CD 輸入盤

弦楽四重奏曲第14番『死と乙女』、12番『四重奏断章』、歌曲『死と乙女』(弦楽四重奏伴奏版) ミロ・クァルテット

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LHM2013002
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シューベルト:弦楽四重奏曲『死と乙女』&『四重奏断章』(第2楽章 fragment付)
弦楽四重奏伴奏版による歌曲『死と乙女』も収録!
ミロ・クァルテット


今年、結成18年を迎えたミロ・クァルテットによる、シューベルト・アルバムが登場。弦楽四重奏曲第14番『死と乙女』に、第12番『四重奏断章』を第2楽章のフラグメント付きで収録したほか、関連の深い歌曲『死と乙女』を弦楽四重奏伴奏版で演奏するという気の利いたプログラム構成となっています。
 彼らの演奏は、近年の弦楽四重奏団に特徴的な機能的で精緻なアンサンブルを持ち合わせているのはもちろんですが、歌わせるところはたっぷりとメロディアスな面を強調。アクセントの付け方やドルチェのところでの弓の抜き方で、要所要所で効果的にピリオド風アプローチを取り入れたり、間の取り方やあるフレーズとよく似た次のフレーズとのわずかな違いを正確な音程バランスで表現するといったスタイルが特徴的なもので、このシューベルト・アルバムでも、そうしたスタンスは一貫しており、編曲伴奏版でも魅力的な演奏を聴かせています。
 歌曲を歌う、スーザン・クックは、さきごろジョン・アダムズのオペラ『ドクター・アトミック』でサーシャ役を歌っていたメゾ・ソプラノです。

【ミロ・クァルテット】
1995年秋に設立し、翌年4月に第50回コールマン室内楽コンクールで第1位、続くフィショフ全国室内楽コンクールでも第1位と大賞を受賞、98年にはバンフ国際弦楽四重奏コンクールで一位及びカナダ人作曲家チャン・カ・ニン作曲の特別委嘱作品演奏賞受賞、その後2000年にもウォルター・W ・ナウンバーグ財団室内楽賞を受賞し、一躍世界の注目を集めるようになり、現在、アメリカで練れていてエキサイティングな若手クァルテットの一つといわれています。
 これまでには南北米主要都市、アムステルダムのコンセルトへボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーンのコンツェルトハウス、ドレスデン音楽祭にも出演した他、今年2月には地元テキサスのラウンド・トップ音楽祭で世界的ギタリスト、エリオット・フィスクとの競演を行いました。日本には2001年にコンサート・デビュー。2001年12月の日本デビューとなった東京でのコンサートは9月11日ニューヨークの被災者家族を支えるベネフィット・コンサートとして開催されました。現在テキサス大学オースチン校のファカルティ・クァルテットに就任しています。
 クァルテットの名称はスペインの画家、ホアン・ミロに因んで名付けられ、これまでにもブリッジ・レコードからランゴーとジョージ・クラムの作品など、OXINGALE RECORDS からはあのハイモヴェッツと組んだシューベルト:弦楽五重奏曲&メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番がリリース。
 特にクラムの『ブラック・エンジェルス』が収録されたアルバムは世界的にも高い評価を受け、この作品の名盤とも言われています。
 なお、使用楽器のうち、チェロはカザルスが1930年代に使用していたもので、有名なバッハの無伴奏チェロ組曲の録音などにも使用されていたもので、ヴィオラは元ジュリアード弦楽四重奏団のラファエル・ヒリアーが弾いていたものということです。(HMV)

【収録情報】
シューベルト
・弦楽四重奏曲第14番ニ短調D810『死と乙女』
・弦楽四重奏曲第12番ハ短調D703『四重奏断章』(第2楽章 fragment付)
・歌曲『死と乙女』(弦楽四重奏伴奏版)

 ミロ・クァルテット
  ダニエル・チン(vn)
  ウィリアム・フェドケンホイヤー(vn)
  ジョン・ラージェス(va)
  ジョシュア・ジンデル(vc)

 スーザン・クック(Ms)

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水も滴るシューベルト ミロ・クァルテット...

投稿日:2017/01/30 (月)

水も滴るシューベルト ミロ・クァルテットが水を得た魚のように飛翔する ”Schubert Interrupted”(シューベルト中断)と題されたDiscはミロQのシューベルト観を象徴し またシューベルトの宿命を言い当てている シューベルト最期の10年はその短い生涯の20代を指す 天才が得た啓示を具現化するための苦悩の10年は数え切れないほどの”未完成”を産み落とした 31歳で没するまでに完成された多楽章作品は 交響曲1 室内楽曲8 ピアノ曲8 その何れもが他の追随を許さない傑作だ しかし”未完成”の中にも打ち捨てておけない名品がある その一曲第12番ハ短調「断章」がミロQの壮絶な演奏で聴かれる 水どころか血が滴るがごとき切れ味だ まさに触れなば切れん白刃の光彩に目がくらむようだ そのあとに歌曲「死と乙女」を置く 死の予感はこうも長きにわたってシューベルトを蝕んだのか されど然ればこそ晩年の傑作群へと生命は昇華したとも言える 創作とは何と残酷な所業なのか 完成された第14番ニ短調「死と乙女」は今も命を輝かせる名曲として我らの心を打つ ミロQは精美な演奏を貫く インテンポの凛々しい姿勢を保ちつつ 全てのフレーズに命を吹き込んでいく アクセントには羽がついていて明快だが跡を残さない 4挺の楽器間は完璧なバランスで歌い交わされていく 青年シューベルトの人生観すら感じさせる爽快さに悲愴感は消えた これほど美しいシューベルトを知らない 衷心より推薦する 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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