ピアノ協奏曲第1番（ミヒャエル・リシェ、イスラエル・イノン＆ケルンWDR交響楽団）、町人貴族（ゲルト・アルブレヒト＆ベルリン・ドイツ交響楽団）

苦難の時代を生きたシュルホフのピアノ協奏曲と『町人貴族』を！

チェコの作曲家エルヴィン・シュルホフのピアノ協奏曲と『町人貴族』の録音。シュルホフはドヴォルザークの推薦でプラハ音楽院に入学。その後14歳でライプツィヒに移りレーガーに作曲を師事し、その間ピアノをロベルト・タイヒミュラーから薫陶を得ています。生涯200曲もの作品を残したシュルホフですがナチス・ドイツによって「退廃音楽」という烙印を押され、1942年に強制収容所で命を落としています。
　ピアノ独奏はドイツ知性派ピアニスト、ミヒャエル・リシェです。リシェはピアノ協奏曲『ジャズ風に』を録音しておりますが、当アルバムでは作品11を演奏しております。カップリングはゲルト・アルブレヒト指揮ベルリン・ドイツ交響楽団による『町人貴族』です。（輸入元情報）

【収録情報】
シュルホフ：
● ピアノ協奏曲第1番 Op.11

　ミヒャエル・リシェ（ピアノ）
　ケルンWDR交響楽団
　イスラエル・イノン（指揮）

　録音時期：1998年10月20-22日
　録音場所：ケルン・フィルハーモニー
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

● 町人貴族

　ベルリン・ドイツ交響楽団
　ゲルト・アルブレヒト（指揮）

　録音時期：1999年11月21,22日
　録音場所：ベルリン、イエス・キリスト教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）