シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

ピアノ三重奏曲全集、ピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲 トリオ・ヴァンダラー、クリストフ・ゴーゲ、カトリーヌ・モンティエ(3CD)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902344
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


トリオ・ヴァンダラーによるシューマン全集
絶妙なアンサンブルが織りなす充実の演奏


1987年に結成されたピアノ・トリオの重鎮、トリオ・ヴァンダラーによるシューマンのピアノ三重奏曲全集。妻クララへの誕生日プレゼントのために作曲された第1番(1847年)。メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番ニ短調に影響を受けて作曲され、この2作品はロマン派を代表するピアノ三重奏として広く認知されています。第2番は、1847年に第1番と同時期に作曲されました。次第にシューマンを苦しめる心の病から逃れるかのように、明るく前向きな内容で、シューマン自身「甘やかで生き生きとした印象」としており、後にクララはこの作品について「私の魂の深いところをあたたかく包み、最初から最後まで私を喜ばせる作品」であり「大好きで何度も演奏したい」と述べました。1851年に作曲された第3番は、シューマン家でクララのピアノで初演されたのち、1852年に公開初演されました。クララ自身、この作品を情熱的で創意に満ちていると非常に気に入っていたようすの日記が遺されています。充実していたシューマンの、情熱と創意に満ちたトリオを絶妙なアンサンブルで聴くことができます。
 カップリングには、ヴィオラのクリストフ・ゴーゲ、ヴァイオリンのカトリーヌ・モンティエを招いてピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲を収録。ともにシューマンの好んだ変ホ長調という調性で書かれた作品で、「室内楽の年」1842年の10月と11月に相次いで完成しています。なかでも、作曲の過程でメンデルスゾーンがアドバイスを授けたピアノ五重奏では、楽想ゆたかなピアノがまず格別。トリオ・ヴァンダラーの深い情緒を感じさせる円熟の演奏で聴かせます。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
シューマン:
1. ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47
2. ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44

Disc2
3. ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op. 63
4. ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80

Disc3
5. ピアノ三重奏曲第3番ト短調 op.110
6. 幻想小曲集 イ短調 Op.88


 トリオ・ヴァンダラー
  ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャブディアン(ヴァイオリン)
  ラファエル・ピドゥー(チェロ)
  ヴァンサン・コック(ピアノ)

 クリストフ・ゴーゲ(ヴィオラ:1,2)
 カトリーヌ・モンティエ(ヴァイオリン:2)

 録音時期:2020年9〜10月
 録音場所:フランス、ポワティエ・オーディトリアム劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Schumann: Piano Trio No. 1 in D minor, Op. 63
  • 02. Schumann: Piano Trio No. 2 in F major, Op. 80
  • 03. Schumann: Piano Trio No. 3 in G minor, Op. 110
  • 04. Schumann: Piano Quartet in E flat major, Op. 47
  • 05. Schumann: Piano Quintet in E flat major, Op. 44

ユーザーレビュー

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とってもいい演奏です。CD1枚目のピアノ...

投稿日:2021/05/17 (月)

とってもいい演奏です。CD1枚目のピアノ四重奏曲から聞き始めましたが、こんなにいい曲だったかと感心しました。中心の3曲の三重奏曲は、リスナーにとってのブレスがない曲で(酸欠で演奏者も倒れるのではないかと思うのですが)聴くたびにしんどい思いをするのですが、更に徹底していました。呼吸させないほどの、こうあらねばならないという演奏でしょうか。まあ、ヴァイオリンとチェロのためのピアノ伴奏のソナタだと思って聴けば(特に第3番)息はつげます。シューベルトのピアノ三重奏曲を聴きながら死ぬのは自然死だけど、シューマンでは事故死だなあ、などと感想をいだきながら楽しみました。どこかのディスク大賞の候補になるくらいの演奏ではないでしょうか。

道草少将 さん | 神奈川県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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