シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD

ピアノ曲全集 カール・エンゲル(13XRCD)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
XRCG30035
組み枚数
:
13
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
Xrcd

商品説明

シューマン:ピアノ曲全集(13XRCD)
カール・エンゲル


アストレ・ヴァロワXRCD化シリーズ第3弾!
初のシューマン:ピアノ曲全集として名高い
巨匠カール・エンゲル演奏のヴァロワ盤が遂に初国内盤化で復活!
制作は各録音家として知られるアストレ・レーベルでお馴染みの
名プロデューサー、ミッシェル・ベルンシュタイン!
恐ろしいほどの美的リアリズム録音。

好評のアストレ・ヴァロワの全集物XRCD化シリーズですが、第3弾は真打ちともいえる、はったりのない味わいが魅力の巨匠エンゲルによるシューマン:ピアノ曲全集です。
 国内盤らしく、西原稔氏の3万字(!)の曲目解説。カール・エンゲルを愛してやまないピアノ研究家、吉澤ヴィルヘルム氏によるエンゲルとシューマン晩年の闇に迫った入魂のシューマン論など、大変充実した内容の解説も魅力的。
 XRCD化に際しては、ビクター中央林間スタジオでの入念なマスター制作を行い、全ての工程が特別ラインによりプレスに至るまで徹底されております。ベルンシュタインの素晴らしい録音芸術がほぼ完全な形でよみがえっております。(キングインターナショナル)

【カール・エンゲル】
モーツァルトやシューマンの端正な名演奏で知られたピアニスト、カール・エンゲル[1923-2006]は、教育者としての功績も大きく、マリア・ジョアン・ピリスの師としても知られています。
 エンゲルは、スイスのドイツ語圏であるバーゼル近郊のビルスフェルデンに誕生。バーゼル音楽院でピアノを修めたエンゲルは、その後、パリでアルフレッド・コルトーにも師事し、技術だけでなく、表現についても多くを学びます。
 その若きエンゲルのピアノは、テクニックにも確かなものがあり、1951年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールではワルタ・クリーンとともに1・2位無しの3位となり、翌年のエリザベート王妃国際音楽コンクールではフライシャーに続く2位を獲得、その後、演奏活動を本格化させますが、35歳のときにハノーファー音楽大学の教授に迎えられると、63歳で退任するまでその職責を全うすることとなります。
 その間、並行しておこなっていた演奏活動では、独墺系の音楽を中心にとりあげていましたが、レパートリーはソロや協奏曲だけに留まらない幅広いもので、室内楽や歌曲での巧みな伴奏も高い評価を得ていました。(HMV)


【収録情報】
ロベルト・シューマン:ピアノ曲全集(フランス Valois label)

Disc1(原盤番号:V4451)
・アベッグ変奏曲 op.1
・蝶々 op.2
・謝肉祭−4つの音符による面白い情景 op.9
・6つの間奏曲 op.4

Disc2(原盤番号:V4452)
・クララ・ヴィークの主題による即興曲 op.5
・パガニーニの奇想曲による練習曲 op.3
・パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 op.10

Disc3(原盤番号:V4453)
・交響的練習曲 op.13
・5つの変奏曲(遺稿)
・トッカータ op.7
・アレグロ op.8

Disc4(原盤番号:V4454)
・ピアノ・ソナタ第1番 op.11
・管弦楽のない協奏曲 op.14(ピアノ・ソナタ第3番)
・ソナタ第3番の初稿
・管弦楽のない協奏曲のためのスケルツォ第1番(遺作)
・ピアノ・ソナタ第3番のためのスケルツォ(モルト・コモド)(遺作)

Disc5(原盤番号:V4455)
・ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
・幻想曲 op.17

Disc6(原盤番号:V4456)
・ピアノ・ソナタ第2番 op.22
・ピアノ・ソナタ第2番のための終楽章初稿
・幻想小曲集 op.12
・花の曲 op.19

Disc7(原盤番号:V4457)
・クライスレリアーナ op.16
・子供の情景 op.15
・アラベスク ハ長調 op.18
・4つの小品 op.32

Disc8(原盤番号:V4458)
・8つのノヴェレッテ op.21
・4つの夜曲 op.23

Disc9(原盤番号:V4459)
・フモレスケ op.20
・ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
・3つのロマンツェ op.28

