シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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SACD 輸入盤

ドン・ファン、ドン・キホーテ、イタリアから ルイージ&シュターツカペレ・ドレスデン、フォーグラー(2SACD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697435542
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

超優秀録音で味わうドレスデン・サウンドによるシュトラウス!
『ドン・ファン』『イタリアから』『ドン・キホーテ』
ルイージ&シュターツカペレ・ドレスデン


音響抜群のルカ教会で入念におこなわれたセッション・レコーディングで味わう上質なシュトラウス・アルバム。若き日の傑作『ドン・ファン』と『イタリアから』の2008年7月の録音に、以前、チェロ主体のアルバムの中に収録されていた『ドン・キホーテ』を組み合わせたというものです。
 まず特筆すべきは、シュターツカペレ・ドレスデンのサウンドを細部にいたるまで克明に捉えながらも、全体としてはこのオーケストラならではの豊かな雰囲気が感じられることで、弦楽のしなやかでなんともいえず暖かい手触りや、木管セクションの古雅で気品のある音、底光りのする音で厚みのあるハーモニーを響かせる金管セクションなど、通常のヴィルトゥオーゾ・スタイルとはひと味もふた味も異なる独特の個性を心ゆくまで堪能することが可能です。
 とりあげられた作品も、そうしたオーケストラの魅力を味わうのに最適なもので、最初の『ドン・ファン』から、このオケならではの美質を随所で感じることができます。若きシュトラウスが描き出す官能の音楽も、ここでは決して下品にならず、まさに憧憬の対象としての女性美を奥深く描き出しています。
 続く『イタリアから』は『ドン・ファン』の2年前に書かれた標題音楽的な交響曲形式の作品で、イタリア旅行に刺激を受けた内容は、明るく美しい響きにもあらわれており、終楽章で「フニクリ・フニクラ」が炸裂する部分なども楽しい聴きものとなっています。
 Disc2に収められた『ドン・キホーテ』は、有名なセルバンテスの小説に依拠して書かれたもので、チェロ協奏曲的な面も持つ巨大な変奏曲形式の作品。ドン・キホーテの心理をあらわすチェロのソロが重要なことはいうまでもありませんが、セルバンテスのイメージ豊かな世界を音化する主役はやはりオーケストラ。変奏曲形式でさまざまな風景を音楽として表現したシュトラウスの手腕の凄さは、ティルやツァラを経た熟練の時期に書かれたものであることを痛感させてくれます。
 ルイージ指揮するシュターツカペレ・ドレスデンは、これら3作品に微細な部分に至るまで注意を払って、かつてない情報量の美しい演奏を築き上げています。『ドン・キホーテ』でソロを受け持つフォーグラーは、19歳でドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、現在はソリストとして世界的に活躍するドイツの名手で、当然ながらオーケストラと息の合った演奏を聴かせており、目の詰んだ巨大変奏曲としての『ドン・キホーテ』の面白さを十分に表現しています。なお、この『ドン・キホーテ』は、以前はドイツ・ローカル・リリースしかなく、しかも高価だったため評判にならなかったものなので、今回の組み合わせリリースは朗報です。
 ちなみにこのアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみです。可能な限りの大音量で再生して楽しみたい超優秀録音盤の登場です。(HMV)

【収録情報】
R.シュトラウス:
DISC1
・交響詩『ドン・ファン』作品20
・交響的幻想曲『イタリアから』作品16
DISC2
・交響詩『ドン・キホーテ』作品35

 ヤン・フォーグラー(ソロ・チェロ)
 セバスティアン・ヘルベルク(ソロ・ヴィオラ)
 カイ・フォーグラー(ソロ・ヴァイオリン)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 録音時期:2008年7月(DISC1)、2003年9月(DISC2)
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

ディスク   1

  • 01. R.Strauss: Don Juan, Op. 20 [18:14]
  • 02. Aus Italien, Op. 16: I. Auf der Campagna [09:46]
  • 03. II. In Roms Ruinen [12:08]
  • 04. III. Am Strande von Sorrent [12:54]
  • 05. IV. Neapolitanisches Volksleben [09:31]

ディスク   2

  • 01. Don Quixote, Op. 35: Introduction [05:48]
  • 02. Thema [02:10]
  • 03. Var. I [02:40]
  • 04. Var. II [01:50]
  • 05. Var. III [08:17]
  • 06. Var. IV [01:51]
  • 07. Var. V [03:24]
  • 08. Var. VI [01:11]
  • 09. Var. VII [01:02]
  • 10. Var. VIII [01:46]
  • 11. Var. IX [01:02]
  • 12. Var. X [04:21]
  • 13. Final [05:14]

ユーザーレビュー

総合評価

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SKDとのR.シュトラウス管弦楽作品演奏盤と...

投稿日:2011/10/28 (金)

SKDとのR.シュトラウス管弦楽作品演奏盤と申しますと以前ルイージ/SKDによる「アルプス交響曲」盤で書き込んだ様に1970年代のケンペ指揮による演奏がすぐ頭に浮んで来ます。独特な手触り感による渋い弦楽器や古雅とも言える管楽器の音色を有するSKDはR.シャトラウスの音楽世界に懐深いハーモニーを響かせ他の楽団には味わえないものがあり、2007年このSKD担当になったイタリア出身のルイージもこれからの楽壇を背負う一人としてR.シュトラウスの管弦楽曲一連を録音し始めておりますが本盤はそうした頃にずっと先行した2003年(ルイージ44歳頃)収録の「ドン・キホーテ」(タイム40’54)を聴いてみました。HMVメモにも載っていたこの曲演奏でソロ・チェロを受け持つ若い頃SKDの首席チェリストを務めたフォーグラー(2003年当時は39歳)のソリストとしての活躍を前面に出した盤からスターしている様です(なお、ヴィオラはS.ヘルベルク)。ややソフトタッチにスタートするこの演奏ではやはりその肌触りがしなやかで「英雄の生涯」と対となるこの作品で十変奏を通し控えめな両ソロはSKDにすっかり溶け込んだ感じが私にはしました。この感触はルイージのバランス・コントロールのなせる業なのかもしれません。2008年の録音「ドンファン」(同18’24)は先述の一連録音の一貫でマァ無難な演奏と申せましょう。最終楽章に「フニクラ・フニクラ」旋律が出て来る「イタリア」(2008年録音、タイム@9’46A12’09B12’55C9’31)は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ここ数年でトップを争う名演と思う。 自然...

投稿日:2011/01/27 (木)

ここ数年でトップを争う名演と思う。 自然体でありながら、彫りが深く、圧倒される。 録音もこれ以上は望み得ない。

太朗 さん | BOTSWANA | 不明

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ドン・キホーテはR・シュトラウスとしては...

投稿日:2009/07/31 (金)

ドン・キホーテはR・シュトラウスとしては、覚えやすい旋律もなく、メロディーは分断されるし、突如として半音階に迷い込む等、けっして親しみ易い曲ではないが、このディスクはSKDの美音と、ナチュラルで美しい録音により、全曲を一気に聴かせる魅力をもつ。ドン・キホーテってこんなに面白い曲だったんだと改めて認識した次第。しかし・・・、このディスクで曲に馴染んだ後にかのケンペ盤を聴くと、指揮者の格の違いを痛感した。尤もケンペとルイージを同じ土俵で比較する方が酷!ここは素直にルイージの好演を評価すべきだろう。繰り返すが録音は最優秀であり、大音量でのSACD再生では、実物大のルカ教会が目の前に再現される。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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  • 作成者:taka2002eさん