シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 ツァラトゥストラはかく語りき、イタリアより フランソワ=グザヴィエ・ロト&南西ドイツ放送交響楽団

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

中古情報

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基本情報

ジャンル
カタログNo
93320
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

商品説明

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話題のロト率いるバーデン=バーデン&フライブルクSWR響
リヒャルト・シュトラウスの交響詩シリーズ第3弾
『ツァラトゥストラ』&『イタリアより』


バーデン=バーデン& フライブルクSWR交響楽団を率いる首席指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロトが進めるシュトラウスの交響詩シリーズ最新盤。作曲家生誕150周年を迎えた2014年に登場するのは、『ツァラトゥストラはかく語りき』と交響的幻想曲『イタリアより』。順に2013年9月と2014年2月に、いずれもフライブルクでおこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 シリーズ前2作のアルバムからもわかるように、これまでもロトはレコーディングに際して、実演でのプログラムと並行して演奏内容を検証しつつ、その解釈を掘り下げる機会を得ていたとおもわれますが、このたびの『ツァラ』のケースも周到な準備をもって臨んでいることがうかがえます。ロトは2013年5月にBBCウェールズ・ナショナル管を指揮して同曲を演奏していたほか、2013年8月にフランスのラ・コート=サン=タンドレにおけるベルリオーズ・フェスティバルでも、バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団を指揮して同曲を演奏していました。さらに、本録音を挟んで、2014年4月にデンマーク国立響を指揮して同曲を演奏、2014年9月にはケルン・ギュルツェニヒ管を指揮して演奏予定といった具合に、レコーディングがまた実演との相乗効果を生んでもいるようです。
 2012/13年のシーズンより継続してシュトラウスの管弦楽曲に取り組んでいるロトですが、結果としてシュトラウスの音楽全体に対する理解を深め、シリーズを通して高水準の仕上がりにつながっているようにみえます。なお、ライヴ録音でありながら音質がすぐれているのもシリーズの特色。オリジナル楽器の手兵レ・シエクルも運用して「楽器の扱いのセンス」に秀でたロトが、スコアから引き出す膨大な情報量をあますところなく収めることに成功しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス:
1. 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30 [32:26]
2. 交響的幻想曲 op.16『イタリアより』 [45:11]

 イェルモライ・アルビケル(ヴァイオリン・ソロ:1)
 バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音時期:2013年9月4,5日(1)、2014年2月17,18日(2)
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【フランソワ=グザヴィエ・ロト】
1971年パリに生まれたフランスの指揮者。父はオルガニストで作曲家、教育者としても高名なダニエル・ロト。指揮者に転向する以前はフルートも学んでいたため、パリ音楽院でアラン・マリオンとヤーノシュ・フュルストのもとで研鑽を積み、ロンドンのドナテッラ・フリック指揮コンクールで第1位を獲得。この受賞により、ロンドン交響楽団のアシスタント・コンダクターに任命され、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタント・コンダクターも務めることになる。
これに並行して、ロトはアンサンブル・アンテルコンタンポラン、カーン劇場と密接な関係を築き、さらにトゥールーズ・キャピトール管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、パリ管弦楽団とも関わりを深め、2003年9月にパリ音楽院の指揮科教授となる。2011年9月にはドナウエッシンゲン音楽祭/フライブルク・コンツェルトハウスにて、ヴェーベルン、ブーレーズ、マーラーの交響曲第1番を指揮して、バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者としてデビューを果たす。
ロトのレパートリーは幅広く、17世紀から現代作品に至るまで、また交響曲、オペラ、室内楽など、精通するジャンルも多岐に亘る。2003年に、ピリオド楽器の室内オーケストラ「レ・シエクル」を創設、ときにはモダン楽器も柔軟に使用して多様なプログラムを取り上げている。「レ・シエクル」とは、日本のラ・フォル・ジュルネのほか、フランス、イタリア、ドイツ、イギリスで公演を行う。
手兵であるバーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団とレ・シエクルとの活動を軸に、今後もロンドン響、ベルゲン・フィル、フィンランド放送響への客演を予定するロトは、現在、同世代の中でももっとも多忙な活動をきわめる指揮者のひとり。(キングインターナショナル)

収録曲   

  • 01. Einleitung
  • 02. Von Den Hinterweltern
  • 03. Von Der Gro゚en Sehnsucht
  • 04. Von Den Freuden Und Leidenschaften
  • 05. Das Grablied
  • 06. Von Der Wissenschaft
  • 07. Der Genesende
  • 08. Das Tanzlied
  • 09. Nachtwandlerlied
  • 10. Auf Der Campagna
  • 11. In Rom's Ruinen
  • 12. Am Strande Von Sorrent
  • 13. Neapolitanisches Volksleben

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これほど大衆に知られ また疎外感のつきま...

投稿日:2017/03/01 (水)

これほど大衆に知られ また疎外感のつきまとう楽曲もない ニーチェの「ツゥラトゥストラ〜」を読んだ人も決して多くはないだろうから R.シュトラウスの命名のしくじりか S.キューブリックが冒頭部分だけを映画に使ったことも逆宣伝になったか だが「ツァラトゥストラ〜」は彼生涯の傑作なのだ R.シュトラウスの作曲技法の粋が凝縮している 音楽は四つのテーマによって構成される ソナタ形式のようにはテーマが羅列されず 展開すなわちテーマの葛藤の末に次のテーマが登場する だから4番目のテーマがようやく楽曲半ばで現れたところから本題に入る 「ツァラトゥストラ〜」は後半こそ聴きもので面白い ロト= SWRSO-BBFの演奏は焦点が定まっている R.シュトラウスのオーケストレーションの興を見事な演奏で体現している 演奏時間から見れば次の「イタリアより」がメインの位置にある 交響曲作家を目指した R.シュトラウスが交響詩へ移行する過渡期の大曲 交響曲と名乗らせていないだけで四楽章の立派な交響楽だ 機能的和声から飛び出る萌芽を宿したままだが豊穣の響きを実らせた音楽をロトは慈しむように朗々と歌い上げた 一聴をお勧めする    

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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