Disc10(原盤番号:V4460)
・色とりどりの小品 op.99
・アルバムの綴り op.124

Disc11(原盤番号:V4461)
・子供のためのアルバム op.68

Disc12(原盤番号:V4462)
・森の情景 op.82
・4つの行進曲 op.76
・3つの幻想的小曲 op.111
・暁の歌 op.133

Disc13(原盤番号:V4463)
・少年のための3つのソナタ op.118
・4つのフーガ op.72
・7つのフゲッタ形式によるピアノ曲 op.162
・天使の主題による変奏曲変ホ長調 1854(遺稿)

 カール・エンゲル(ピアノ/スタインウェイ)

 録音時期:
 1971年:op.15, 16, 76, 111, 126, 133
 1972年:op.1, 2, 4, 5, 6, 8, 9, 12, 13,16, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 変奏曲(遺稿)
 1973年:op.11, 14, 22, 68, 118
 1975年:op.3, 7, 10, 20, 23, 32, 72, 82, 99, 124, 主題と変奏(遺稿)
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作:ミッシェル・ベルンシュタイン


【XRCDについて】
JVCのxrcd24のプロセスはマスタリングから始まります。オリジナルデジタルマスターからのデジタル信号は、K2 24bitD/Aコンバータにてアナログ信号に変換された後、このアナログ信号はカスタマイズされたマスタリング・コンソールからダイレクトに出力され、新開発のビクター製K2 24bit A/Dコンバータを用いてデジタル変換されます。この24ビットのデジタル信号列は、デジタル信号再生成装置であるビクター製デジタルK2を通して純粋な符号成分のみが送信され、光磁気ディスク(MO)レコーダに出力されます。
 この過程でのデジタルK2は、デジタルプロセス部がアナログプロセス部に及ぼす影響を遮断、24bitという高純度なAD変換を可能にします。
また、xrcd24のプロセスではCD製造工程への受け渡し用オーディオ記録媒体として、安定した特性と24ビットの記録能力を持つMOディスクを使用しています。
ビクターのDISC生産工場にて、24bit PCM-9000フォーマットのMOディスクは、さらにもう一度デジタルK2を通して再生されます。この段階では再生時にデジタル信号に寄生するジッターや歪みを除去します。次に、この24bit信号列は、高精度K2ルビジウムクロックでシンクロナイズしたK2 Super Codingによって、24bitのクオリティーをもった16bit信号に変換され、さらにCD記録ファーマットであるEFM信号にエンコードされて、新開発のDVD-K2レーザーに送られます。そこでEFM信号はカッティングマシーンのレーザーに送られる直前に再生成され、さらに、音質に最適な線速度、ピッチで記録するExtended Pit Cutting技術を採用して、最後の最後の段階でデータ・ストリームに存在する可能性のあるタイムベースジッターが除去されます。
この様にしてレーザーカッティングしたガラス原盤は、xrcd24専用の高精度マスタースタンパ・プロセスを経て、xrcd24プレスラインで成型されます。
以上のマスタリングから製造にいたるプロセスこそが、オリジナル・マスターテープからCDへの最高音質の音質転送を可能にするものです。細部にいたる原音への配慮により、演奏のすべてのニュアンスが、録音されたときと同じに再生され、皆様にアーティスト、プロデューサー、エンジニアが意図した通りの音を楽しんでいただけるようになります。これがxrcd24です。

xrcd24は、すべてのCDプレーヤーで再生できます。
・ 全ての通常CDプレーヤーで24bit相当の音が再生可能
・ 世界初の24bitマスターによるダイレクトカッティングと音質管理
・ 外部からの音楽信号変化要因を徹底排除し、原音を維持
・ マスタリングからカッティングまで全機器をカスタマイズしてパワーアップ
・ 選び抜かれた音の職人たちの耳による厳しい音質管理
・ 原音探求JVC K2テクノロジーの集大成

内容詳細

カール・エンゲル(1923〜2006)は、マティス、プライらの伴奏者としても知られる職人肌のピアニスト。71〜75年にかけて録音されたこの全集もまた、スター的な華やかさとは一線を画す実直・誠実な音楽に背筋が伸びる内容である。『ピアニストガイド』の吉澤ヴィルヘルムが寄せた力作ライナーも読みごたえ抜群。(榊)(CDジャーナル データベースより)

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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