シューベルト(1797-1828)

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Blu-spec CD 2

ピアノ・ソナタ第20番、メヌエット集 アルカディ・ヴォロドス

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30546
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明

天才ヴォロドスが奏でる、シューベルトの宇宙

名手には事欠かない現代ピアノ界にあって、まさに驚異的、超人的、ホロヴィッツの再来ともいわれたなピアニスト、アルカディ・ヴォロドス。これまで、彼の超絶技巧が十全に発揮される作品を中心に演奏し、絶賛を浴びてきました。
 今回は2019年のザルツブルク音楽祭でも『楽興の時』やピアノ・ソナタ第1番などシューベルトを取り上げていますが、そのシューベルトの後期ピアノ・ソナタの第20番と3つのメヌエットに取り組みました。より内面の深さを探求し、pppの極限的美しさが際立つ名盤の登場です。
 1972年サンクト・ペテルブルクに生まれ。1987年、サンクト・ペテルブルク音楽院でガリーナ・エギアツァローヴァに、パリでジャック・ルヴィエに、マドリードのソフィア王妃高等音楽院でドミトリー・バシキーロフに師事。1996年にニューヨークでデビューして以来、ヴォロドスは世界各地でリサイタルを開き、多数の一流オーケストラ、指揮者と共演してきました。

【収録情報】
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
2. メヌエット イ長調 D.334
3. メヌエット ホ長調 D.335
4. メヌエット 嬰ハ短調 D.600 - トリオ ホ長調 D.610


 アルカディ・ヴォロドス(ピアノ)

 録音時期:2018年
 録音方式:ステレオ(デジタル)

内容詳細

ヴォロドスによる、シューベルトのピアノ・ソナタ第20番と三つのメヌエットを収録。技巧性に秀でたヴォロドスが、シューベルトの晩年の作品に取り組み、内省的で深みのある音楽性を披露。新たな一面が垣間見られる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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 ブラームスの小品集(2017年録音)に続い...

投稿日:2021/08/30 (月)

 ブラームスの小品集(2017年録音)に続いてシューベルトの最晩年のソナタ(2018年録音)。両者の晩年の作品を美しいピアノで彩っている。  当盤では悲壮感や苦しみを表現している感覚は少ない。ひたすら美しい音が素晴らしい。その音ゆえか、ここでのソナタ演奏は生前の(または死の間際で苦しんでいる)シューベルトを想起させるより、むしろ死んでしまった者を輝かしく思い出しているような感触をもってしまう。死んでしまった者への心からの贈り物といった情景。カップリングのメヌエットも然り。他の演奏でよくカップリングされる即興曲集(D899、935)やD946でなく、ソナタD958、960とのカップリングでもない、純真で小さいメヌエットを、この上ない美音で大切に優しくしずかに弾いていく…。想い出をそっとつま弾くような演奏と曲目に仄かな哀しみを感じてしまった。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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