交響曲全集　ノット＆バンベルク交響楽団（４ＳＡＣＤ）

シューベルト交響曲全集（４ＳＡＣＤ）
ジョナサン・ノット＆バンベルク交響楽団

マーラーやブルックナー、ストラヴィンスキーの高水準な演奏で人気を博すジョナサン・ノット＆バンベルク交響楽団のコンビが最初に注目を浴びたのは、シューベルトの交響曲第1番と第3番、第8番『未完成』を収めた交響曲集で、発売は2004年2月のことでした。以来、3年をかけて交響曲全曲を録音し、2011年には現代作品と組み合わせた形の横長ボックスで全集リリースされていましたが、今回はシューベルト作品のみとなり、お求めやすい価格となりました。

【ジョナサン・ノット】
ノットは1962年生まれのイギリスの指揮者で、ヴィースバーデンの州立歌劇場と市の音楽監督を務めるなど、ドイツの伝統的な指揮者の典型ともいえる“カペルマイスター”的なキャリアを積んできましたが、一方で彼は、現代音楽をも得意としており、アンサンブル・アンテルコンタンポランの首席客演指揮者として、多くの新作初演を手がけてきたほか、あるテーマのもと、クラシックと現代音楽をカップリングしたコンサートを制作するなど、そのユニークな姿勢が、幅広い聴衆から支持されてきました。
　2000年1月からバンベルク交響楽団の音楽監督に就任、活動が軌道に乗ってくるとレコーディングにも力を注ぐようになり、ます最初に取り組んだのがこのシューベルト・シリーズということになります。（ＨＭＶ）

【収録情報】
Disc1
シューベルト：
● 交響曲第1番ニ長調 D.82
● 交響曲第3番ニ長調 D.200
● 交響曲第7(8)番ロ短調 D.759『未完成』
● 交響曲第7(8)番『未完成』第3楽章冒頭断片

Disc2
● 交響曲第2番変ロ長調 D.125
● 交響曲第4番ハ短調 D.417『悲劇的』

Disc3
● 交響曲第5番変ロ長調 D.485
● 交響曲第6番ハ長調 D.589

Disc4
● 交響曲第8(9)番ハ長調 D.944『グレート』

　バンベルク交響楽団
　ジョナサン・ノット（指揮）

　録音時期：2003年3月〜12月、2006年9月
　録音場所：バンベルク、ヨゼフ・カイルベルト・ザール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND