シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ第14番、第20番 ボレット

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4801137
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ボレット/シューベルト:ピアノ・ソナタ集
シューベルトの人生を静かに優しく見守るような珠玉のソナタ

「最後のヴィルトゥオーゾ」と謳われたボレットが残したシューベルト・ソナタの決定盤。遥か彼方と心の奥底を同時に見つめ、繊細に歌い回しの中に静かな慟哭を描いた、まるでシューベルトの人生の軌跡を静かに見守るような優しい眼差しにあふれた名演です。

シューベルト:
1.ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784, Op.143
2.ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
 ホルへ・ボレット(ピアノ)

 録音時期:1988年2月
 録音場所:イギリス、ノース・フィンチリー、セント・バーナバス教会
 録音方式:デジタル(セッション)

ユーザーレビュー

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20番屈指の名盤といわれながら入手できない...

投稿日:2011/03/21 (月)

20番屈指の名盤といわれながら入手できない時期が続き、やっと出会えた感がある。最後のヴィルトゥオーゾとも呼ばれたボレット最晩年(73才、19世紀末ロマン派スタイルの巨匠ともいわれたが生年は1914年)の録音。ボレットは2年後に他界している。ヴィルトゥオーゾといっても有名なリスト作品集などに聴く晩年の演奏は、バリバリ弾くまくるスタイルからは遠く、大きなスケール感の中で作品の抒情を味わい深く聞かせるタイプのもので、ここでもそうした演奏姿勢〔来日時のラフマニノフの3番(N響)もそうした感じだった。アンコールのショパン!〕。誌的でドイツのロマンを感じさせるケンプ、シューベルトの内面に肉薄する内田光子等優れた演奏も多い20番だが、慈父の様なまなざしで作品を、そして31才のシューベルトの孤独を遠くから大きく包み込むかの様なこの演奏の価値は揺るがない。ピアノの音の純粋な美しさ(特に高音)が効果をあげている(ボレットというとベヒシュタインというイメージがあるが、ここではボールドウィンを使用とのこと)。もっとボレットのシューベルトが聞きたかったとつくづく思う。入手し安い価格でもあり、特にシューベルトの後期ピアノソナタを聞いたことがない方に是非お勧めしたい。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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