CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ第21番、第18番『幻想』、即興曲集、楽興の時、他 アンドラーシュ・シフ(フォルテピアノ)(2CD)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4811572
組み枚数
:
2
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番、第18番『幻想』、即興曲集、楽興の時、他
アンドラーシュ・シフ(フォルテピアノ)


ピアノ界の至宝、アンドラーシュ・シフが自ら所蔵するフォルテピアノで奏でるシューベルトの主要作品。
 1980年代後半から1990年代前半にかけてDECCAにシューベルトのソナタおよび即興曲全曲を録音してから約30年を経て、今回は楽器をベーゼンドルファーからフォルテピアノに替えて改めてシューベルト作品に臨んだシフ。
 シフとフォルテピアノとの間にはいくつかの重要な出会いがありました。1970年代後半、ブダペストの国立博物館に保管されていたベートーヴェンのブロードウッド・ピアノを録音に使用したこともありました。その数年後にはザルツブルクでモーツァルトが持っていたワルターのフォルテピアノを演奏し、録音する機会に恵まれます。シューベルトのソナタ演奏にあたってグラーフのフォルテピアノを使用したこともありました。
 そんな歳月の後にシフは1982年に、ウィーンで作られたフランツ・ブロードマン製のフォルテピアノ(1820年頃製造)を所蔵することとなり、シューベルトの鍵盤作品にはこのウィーン風のやわらかで芳醇な音色が必須ということで、今回の録音にはその自らの楽器を使用しています。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
シューベルト:
● ハンガリーのメロディ ロ短調 D.817
● ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894『幻想』
● 楽興の時 Op.94, D.780(全6曲)
● アレグレット ハ短調 D.915
● 即興曲集 Op.142, D.935(全4曲)
● ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960

 アンドラーシュ・シフ(フォルテピアノ)

 録音時期:2014年7月2-5日
 録音場所:ボン、ベートーヴェンハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Ungarische Melodie In H-moll, D. 817
  • 02. Sonate In G-dur D 894 Op.78
  • 03. Andante (sonate In G-dur D 894 Op.78)
  • 04. Menuett. Allegro Moderato - Trio (sonate In G-dur D 894 Op.78)
  • 05. Allegretto (sonate In G-dur D 894 Op.78)
  • 06. Moments Musicaux D 780 Op.94
  • 07. Andantino In As-dur (moments Musicaux D 780 Op.94)
  • 08. Allegro Moderato In F-moll (moments Musicaux D 780 Op.94)
  • 09. Moderato In Cis-moll (moments Musicaux D 780 Op.94)
  • 10. Allegro Vivace In F-moll (moments Musicaux D 780 Op.94)
  • 11. Allegretto In As-dur (moments Musicaux D 780 Op.94)

ディスク   2

  • 01. Allegretto In C-moll, D. 915
  • 02. Vier Impromptus D 935 Op.142
  • 03. Allegretto In As-dur (vier Impromptus D 935 Op.142)
  • 04. Andante In B-dur (vier Impromptus D 935 Op.142)
  • 05. Allegro Scherzando In F-moll (vier Impromptus D 935 Op.142)
  • 06. Sonate In B-dur D 960
  • 07. Andante Sostenuto (sonate In B-dur D 960)
  • 08. Scherzo. Allegro Vivace Con Delicatezza - Trio (sonate In B-dur D 960)
  • 09. Allegro Ma Non Troppo - Presto (sonate In B-dur D 960)

ユーザーレビュー

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そうだ シフはハンガリーの人だった 元々...

投稿日:2019/03/19 (火)

そうだ シフはハンガリーの人だった 元々シューベルト家もモラヴィアの殖民からウィーンへ移り住んだ フランツは三代目 冒頭の”ハンガリーの旋律”がこんなことを思い出させた 1820年ブロードマン製作のフォルテピアノの音色も手伝ってタイムスリップしてしまった 続く”第18ソナタ”に広がる律動の波にハンガリーあるいはスラヴの民族色を感じる 踏むステップに独特の癖がある Fpの軽く浅い響きが生きている それはずっと澄ました風情の”楽興の時”でも 弾ける泡のごとき儚さを感じさせる ”アレグレット”はシューベルトの”愛の挨拶”だ 慄きを覗かせながらも訴えかける音楽 その姿勢は続く”即興曲”に色濃く続き 思わず説き伏せられそうになる これが同じFpかと思うほど深い響きを奏でる この4曲の”即興曲”は続けて演奏しても一曲に感じられる調性の連なりで構成されている 饒舌で熱情滾る”即興曲”の後に最後の”第21ソナタ”が来る 枯淡の趣きの中にもおおらかな歌が広がっていく これがシューベルトだと肯いてしまう 改めてFpの音色と余韻の魅力が生きていると感じる もう現代楽器とピリオド楽器と分野を分ける時は過ぎた 自由に往き来すべき時だ このシューベルト世界の味わいを あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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 シューベルト好きの私にとっては待望のリ...

投稿日:2015/05/13 (水)

 シューベルト好きの私にとっては待望のリリース。しかもD894&960に加え、即興曲などの小品集もたっぷりのボリューム。毎度のことながらECM&A.シフの出すCDはどっさり大盛りが嬉しいところ。  聴いてみての感想は「良くも悪くも期待を裏切られた」。フォルテピアノを使ったためなのか劇的な動的な表現でなかったと感じた。期待した動的な表現はなく、その意味では裏切られたが、楽器の特長を前面に出し、そこから引き出される曲の魅力を味わうことができたのが良かった。どうしても劇的(または悲劇的)なシューベルトの方が世間受けしそうな気もするがそれをせずとも感情はにじみ出てくるものなのだろう。 ただ、シューベルトのソナタをこの表現で初めて聴くと、退屈に思えてしまう方が出てくる気もする。  ゆっくりじっくり描き出すより、さらっとした演奏。かといって軽いわけじゃない。濃厚なスープでなく、さっぱりしていながら旨みがじわーっと立ち上る上品なお吸い物を、香りを感じつついただいているような感じ。  楽器の音はやわらかく鄙びた風合いが美しい。レビュー文にあるようにこの楽器ならこのような演奏がしっくりくるのも納得させられる。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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