【中古:盤質B】 シューベルト：アルペジョーネ・ソナタ、シューマン：チェロ作品集　メネセス、ワイス

メネセス / アルペジョーネ・ソナタ

1957年ブラジル生まれのアントニオ・メネセス。1977年ミュンヘン、1982年チャイコフスキーの両国際コンクールで優勝を果たすなど圧巻のコンクール受賞歴を誇っています。やはりメネセスの名を世界に知らしめたのは、帝王カラヤンの晩年に行われた一連の録音でしょう。ソリストとして加わったR.シュトラウスの『ドン・キホーテ』や、ムターとのブラームス：二重協奏曲などは代表的名演として知られています。
　アヴィーからはメネセスにとって2度目となるバッハ：無伴奏チェロ組曲全集（AV0052）が既にリリースされていますが、今回のシューマン＆シューベルト・プログラムもバッハ以上に期待が高まるチェロ奏者必須のレパートリー。シューマンとシューベルトの作品にこめられたロマン的で美しき歌心をメネセスが解き放ちます。（東京エムプラス）

・シューマン：アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
・シューマン：幻想小曲集 Op.73
・シューマン：民謡風の5つの小品 Op.102
・シューマン：おとぎの絵本 Op.113
・シューベルト：アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
　アントニオ・メネセス（チェロ）
　ジェラルド・ワイス（ピアノ）

　Recorded at Potton Hall, Suffolk, May 26 – 28, 2006
　Produced and engineered by Simon Fox-Gál
　Editing: Sebastian Schubert