シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

交響曲、管弦楽曲、協奏曲集 サヴァリッシュ、フォンク、ムーティ指揮、ツァハリアス、ツィンマーマン、モルク、他(4CD)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6090372
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シューマン生誕200年記念ボックス
交響曲、管弦楽曲、協奏曲編(4CD)


合唱曲ボックスに続くEMIの注目盤。今回は主要なオーケストラ作品がまとめられています。演奏内容が素晴らしいものが多いのもポイントです。

【交響曲全集/サヴァリッシュ】
1972年、ドレスデン、ルカ教会での美麗なステレオ録音。当時絶頂期にあった名門シュターツカペレ・ドレスデンのサウンドを満喫できる素晴らしい演奏。キビキビしたサヴァリッシュの音楽づくりもオーケストラのキャラクターと相乗効果をあげていて、第4番など随所で決まりまくるゾンダーマンのティンパニ名人芸が痛快そのもの。弾力に富む弦楽セクションに、ときに濃密にときにダイナミックに絡む管楽器群も申し分なく、シューマンならではの音響美の世界を存分に味わわせてくれます。交響曲はもちろん、『序曲、スケルツォとフィナーレ』も素晴らしい演奏です。

【協奏曲集&序曲集/フォンク】
1991〜94年デジタル録音。フランク・ペーター・ツィンマーマンのヴァイオリンとトゥルルス・モルクのチェロ、そしてクリスティアン・ツァハリアスのピアノで聴く3大協奏曲に加え、4つのホルンのためのコンツェルトシュテュックはハンス・フォンク指揮ケルン放送交響楽団の演奏で収録。機能的でありながらもドイツ的な質実さも感じられるサウンドがシューマンによく合っていると評判だったフォンクのシューマンは卓越したソリストの魅力もあって聴き応え十分。特にヴァイオリン協奏曲とコンツェルトシュテュック、ゲノフェーファ序曲は、久しぶりの復活なので注目です。

【序曲集/ムーティ】
1978年ステレオ録音。『メッシーナの花嫁』『ヘルマンとドロテーア』序曲を収録。活気に満ちた美しい演奏です。

【序奏とアレグロ・アパッショナート/バレンボイム】
1974年ステレオ録音。フィッシャー=ディースカウが指揮をしていた頃の録音。曲の珍しさもあり久々の復活は歓迎されるところです。

【収録情報】
CD1
・交響曲第1番変ロ長調作品38『春』
・交響曲第4番ニ短調作品120
・『序曲、スケルツォとフィナーレ』作品52
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮

 録音時期:1972年9月1-12日
 録音場所:ルカ教会、ドレスデン
 録音方式:ステレオ(セッション)

CD2
・交響曲第2番ハ長調作品61
・交響曲第3番変ホ長調作品97『ライン』
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮

 録音時期:1972年9月1-12日
 録音場所:ルカ教会、ドレスデン
 録音方式:ステレオ(セッション)

・『メッシーナの花嫁』序曲作品100
 フィルハーモニア管弦楽団
 リッカルド・ムーティ指揮

 録音時期:1978年7月10日
 録音場所:キングズウェイ・ホール、ロンドン
 録音方式:ステレオ(セッション)

CD3
・ヴァイオリン協奏曲ニ短調
 フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
 ケルン放送交響楽団
 ハンス・フォンク指揮

 録音時期:1992年6月16,17日
 録音場所:フィルハーモニー、ケルン
 録音方式:デジタル(ライヴ)

・チェロ協奏曲イ短調作品129
 トゥルルス・モルク(チェロ)
 ケルン放送交響楽団
 ハンス・フォンク指揮

 録音時期:1994年3月10-12日
 録音場所:フィルハーモニー、ケルン
 録音方式:デジタル(セッション)

・『マンフレッド』序曲作品115
 ケルン放送交響楽団
 ハンス・フォンク指揮

 録音時期:1992年5月25-30日
 録音場所:フィルハーモニー、ケルン
 録音方式:デジタル(セッション)

・『ヘルマンとドロテーア』序曲作品136
 フィルハーモニア管弦楽団
 リッカルド・ムーティ指揮

 録音時期:1978年7月10日
 録音場所:キングズウェイ・ホール、ロンドン
 録音方式:ステレオ(セッション)

CD4
・ピアノ協奏曲イ短調作品54
 クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
 ケルン放送交響楽団
 ハンス・フォンク指揮

 録音時期:1991年12月13日
 録音場所:フィルハーモニー、ケルン
 録音方式:デジタル(ライヴ)

・4つのホルンのためのコンツェルトシュテュック ヘ長調作品86
 アンドルー・ジョイ、キャスリーン・パットナム
 ライナー・ユルキーヴィッツ、ヨアヒム・ペルティ(ホルン)
 ケルン放送交響楽団
 ハンス・フォンク指揮

