シュミット、フランツ(1874-1939)

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Blu-spec CD 2

フランツ・シュミット:交響曲第2番、R.シュトラウス:炉端のまどろみ セミョン・ビシュコフ&ウィーン・フィル

シュミット、フランツ(1874-1939)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30428
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明

再評価が進む後期ロマン派最後の大交響曲の最新録音。

近年再評価が急速に進みつつあるオーストリアの作曲家、フランツ・シュミットは、ブルックナーとブラームスの伝統を受け継ぐ重厚な後期ロマン派的な作風で知られる。マーラー時代のウィーン・フィルのチェリストをつとめ、1927年からはウィーン音楽アカデミー院長に就任し、オーストリア音楽界に多大な足跡を残した。
 間奏曲が有名な歌劇「ノートル・ダム」、ヨハネの黙示録に基づくオラトリオ「7つの封印の書」のほか、4曲の交響曲は近年演奏・録音の機会が増えています。1911/13年に書かれたこの交響曲第2番は8本のホルンや打楽器を含む巨大編成で、3つの楽章がモットー主題で結びつけられ、ナイーヴな抒情性・和声の繊細な変化が美しく、さらに変奏曲形式の第2楽章はスケルツォとトリオが内包される個性的な構成。1914年の初演を担い、作曲者自身のほか様々な名匠とともにこの曲を演奏してきたウィーン・フィルが、巨匠セミヨン・ビシュコフと2015年に集中的に取り上げて絶賛を博した時の記録。カップリングはやはりウィーンと所縁の深いR.シュトラウスが1923年に書いた歌劇「インテルメッツォ」の間奏曲「炉端のまどろみ」。(メーカー資料より)

【収録情報】
● フランツ・シュミット:交響曲第2番変ホ長調 (1914)
● リヒャルト・シュトラウス:炉端のまどろみ(歌劇『インテルメッツォ』 op.72より) (1923)


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 セミョン・ビシュコフ(指揮)

 録音時期:2015年9月1-4日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

ウィーン・フィル楽員から「神聖にして侵さざるべき存在」として崇められる存在で、ドイツとスロヴァキアの血をひく作曲家シュミット(1874-1939)。四つの交響曲作品、中でも第3番と第4番への評価が高いが、今回ビシュコフが取り上げたのは田園情緒にあふれた第2番。仄々と曲想が湧き上がる。★(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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シュミットといえば、第4交響曲と「七つの...

投稿日:2017/06/22 (木)

シュミットといえば、第4交響曲と「七つの封印の書」が有名だが、メロディー・センスのない人だけに深刻な曲想の作品は正直かったるい。その点この第2交響曲は明るい曲調であり、メロディーが明確でなくてもはるかに聴きやすい。といってもかなり錯綜しているが。こういったロマン派終末期の爛熟した曲を振るなら、現在ビシュコフほど適任の人はいないのではないか。ティーレマンならもう少し骨ばったものになるだろうしパーヴォ・ヤルヴィならスリムになりすぎるかもしれないが、ビシュコフはウィーン・フィルの機能を最大限に活かし濃厚かつ分かりやすい演奏を実現している。ムジークフェラインでのセッション録音の割には音がもう一つなのが惜しいが、後期ロマン派ファンにはお勧めしたいし、今指揮者として絶頂期を迎えているビシュコフの録音の継続も期待したい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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