シュミット、フランツ(1874-1939)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲第2番、『フーガ・ソレムニス』 シナイスキー&マルメ交響楽団

シュミット、フランツ(1874-1939)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
直輸入盤帯付,ケースすれ
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
8570589
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

フランツ・シュミット:交響曲第2番、『フーガ・ソレムニス』
シナイスキー&マルメ交響楽団


1874年、プレスブルク(当時はハンガリーのポズソニー)で生まれたフランツ・シュミット(1874−1939)は、幼いころから天才ピアニストとしてハンガリーで活躍していましたが、14歳の時、父親が営む運送業が不正行為に加担していたとされ、一家はウィーンへ移住。そこで彼は当時ウィーンで活躍していた音楽家たちと親しくすることができました。彼はシェーンベルクと同じ年であったにも関わらず、生涯を通じて前衛的な音楽に手を染めることはなく、一生を通じて後期ロマン派の作風を崩すことはありませんでした。
 この交響曲第2 番は1911年から12年に書かれ翌年にウィーンで初演されました。フランツ・シャルクに献呈されていて、弦楽器の書法などから、当時「最も演奏困難な交響曲」の一つに数えられたほどです。大編成の管弦楽の響きが好きな人にはたまらない作品で、第2ヴァイオリンとクラリネットで開始される第1楽章の冒頭から劇的な色合いを帯びていて、時折聴こえる湧き上がるような金管の咆哮は、あの『7つの封印の書』の一節をも思い起こさせてくれます。何といってもこの曲の特徴的なところは第2楽章の長大な変奏曲でしょう。
 珍品『フーガ・ソレムニス』もすごくカッコイイ作品です。(ナクソス)

【収録情報】
フランツ・シュミット:
・交響曲第2番変ホ長調
 マルメ交響楽団
 ヴァシリー・シナイスキー(指揮)

 録音時期:2007年5月28日-6月1日
 録音場所:マルメ、コンサート・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

・オルガンと16の管楽器と打楽器のための『フーガ・ソレムニス』
 アンダース・ジョンソン(オルガン)
 マルメ交響楽団
 ヴァシリー・シナイスキー(指揮)

 録音時期:2007年8月24,25日
 録音場所:マルメ、聖ペトリ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. Schmidt, Franz: Symphony No. 2: I. Lebhaft 00:15:31
  • 02. II. Allegretto con variazioni: Einfach und zart 00:19:19
  • 03. III. Finale: Langsam 00:13:58
  • 04. Fuga Solemnis 00:14:00

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
フランツ・シュミットは生まれた時期がもう...

投稿日:2017/07/05 (水)

フランツ・シュミットは生まれた時期がもう少し早ければもっと評価される大作曲家になっていたかもしれないと思います。私の若い頃は専門書である程度知名度があったものの、レコードの入手が難しかったのですが、今は入手が容易で、しかも廉価です。良い時代になりました。(もっと遅く生まれたかったです。)洗練された格調高い音楽に浸れました。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

0
★
★
★
★
☆
フランツ・シュミットは、4番を、クライツ...

投稿日:2015/09/17 (木)

フランツ・シュミットは、4番を、クライツべルグで聴き、1番を、ルイジの指揮で聴き、2番は、このシナイスキー。私は、知らない作曲家の作品は、なるべく知らない演奏家によるもので聴いてみる。全集は好まず、別々の演奏家で、個々揃えていくというお金が掛ってしまう、統一感のない聴き方をしている愚かもの。この演奏は一聴、牧歌的に感じましたが、なかなか複雑、一筋縄に行かない、難しい作品。でも、Naxos的で、いまひとつ、気持、というか、情感もっとあって欲しい、と、感じました。健闘はしてます。3番は、もうワンランク上のオケ、指揮者で聴いてみたいと、思ってますが、これがなかなか、ない・・・。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

1
★
★
★
★
☆
マーラー統治下のウィーン・フィルのチェロ...

投稿日:2011/08/14 (日)

マーラー統治下のウィーン・フィルのチェロ奏者であり、CD黎明時代には交響曲作家として再評価され、ライテル、ハラース、ヤルヴィ(父)等が相次いで全集を録音していたフランツ・シュミットも、21世紀になってからは失速して入手難の時代が続いていた。 ここに来てファビオ・ルイジ、シナイスキーが相次いで交響曲全集を録音、再びカタログが充実し始めたのは同慶の至り。Naxosのプロジェクトは、ルーティンな仕事ぶりで演奏の質に難があったMARCOPOLO盤(ハラース指揮)を刷新する意味もあるのだろう、シナイスキーとマルメ交響楽団の演奏は、作曲家への共感にはさほど興味を示さず、あくまで音符を丁寧に実音化する事に心を砕いているように思える。そのため存命時にブルックナーの後継者と目されたようなスケールは、その交響曲からは感じられない。ブルックナーより中庸で折衷的な印象が強く、後世に名を残した同世代の作曲家達よりも保守的な範囲に停滞しており、「時代遅れのロマン派作曲家」というレッテルもあながち間違いではない。ただし、以前の全集が、交響曲のみの全集だっただけに、知られざる作曲家の紹介という観点から見ると洩れなくカップリング曲のおまけ(?)がつく事はは評価出来るし、この作曲家の作風を知るには過不足のない仕上がりだ。

吉川英治 さん | 奈良県 | 不明

1

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品