シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 『冬の旅』全曲、『美しき水車小屋の娘』全曲、『白鳥の歌』全曲、他 シュトゥッツマン、セデルグレン(3CD)

シューベルト(1797-1828)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
3枚組み
:
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基本情報

ジャンル
カタログNo
2564623701
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

シューベルト:3大歌曲集(3CD)
ナタリー・シュトゥッツマン


よく響く低音とパワフルな歌唱でファンも多いコントラルト歌手、ナタリー・シュトゥッツマンがフランスのカリオペ・レーベルにレコーディングしたシューベルトの三大歌曲集がエラートから復活します。もともと優秀な録音でしたが、今回のセット化にあたってさらにリマスターが行われ、シュトゥッツマン自身も「私たちの演奏が完全に再現されている」と喜んでいるということです。
 シュトゥッツマンはハンス・ホッターにもリートを学んだだけあって、その解釈の深みはかなりのものがあります。特に『冬の旅』は、学生時代から実に20年ものあいだ温めつづけてきたというだけあって素晴らしいものがあり、これまで聴けた女声による『冬の旅』、ロッテ・レーマン、クリスタ・ルートヴィヒ、ブリギッテ・ファスベンダー、マーガレット・プライス、白井光子、ジュリアン・ベアードなど、ソプラノとメゾ・ソプラノによる歌唱とはひと味もふた味も異なる、コントラルトならではの豊かな低音の魅力が、明るくなりがちな女声版『冬の旅』のイメージを大きく変えるしっとりとした味わい、自然な情感の湧出をもたらして感動的です。
 『美しき水車小屋の娘』と『白鳥の歌』も、それぞれの音楽にふさわしい表現手法が追及されており、逞しい推進力から暗く重い絶望まで、共感豊かで気持ちのこもった歌唱が実に見事です。セデルグレンのピアノ伴奏も濃厚な表現が印象的で、シュトゥッツマンの存在感ある声にふさわしい仕上がりとなっています。
 参考までにかつてのジャケット画像を表示しておきます。(HMV)

【収録情報】
シューベルト:
Disc1
● 歌曲集『美しき水車小屋の娘』 D.795(全曲)
 第1曲 さすらい
 第2曲 どこへ?
 第3曲 止まれ!
 第4曲 小川への言葉
 第5曲 仕事を終えた宵の集いで
 第6曲 知りたがる男
 第7曲 苛立ち
 第8曲 朝の挨拶
 第9曲 水車職人の花
 第10曲 涙の雨
 第11曲 僕のもの
 第12曲 休み
 第13曲 緑色のリュートのリボンを手に
 第14曲 狩人
 第15曲 嫉妬と誇り
 第16曲 好きな色
 第17曲 邪悪な色
 第18曲 凋んだ花
 第19曲 水車職人と小川
 第20曲 小川の子守歌

Disc2
● 歌曲集『冬の旅』 D.911(全曲)
 第1曲 おやすみ
 第2曲 風見
 第3曲 凍った涙
 第4曲 氷結
 第5曲 ぼだい樹
 第6曲 雪どけの水流
 第7曲 凍った河で
 第8曲 かえりみ
 第9曲 鬼火
 第10曲 休息
 第11曲 春の夢
 第12曲 孤独
 第13曲 郵便馬車
 第14曲 霜おく頭
 第15曲 からす
 第16曲 最後の希望
 第17曲 村で
 第18曲 あらしの朝
 第19曲 まぼろし
 第20曲 道しるべ
 第21曲 宿
 第22曲 勇気
 第23曲 幻の太陽
 第24曲 辻音楽師

Disc3
● 歌曲集『白鳥の歌』 D.957(全曲)
 第1曲 愛のたより
 第2曲 戦士の予感
 第3曲 春のあこがれ
 第4曲 セレナーデ
 第5曲 わが宿
 第6曲 遠い国で
 第7曲 別離
 第8曲 アトラス
 第9曲 彼女のおもかげ
 第10曲 漁師の娘
 第11曲 まち
 第12曲 海辺で
 第13曲 影法師
 第14曲 鳩の使い

● 憧れ D.879
● 死と乙女 D.531
● ブルックの丘で D.853
● 漁師の歌 D.881
● さすらい人 D.493

 ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)
 インゲル・セデルグレン(ピアノ)

 録音時期:2003〜2007年
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 2014 Remaster

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Winterreise, D. 911: I. Gute Nacht
  • 02. Winterreise, D. 911: II. Die Wetterfahne
  • 03. Winterreise, D 911: III Gefrorene Tranen
  • 04. Winterreise, D. 911: IV. Erstarrung
  • 05. Winterreise, D. 911: V. Der Lindenbaum
  • 06. Winterreise, D. 911: VI. Wasserflut
  • 07. Winterreise, D. 911: VII. Auf Dem Flusse
  • 08. Winterreise, D 911: VIII Ruckblick
  • 09. Winterreise, D. 911: IX. Irrlicht
  • 10. Winterreise, D. 911: X. Rast
  • 11. Winterreise, D 911: XI Fruhlingstraum
  • 12. Winterreise, D. 911: XII. Einsamkeit
  • 13. Winterreise, D. 911: XIII. Die Post
  • 14. Winterreise, D. 911: XIV. Der Greise Kopf
  • 15. Winterreise, D 911: XV Die Krahe
  • 16. Winterreise, D. 911: XVI. Letzte Hoffnung
  • 17. Winterreise, D. 911: XVII. Im Dorfe
  • 18. Winterreise, D 911: XVIII Der Sturmische Morgen
  • 19. Winterreise, D 911: XIX Tauschung
  • 20. Winterreise, D. 911: XX. Der Wegweiser
  • 21. Winterreise, D. 911:Xxi. Das Wirtshaus
  • 22. Winterreise, D. 911: XXII. Mut
  • 23. Winterreise, D. 911: XXIII. Die Nebensonnen
  • 24. Winterreise, D. 911: XXIV. Der Leiermann