 録音時期:1993年11月18-20日
 録音場所:フィルハーモニー、ケルン
 録音方式:デジタル(セッション)

・『ゲノフェーファ』作品81〜序曲
 ケルン放送交響楽団
 ハンス・フォンク指揮

 録音時期:1992年5月25-30日
 録音場所:フィルハーモニー、ケルン
 録音方式:デジタル(セッション)

・『序奏とアレグロ・アパッショナート』 ト長調作品92
 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ指揮

 録音時期:1974年6月3-5日
 録音場所:アビー・ロード・第1スタジオ、ロンドン
 録音方式:ステレオ(セッション)

総合評価

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サヴァリッシュさんのシューマンは素晴らし...

投稿日:2013/04/05 (金)

サヴァリッシュさんのシューマンは素晴らしい出来です。迫力がありグイグイ引き付けられます。音質も良好です。ヴァイオリン協奏曲はライブ録音のせいかやや音圧レベルが低く、おとなしい感じがします。チェロ協奏曲はチェロに迫力があります。ピアノ協奏曲はオケがやや速めですが平均的な出来かと思います。序曲は珍しい曲があり面白かったです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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(このCDは交響曲だけ聴きました)サヴァリ...

投稿日:2012/02/22 (水)

(このCDは交響曲だけ聴きました)サヴァリッシュは1997年11月のN響定期、A・B・Cの全てのプログラムをシューマン・ツィクルスとした。総じて立派な演奏だったが、N響はサヴァリッシュの意図を、頭で分かっていても汲み取ることはできなかった、そんなもどかしさを想起させる演奏が随所にあって、シューマンは素材が素材だけに難しいのだなと思った(歴史に残る作曲家だが、オーケストレーションが下手との現代人からの指摘は多い)。ここに聴くドレスデンとの演奏は実に柔らかい響き。また、(2番に顕著だが、)そのオーケストレーションゆえ、曲の進行が不自然な箇所でも、楽器間のバランスを捉えなおす、あるいは、ほんの少し<>を施すなどの細やかな「仕事」によって、全体として調和された演奏に仕上がっている。サヴァリッシュ、そして教養あるドレスデンの奏者による(もちろんよい意味での)「職人芸」が、ひとつひとつの芸は細かいけれど、見事に集約されて、サヴァリッシュの「大仕事」となった。にもかかわらず、リマスタリングの出来不出来もあり、中古CDショップにうず高く積まれているのは寂しい。聴く者それぞれに嗜好があることは百も承知の上で、やはり、日本人には到底作ることができないこの音に耳を傾けていただきたい。(なお、ご意見あろうが、もう一つの大仕事はメンデルスゾーンの「エリア」だろう。)

どぜう さん | 東京都 | 不明

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サヴァリッシュ&SKD以外は、単なるオマケ程度。演奏...

投稿日:2010/12/01 (水)

サヴァリッシュ&SKD以外は、単なるオマケ程度。演奏はそそっかしく、録音も薄っぺらだ。神経質過ぎるツィンマーマンや癖の多いツァハリアスなど、聴けたものではない。メインのサヴァリッシュは、兼ねてから名盤として名高いが、リマスタリングによってかなり差があるのは周知の通り。エンジニアの名前は記載されていないが、2002年に施したリマスタリングであることから、恐らく辣腕として知られるイアン・ジョーンズ氏によるArtリマスターだろう。EMIの復刻には賛否両論が付き物で、特に国内盤のHS2088など聴くに堪えないが、当盤は歪みやノイズなどなく優秀の部類に入る。しかし、例えば初期リマスターによる西独プレス盤の方が、よりSKDの魅力を伝えていると言ってよい。Art盤は、全ての音がパワフルになり、低音もよく響くようになるが、そのために却って透明感や明晰さが削がれ、厭に機械的な音になる憾みがある。殊に、ゾンダーマンのティンパニが他の楽器に埋没してしまっているように聴こえるのは頂けない。西独プレス盤は、やや高音が強く感じられるところも無きにしもあらずだが、金属的な部分は皆無で、何よりティンパニのマッシヴな質感が心地好い。だが、西独プレス盤は現在廃盤であり、中古でも入手困難かつ高価である。恒常的に手に入るもので比較的音質が優秀となると、やはりどうしてもこのArt盤ということになる。それにしても、何故EMIはリマスタリングが新しくなる度に音を悪くし、良質な盤を廃盤の憂き目に晒し、その癖、HQCDだの何だので音質向上を標榜するセールスに走るのであろう。願わくば今後再発買する際に、悪質なリマスタリングなどしないようにして頂きたい。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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