シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

R.シュトラウス:『エレクトラ』全曲 ベーム&パリ国立歌劇場、ニルソン、リザネク、ヴァルナイ

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GM30008
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

・リヒャルト・シュトラウス:歌劇『エレクトラ』全曲

 ビルギット・ニルソン(エレクトラ)
 レオニー・リザネク(クリソテミス)
 アストリッド・ヴァルナイ(クリテムネストラ)
 リチャード・ルイス(エギスト)
 ハンス・ゾーティン(オレスト)、他

 パリ国立歌劇場管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音:1973年4月21日

収録曲   

ディスク   1

  • 01. リヒャルト・シュトラウス:歌劇『エレクトラ』

ディスク   2

  • 01. リヒャルト・シュトラウス:歌劇『エレクトラ』

ユーザーレビュー

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72年パリオペラ座の「影の無い女」でパリジャンを...

投稿日:2010/04/29 (木)

72年パリオペラ座の「影の無い女」でパリジャンを熱狂させたベーム(フランスのオケを振ったのは戦後初めてとか、引越公演のパリでの指揮は50年代には結構あるようだが)。翌年リーバーマン監督の招きで再び指揮台へ立ったのが当公演、熱狂の様子は日本の音楽誌にも掲載された〈更に8月にはニルソン他とオランジュ音楽祭のトリスタン野外公演で再びセンセーションを巻き起こす。フランスのオケとの交流は80年パリ管の定期(新世界他)まで続いた〉。録音は年代からすれば良いとは言いかねる(オケの解像度がやや低い)が、観賞に差し支えることは無い。凄いのは女性陣の配役。ニルソン、リザネックのベームのエレクトラ定番コンビに加え、DVD(81年)で鬼気迫る演技、歌唱を披露したヴァルナイが加わる。ニルソンは初めのモノローグではやや不安定だが、リザネックとのやりとりが始まる頃には調子が戻っており、ヴァルナイとの対決では両者の火花の散らし会いが凄まじい〈オレストの死(誤報なのだが)を聞いたクリテムネストラ(ヴァルナイ)がエレクトラをを嘲笑するところは凄いを通りこして本当に怖い〉。ゾーティーンのオレストも健闘。ベームも渾身の指揮。アンサンブルは幾分甘く聞こえる部分もあるが(録音のせい?)、フランスのオケの透明感ある明るさが、ベームの古典的エレクトラに適合しており新鮮な魅力がある。音楽が尻上がりに白熱していく様は全盛期のベームそのもので、聴衆の大歓声ももっともと頷かされる。37年前はこんな凄い公演が観られたのかと思うと、当時の人を羨みつつ感無量。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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