CD-R 輸入盤

シマノフスキ:マズルカ全曲 マルク=アンドレ・アムラン(P)

シマノフスキ(1882-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDA67399
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD-R

商品説明

アムラン最新作!
孤高の精神に宿る民族の魂の結晶!
簡潔にして野趣に富むシマノフスキの舞曲の世界をアムランが手がける!


シマノフスキ:マズルカ全曲/マルク=アンドレ・アムラン(pf)

カロル・シマノフスキの晩年は、当時全盛を極めた印象派からの影響色濃い作風からガラリと趣を変え、民族主義に傾倒した時代でした。
 1920年、40歳だったシマノフスキは療養も兼ねてタトラ山麓ザコバネ地方に移住。そこにはポトハレ音楽という民族音楽があり、それは刺繍模様のある民族衣装を着た山人達が地声で叫ぶような歌だったり、バイオリンやドュディと呼ばれるバグパイプのアンサンブルであったといいます。決して格調高い音楽ではありませんが、野生的で神秘に満ち、飾り立てない「原石」の美しさを湛えたものでした。
 シマノフスキはそれに魅せられました。奇しくもかつての仲間だった作曲家カルヴォヴィチが遭難したザコバネで、民衆の創造のなかに泉のごとく沸き上がる芸術の原点を見、新たな響きとの邂逅を果たし、新たな霊感を得たのです。
 このディスクに収められた作品はすべてそれ以降のもので、新しい響きを用い、ピアノ作品だけでなく、バレエ、オペラ、コンチェルトの大作を次々と発表し、ポーランド民族楽派の旗手としての名声を確立したシマノフスキの個性が最も輝いていた晩年様式の集大成と呼べるものになっています。

 シマノフスキの親友、アルトゥール・ルービンシュタインに捧げられたマズルカ op.50は、当のルービンシュタインが全20曲のうち4曲しか録音を残さなかった作品。ほかのピアニストの録音は折に触れて出ていたとはいえ、当代きってのヴィルトオーゾであるアムランが遂に全曲録音を果たしてくれたのですから、これからはこの演奏が世界標準となること請け合いです。ピアノ演奏史に末永く語り継がれる予感さえします。

カロル・シマノフスキ(1882−1937):
5つのマズルカ op.50
ヴァルス・ロマンティーク(ロマンティックなワルツ)
4つのポーランド舞曲
2つのマズルカ op.62

マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)

ユーザーレビュー

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シマノフスキの楽譜は春秋社から良いものが...

投稿日:2005/04/09 (土)

シマノフスキの楽譜は春秋社から良いものが出ています。見ると、脳死ものの物凄さです。アムランの演奏は一言で言うと、さらに凄すぎです。あまりにもスラスラ弾きすぎます。おかげでこの難曲群がとても簡単に聴こえてしまいます。これは相当に技巧に余裕がなければ出来ません。似たよう演奏はロルティの「ペトルーシュカ」でも経験できます。本物の超絶怪物ピアニストは誰よりも軽い音で輪郭を明確にしつつ、物凄いスピードで疾走し、かつ声部を自由に操ることが出来ます。聴き終わったあとからじわじわ来ます。大推薦!!!

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

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