シューマン、ロベルト(1810-1856)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

シューマン:ピアノ協奏曲(アニー・フィッシャー、ジュリーニ&フィルハーモニア)、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(フライシャー、セル&ルツェルン祝祭管)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU95643
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

初出音源
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第8弾は
アニー・フィッシャーのシューマン(1960年)と
フライシャーのベートーヴェン第2番(1962年)


定評あるアウディーテ・レーベルの「1st マスター・リリース」ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第8弾は、1960年収録のアニー・フィッシャー、ジュリーニ指揮フィルハーモニア管によるシューマンのピアノ協奏曲と、1962年収録のレオン・フライシャー、セル指揮ルツェルン祝祭管によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番です。
 今もなお人気の女流ピアニスト、アニー・フィッシャー[1914-1995]は、正規録音の少なさゆえ初出音源は非常に喜ばしいことです。シューマンのピアノ協奏曲はフィッシャーが最も得意とした協奏曲のひとつですが、当演奏はジュリーニの好サポート得て気迫に満ちた名演奏と言えます。
 一方、これがルツェルン・デビューとなったレオン・フライシャー34歳のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番は明るく澄んだ音色で聴衆を感動させ、伝説のライヴとなりました。セルから厚い信頼を得ていたフライシャーは繊細かつ緻密な解釈で豊かなベートーヴェンを披露しております。このわずか2年後、右手の2本の指が突然動かなくなってしまい、以後2000年代の治療による回復までは指揮者、及び左手のためのピアノ作品を中心に演奏活動を行っていました。まさに奇跡の名演奏といえましょう。(キングインターナショナル)

【アニー・フィッシャー】
ハンガリーの名ピアニスト、アニー・フィッシャー[1914-1995]は、幼少からピアノの才能をあらわし、8歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏、翌年、9歳でフランツ・リスト音楽院に入学しています。音楽院では、リストの流れを汲むアルノルド・セーケイやエルンスト・フォン・ドホナーニらに師事しており、その後、19歳でリスト・ピアノ・コンクールに優勝、以後はヨーロッパ各地で活躍するようになります。
 戦時中はスウェーデンに戦禍を逃れていましたが、戦後ブダペストに戻ると、夫のアラダール・トートがブダペスト歌劇場芸術監督に就任、トートがオットー・クレンペラーを音楽監督に招いた繋がりもあって、アニー・フィッシャーはクレンペラーと親交をもつようになり、クレンペラーがブダペストを離れた後も、ロンドンやアムステルダムで共演していました。
 リスト・コンクールに優勝したアニー・フィッシャーは、リストのほか、モーツァルトやシューマン、ベートーヴェン、バルトークの演奏でも高い評価を受けており、その演奏はリヒテルなども称賛、ショルティはハンガリー最高のピアニストと称えていました。

【レオン・フライシャー】
8歳でデビュー・リサイタルを開き、9歳でシュナーベルに師事したアメリカのピアニスト、レオン・フライシャー[1928- ]は、エリーザベト国際コンクール優勝後、颯爽とした演奏で人気を博し、ジョージ・セルのお気に入りだったほか、クレンペラーやロスバウト、モントゥー、ワルターといった巨匠たちとの共演でも素晴らしい演奏を聴かせ、欧米各国で人気を博していました。
 しかしフライシャーは1960年代なかばに難病のため右手が使えなくなり、以後は左手のみの演奏および指揮、教育活動に専念、その後、最新医学による治療が功を奏し、2004年には、両手での演奏ができるまでに回復したことでも知られています。(HMV)

【収録情報】
● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
(I. 15:03 / II. 6:00 / III. 10:54)

 アニー・フィッシャー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
 録音時期:1960年9月3日

● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19(I. 13:43 / II. 8:56 / III. 5:51)

 レオン・フライシャー(ピアノ)
 ルツェルン祝祭管弦楽団(旧ルツェルン祝祭管弦楽団=スイス祝祭管弦楽団)
 ジョージ・セル(指揮)
 録音時期:1962年8月29日

 録音場所:ルツェルン・フェスティヴァル
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

プロフィール詳細へ

シューマン、ロベルト(1810-1856)に関連するトピックス

協奏曲 に関連する商品情報

おすすめの商品