じになっておりました。第1楽章、第2楽章はややゆったり目な毒のない運びでBPOのサウンドが発揮されます、寂寥感がこみあがる様に表現された第3楽章を経て最終楽章はスタートはやや速めに動き〆に向かっては見得を切る如くどっしりティンパニーを強調してゆっくり閉じられます。もう少し起伏感があってもと勝手に思った最終楽章ではありましたが聴衆の拍手・スタンディングオーベションが入っておればCD聴く側も引きずられたかもしれません。もう一つの曲 武満徹の「5人の打楽器奏者とオーケストラの為の〜フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」(トータルタイム31’02)は日本人指揮者しか振れない静謐な曲という感覚もあったのでしょう、BPO選抜メンバー(来日デ馴染みのフルートのE..パユ他)も流石佐渡にある敬意を持っての演奏だったのでしょう。勿論私も初めて聴いた曲なのですが武満独特の東洋的水墨画的世界が展開され私も時々ブラつく佐渡の出身地 京都の竹林や厳しい日本庭園の映像のバックに流れるのに相応しいその緊迫感は息詰まりそうでもありました。ベルリンフィルハーモニーホールの五角形に合わせた様にネクサスを構成する人数である「五」を基数に置いての曲でもあり水・火・大地・風・空を象徴して5人の管楽器奏者は青・赤・黄・緑・白上着で演奏しているらしく、この辺りはどうも視覚に訴える要素が大きくDVDで見たらより意図が掴めるのではないかと思った次第です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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佐渡さんのショスタコーヴィチ5番は、いか...

投稿日:2012/10/14 (日)

佐渡さんのショスタコーヴィチ5番は、いかにも彼らしいダイナミックな演奏で感銘を受けた。印象に残ったのは第3楽章。かなり遅いテンポで震災の犠牲者を悼むレクイエムのような祈りの音楽だった。阪神大震災でも東日本大震災でも、師の教えを守って被災地支援や交流に心血注いできただけに、その感情がこの演奏に昇華したものだろう。第3楽章以外は師匠バーンスタインの演奏に実に良く似ており、一瞬バーンスタインがベルリンフィルに再登板したような錯覚を覚えた。悪く言えば、バーンスタインのコピーなのだろうが、ベルリンフィルの高いアンサンブルを背に極めて洗練された響きを手にしており、佐渡さんの代表的録音といってよいものになっている。代わりに、彼の持ち味でもある粗野さと紙一重の荒々しさは息を潜めている面も否めず、アメリカの有名オケならまた違う結果が出たかも知れない。武満徹「フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム」は比較的有名な曲なのに初めて聴いたので、論評を差し控えるが、映像で見たほうが絶対面白い。NHKBSでも見てCDもだいぶ前に買っていたのにすっかりレビューを書きそびれていたが、ベルリンフィルの演奏会には優れた若手が次々ひしめくが、その中で佐渡さんのベルリンフィル再登板を祈りたい。

eroicka さん | 不明 | 不明

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レンタルで聴いただけだが、タケミツ作品を...

投稿日:2012/06/25 (月)

レンタルで聴いただけだが、タケミツ作品をこのような形で取り上げてくれたことに感謝。ほとんど聴いたことのない作曲家だったけども、この素晴らしい美演を通じて魅力に触れることが出来たから。オケのほうも、あまりやったことのない曲だったと思うので好奇心からか意欲的だったのではないか。佐渡氏はこの曲が広く世に知られることに貢献してくれた。武満作品をもっと聴きたいと思った。さて、本当は(ショス)タコの5番を目当てにしていたのだが、こちらはあまり感心しなかった。いわくのつきまとう曲だが佐渡氏は直球のスタイルなので、オケの方にも身を捨てるような燃焼度を期待したかったが、やはりそこはベルリンフィルらしくどこか一歩下がって醒めたところが残っていたように思う。初めての顔合わせなので冷静に指揮者についていこうとはしていると思うけど。無論凄みも表現の幅も爆発力も十分な一級品の演奏ではあるのだが…献身度的には明らかにタケミツの時ほうが上では?演奏も若干荒っぽいところがみられたのがとても残念だ。オケになめられているようにも感じてしまって気分が悪かった。佐渡氏が本気なだけに。よってタケミツ5点、タコ3点。佐渡氏が今度また呼ばれることを願って。ブルーレイ購入予定。

ダルマ人間 さん | 茨城県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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