ディスク   2

  • 01. Die Schone Mullerin, D 795: I Das Wandern
  • 02. Die Schone Mullerin, D 795: II Wohin ?
  • 03. Die Schone Mullerin, D 795: III Halt !
  • 04. Die Schone Mullerin, D 795: IV Danksagung An Den Bach
  • 05. Die Schone Mullerin, D 795: V Am Feierabend
  • 06. Die Schone Mullerin, D 795: VI Der Neugierige
  • 07. Die Schone Mullerin, D 795: VII Ungeduld
  • 08. Die Schone Mullerin, D 795: VIII Morgengru
  • 09. Die Schone Mullerin, D 795: IX Des Mullers Blumen
  • 10. Die Schone Mullerin, D 795: X Tranenregen
  • 11. Die Schone Mullerin, D 795: XI Mein!
  • 12. Die Schone Mullerin, D 795: XII Pause
  • 13. Die Schone Mullerin, D 795: XIII Mit Dem Grunen Lautenbande
  • 14. Die Schone Mullerin, D 795: XIV Der Jager
  • 15. Die Schone Mullerin, D 795: XV Eifersucht Und Stolz
  • 16. Die Schone Mullerin, D 795: XVI Die Liebe Farbe
  • 17. Die Schone Mullerin, D 795: XVII Die Bose Farbe
  • 18. Die Schone Mullerin, D 795: XVIII Trockne Blumen
  • 19. Die Schone Mullerin, D 795: XIX Der Muller Und Der Bach
  • 20. Die Schone Mullerin, D 795: XX Des Baches Wiegenlied

ユーザーレビュー

総合評価

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シューベルトの3大歌曲集は、女声によるも...

投稿日:2021/07/11 (日)

シューベルトの3大歌曲集は、女声によるものは多くないのだが、成功しているものというと更に少ない。シュトゥッツマンの録音は、数少ない比較的成功した部類の一つ。そもそも「冬の旅」と「美しき水車屋の娘」は。ミュラーの原詩自体が主人公が青年であっていずれも失恋をテーマにしている以上、そのストーリー性も相俟って、女声で歌われること自体違和感があることは否めない。ただ、それなら「白鳥の歌」はそういうストーリー性も無いのだし、女声で歌われても良さそうなものなのだが、やはり数が少ないのは、楽曲自体あまり女声に向いていないものが少なくないのも理由ではないかと思っている。低い方へ向かって深く、厚く降りていくことを求める曲が少なくないのだ。「冬の旅」でもそうなのだが、シュトゥッツマンの録音が比較的成功した部類でないかと思われるのは、恐らくは彼女のメゾソプラノ、というよりコントラルトにも近い声が合っているからではないかと思う。歌唱技量に関しては勿論言う事はなく、彼女がここに手を出したのも頷けるところではあるのだ。ただ、それが、聞く側としての1stチョイスになり得るかどうかというのはまた別の問題ではあるけれども。その意味で言った時に、「女声で歌われた」という事以上の、音楽上の何か強く惹かれるようなものがあるかというと、ちょっと難しい気はする。シュトゥッツマンの歌を聞く、ということではいいと思うのだけれども。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

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冬の旅の女声版は何種かあるようですが、3...

投稿日:2017/01/28 (土)

冬の旅の女声版は何種かあるようですが、3大歌曲集を録音したのは、JAZZMANさんがご指摘されたとおり、シュトゥッツマン盤しかないのかもしれません。録音は深い残響を伴ったものですが、量感が豊かで音像も大きく美しいです。とても癒されます。

ルシータ さん | 東京都 | 不明

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リート初心者ですが、シューベルトの三大歌...

投稿日:2014/11/23 (日)

リート初心者ですが、シューベルトの三大歌曲をすべて録音している女性歌手は他に思いつかないです。シュトゥッツマンのCDは90年代に録音されたフランス歌曲とシューマンの歌曲を聴いていましたが、歌は極上に上手いもののやや硬質な声だったので、シューベルトはいかがなものなのだろう… 「冬の旅」など凍え死んでしまいそうになるくらい深刻になりすぎていないだろうかと気にしながらこちらを購入してみました。しかし、それは杞憂に終わりました。包容力があるといいますか、暖かく、包み込むような声で何度も繰り返して聞き返したくなる歌唱ですね。先日、この歌手のリサイタルに初めて足を運びましたが、円熟(充実)期を迎えつつあるというのか、若い頃の硬質な印象は影をひそめ、暖かく、表現もより一層と深くなってきているように思いました。

JAZZMAN さん | 神奈川県 | 不明

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